Liz & Chainの眺めと料金|鎖橋を正面に望むブダペストのルーフトップバー
この記事の目次
Liz & Chain(リズ&チェーン)は、ペスト側の川岸に建つブダペスト・マリオット・ホテルの9階から、セーチェニ鎖橋(Széchenyi lánchíd)、ブダ城、聖イシュトヴァーン大聖堂をテーブルの真正面に並べて見せてくれるルーフトップバーです。見渡せる範囲の広さではほかの屋上バーにかないませんが、ここの魅力は名所が正面にきれいに並ぶ眺めにあります。絵はがきのような景色を、すぐ近くから眺められます。
この眺めを楽しみながら一杯飲むための場所で、料金は5つ星ホテル並みです。にぎやかな360度の眺めと安めの会計がよければ360 Bar(英語)、城地区で高さと高級感を求めるならWhite Raven Skybar(英語)が向いています。寒い季節も屋内ラウンジの大きな窓から城が見え、暗くなると名所がライトアップされるので、冬の夜でも十分に楽しめます。春から秋に日没どきのテラス席を狙うなら、予約が必要です。
※円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で計算した目安です。レートは変動します。

9階からの眺め:歴史ある名所を目の前に
バーへは、マリオットのロビーからエレベーターで9階へ上がります。テラスに出ると270度のパノラマが広がり、名所は遠くではなくすぐ近くに見えます。
左手には丘の上にブダ城がそびえます。正面にはドナウ川に架かるセーチェニ鎖橋があり、両端に石のライオン像が座っています。振り返ったペスト側では、聖イシュトヴァーン大聖堂のドームが屋根の上に浮かびます。
ここが、ブダペストのほかのルーフトップバーとの違いです。街なかの屋上バーには360度を見渡せる店がいくつもあり、その魅力は眺めの広さです。Liz & Chainは川岸に建っているので、ドナウ川と有名な名所が、間に何も挟まずに視界を埋めます。絵はがきに印刷されている景色を、間近で見るような感覚です。

夕暮れのテラス。川の真向かいにブダ城が見えます。写真:Liz & Chain Rooftop Bar
季節の食材とロスを減らしたカクテル
パロマやエル・ディアブロならどこのバーでも飲めるので、ここではぜひオリジナルのカクテルを頼んでみてください。ドリンクリストは、新鮮で季節の、多くは地元の食材を使い、できるだけ無駄を出さない考え方で組まれています。このガイドを最初に書いたときバーはこれを「Harvest Simplicity」と呼んでいて、2026年9月のメニューもその方針のままです。
ハンガリーらしい一杯なら、Tangerine Skyがおすすめです。Árpádのみかんのパーリンカ(ハンガリーのフルーツブランデー)にカンパリ、コアントロー、バニラとオレンジのシロップ、卵白を合わせたもので、5,700フォリント(約2,800円)です。ほかのシグネチャーカクテルは5,700〜6,900フォリント(約2,800〜3,400円)で、Gerbaux(Planteray 3 Starsのラム、カカオ、桃、マカダミア)からBerry & Branch(Tanqueray No. 10、オレンジ・クランベリー・ローズマリーのソーダ)までそろいます。
リストは入れ替わります。2025年7月には、Carrot(Zacapa Solera Gran Reservaのラム、カンパリ、赤のベルモット、にんじん、ラズベリー)が7,200フォリント、Raspberry(ラズベリーのパーリンカ、アペロールのインフュージョン、レモン、ルバーブのビターズ)が6,200フォリントでメニューに載っていましたが、どちらもいまはありません。

