ブダペストの牛肉火鍋HiBeef|潮汕式の食べ放題・料金・食べ方

最終更新: 2026-10-07·1 分で読めます
この記事の目次
  1. HiBeef Hot Potの基本情報
  2. ブダペストの火鍋に、潮汕式という選択肢が加わりました
  3. 潮汕火鍋はどこが違うのか
  4. HiBeef:中央市場の隣で食べる潮汕牛肉
  5. メニュー
  6. HiBeefでの火鍋の食べ方
  7. ブダペストの火鍋店比べ:HiBeefの位置づけ
  8. 最後に
  9. HiBeef Hotpot 喜牛潮汕牛肉火锅の店舗情報

HiBeef Hot Potの基本情報

向いている人牛肉好き、火鍋好き、自分で調理しながら食べたい人
所要時間1時間半〜2時間
料金食べ放題1人9,999フォリント(約4,900円)
営業時間毎日9:00〜23:00(金〜日曜は24:00まで)
アクセス地下鉄M4線フェーヴァーム広場駅、トラム2・47・49番
向かない人さっと食事を済ませたい人、料理は作ってもらいたい人

※円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で計算した目安です。支払いはフォリントで、レートは変動します。

ブダペストの火鍋に、潮汕式という選択肢が加わりました

ブダペストの火鍋ブームは、チャイナタウンの一部で始まったものが市内全体に広がり、新しい店が次々に開いています。ただし、そのほとんどは四川式か、一般的な中華火鍋です。しびれる辛さの大鍋がぐつぐつ煮え立ち、口の中が燃えるような体験も、それはそれで楽しいものです。チャイナタウンの店選びはブダペストの中華料理ガイドにまとめています。

潮汕火鍋はまったく別物です。中央市場の隣に開いたHiBeefは、広東省の沿岸地方のこの名物を、食べ放題で出しています。

ブダペストのフェーヴァーム広場に建つ中央市場(Nagyvásárcsarnok)。HiBeefはこの建物の隣にあります

写真:Fred Romero、CC BY 2.0。ヴァームハーズ環状通り(Vámház körút)側から見た中央市場です。HiBeefは隣にあり、写真には写っていません。

潮汕火鍋はどこが違うのか

潮汕火鍋(潮汕牛肉火锅)は、広東省東部の沿岸にある潮汕地方の料理です。この地方は牛肉にとことんこだわります。四川火鍋が具材を唐辛子と花椒の海に沈めるのに対し、潮汕火鍋は余計なものをそぎ落とし、牛肉そのものの味を生かします。質のよい肉だからこそ、辛さでごまかす必要がないのです。

主な違いは次の4つです。

牛肉:鮮度がすべてです。肉はできるだけその日に