グラスの向こうにライトアップされた鎖橋。写真:Liz & Chain Rooftop Bar
お酒を飲まない人も心配はいりません。ノンアルコールカクテルにも同じように手間がかけられています。2026年9月のメニューでは、Earl’s Fizz(ノンアルコールのスパークリングワイン、アールグレイのコーディアル)、Cherry Lips、Scarlet Sprigが3,900フォリント(約1,900円)、Tailor’s Spritz、New Cuban、Maverickが4,900フォリント(約2,400円)です。
| 2026年9月のメニュー | 材料 | 料金 |
|---|---|---|
| Tangerine Sky | Árpádのみかんのパーリンカ、カンパリ、コアントロー、バニラとオレンジのシロップ、卵白 | 5,700フォリント(約2,800円) |
| Gerbaux | Planteray 3 Starsのラム、カカオ、桃、マカダミア、豆乳 | 5,700フォリント(約2,800円) |
| Apple & Leaf | Hendrick’sのジン、りんごとバジルのソーダ | 6,400フォリント(約3,100円) |
| Spicy Señorita | Don Julio Blancoのテキーラ、マンゴー・ハラペーニョ・コリアンダーのシロップ | 6,800フォリント(約3,300円) |
| Passion & Jasmine | Johnnie Walker Black Label、パッションフルーツとジャスミン茶のコーディアル、ココナッツウォーター | 6,800フォリント(約3,300円) |
| Berry & Branch | Tanqueray No. 10のジン、オレンジ・クランベリー・ローズマリーのソーダ | 6,900フォリント(約3,400円) |
| アレンジを加えたクラシック | Fancy Beansoup、Fuego Bloody Mary、Grapetini、Pink Horizon | 5,500〜6,200フォリント(約2,700〜3,000円) |
| ノンアルコールカクテル | Earl’s Fizz、Cherry Lips、Scarlet Sprig、Tailor’s Spritz、New Cuban、Maverick | 3,900〜4,900フォリント(約1,900〜2,400円) |
5つ星の眺めとゼロウェイストのおつまみ
キッチンはゼロウェイストの考え方で、食材を根から茎まで使い切ります。そのためメニューは食事というより小皿料理が中心で、ドリンクと眺めに合わせてつくられています。
- シェアするなら: アボカドとグリーンピースのフムス。ライム、コリアンダー、ギリシャ風ピタ付きで4,200フォリント(約2,100円)です。以前のGuacamole Trilogy(クラシック、マンゴーとハバネロ、ザクロの3種のワカモレに自家製トルティーヤチップス付き)に代わるもので、そちらは2025年7月に4,800フォリントでした。
- しっかり食べたいなら: ビーフタルタル。いまはケッパー、エシャロット、卵黄のクリーム、レモンの皮を合わせたフランス風で、自家製パンかフライドポテトが付いて8,900フォリント(約4,400円)です。2025年7月は黒トリュフのアイオリとザクロのサルサを添えた和牛タルタルで、8,500フォリントでした。
- グループなら: シェアボードを選ぶのが賢いやり方です。Green & Lightが19,900フォリント、Social Classicが23,900フォリント、Signatureが28,900フォリント(約9,800〜14,200円)で、どれもピタと小さなサラダが付きます。
5つ星ホテルの屋上らしく、料金は高めの価格帯です。
料金はフォリント表示で、支払いもフォリントです。円は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で換算した目安です。レートは変動します。
店の雰囲気と注意点
店内はモダンで、開放的なテラスに合う自然素材が使われています。かしこまった感じはなく、くつろいだ雰囲気です。デート、記念日を祝う少人数のグループ、ディナー前の一杯に向いています。音楽を重視するなら、予約のときに確認してください。

テラスが冬季休業でも、屋内ラウンジから城の景色を楽しめます。写真:Liz & Chain Rooftop Bar
注意点は、日没前後のテラスがいちばん混むことです。ほとんどの客が同じ90分のあいだにやって来るので、席が埋まるにつれてサービスが遅くなります。その時間帯にグラスが空きそうになったら、早めにスタッフに声をかけて次の一杯を頼んでおくと安心です。
上手な楽しみ方
夕暮れとその先
暗くなると鎖橋、ブダ城、大聖堂がライトアップされます。このテラスは、まさにその景色を眺めるための場所です。日没に間に合うよう早めに予約すれば、同じテーブルから3つの表情の街を眺められます。川の上に広がる昼の街、青く暮れていく街、そしてライトアップされた街です。

反対側を向けば、ライトアップされたエルジェーベト橋とゲッレールトの丘。写真:Liz & Chain Rooftop Bar
予約する時間がいちばん大切
行く日の日没時刻を調べ、その30〜45分前にテーブルを予約してください。明るいうちに着き、川の上の夕暮れとブルーアワーを眺め、そのままライトアップされた街並みまで楽しめます。平日の開店は17:00で、11月〜2月はその前後に日が沈んでしまいます。冬の夕日を見るなら、12:00に開店する土曜か日曜に行きましょう。
日没どきは予約が必須
バー自身はテーブル予約を「推奨」としていますが、日没どきのテラス席なら必須と考えてください。バーの予約ページからオンラインで予約するか、+36 20 444 6292に電話します。貸し切りイベントでその日の営業時間が変わることもあるので、飛び込みより予約が安心です。10人以上ならバーのサイトのイベント用フォームから申し込み、1人あたり10,000フォリント(約4,900円)の最低利用額と15%のサービス料がかかります。
服装
スマートカジュアルを目安にしてください。ジャケットとネクタイやドレスは要りませんが、ジム用の短パンや着古したTシャツは避けたほうが無難です。
ブダペストでいちばんの眺めか:目的別の選び方
答えは、その夜に何を求めるかによって変わります。
- 構図を重視するなら: ブダ城と鎖橋を正面に収めたドナウ川の眺めがほしいなら、Liz & Chainを予約してください。川岸という立地がほかとの違いです。日没に合わせて予約し、そのまま席にいれば、同じ構図を昼とライトアップの2回楽しめます。
- 360度のにぎやかさなら: 川から離れてもよいので、活気のある客層と360度のパノラマがほしいなら、アンドラーシ通りの360 Bar(英語)が向いています。料金も安めで、冬のイグルー席でも知られ、1年中楽しめます。
- 高級感と高さなら: ブダの城地区からいちばん高い視点で、より特別な雰囲気(料金もそれなり)を求めるなら、White Raven Skybar(英語)が別の角度から街を見せてくれます。
Liz & Chainの基本情報
| Liz & Chain Rooftop Bar | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 9階、Apáczai Csere János utca 4, 1052 Budapest |
| 営業時間 | 月〜金曜17:00〜翌1:00、土・日曜12:00〜翌1:00(キッチンは22:30まで) |
| 料金の目安 | シグネチャーカクテル5,700〜6,900フォリント(約2,800〜3,400円)、クラシック5,500〜6,200フォリント、ノンアルコール3,900〜4,900フォリント |
| 服装 | スマートカジュアルが店の雰囲気に合います |
| 予約 | 推奨、日没どきは必須。オンライン予約または電話+36 20 444 6292 |
| ウェブサイト | lizandchain.com |
営業時間、住所、電話番号、最新の全料金を載せたカクテルと料理のメニュー、グループ予約の条件は、2026年9月27日にlizandchain.com(トップ、メニュー、イベントの各ページ)で確認しました。2025年7月の料金は、このガイドを2025年7月に初めて掲載したときのものです。
よくある質問
Liz & Chainにはどんな服装で行けばいいですか?
スマートカジュアルです。店は洗練されつつもくつろいだ雰囲気で、マリオットの上品な空間にはその程度の服装がいちばんなじみます。ジャケットやネクタイは要りませんが、ジム用の短パンは避けたほうが無難です。
Liz & Chainは予約が必要ですか?
日没どきのテラス席なら必要です。lizandchain.comの「Book a table」ボタンからオンラインで予約するか、+36 20 444 6292に電話してください。10人以上のグループはバーのイベント用フォームから申し込み、1人あたり10,000フォリント(約4,900円)の最低利用額と15%のサービス料がかかります。
Liz & Chainのドリンクはいくらですか?
2026年9月のメニューでは、シグネチャーカクテルが5,700〜6,900フォリント(約2,800〜3,400円)、アレンジを加えたクラシックカクテルが5,500〜6,200フォリント、ノンアルコールカクテルが3,900〜4,900フォリントです。
ブダ城と鎖橋は夜にライトアップされますか?
はい、暗くなると名所はライトアップされます。日没前に予約すれば、1回の滞在で昼の景色、ブルーアワー、ライトアップをすべて見られます。
Liz & Chainは冬も営業していますか?
はい。大きな窓のあるおしゃれな屋内ラウンジがあるので、1年中楽しめます。ただし屋外テラスを存分に楽しめるのは、暖かい春から秋にかけてです。
DJはいますか?
音楽を重視するなら、予約の際に確認してください。
事前予約で窓口の列を避ける


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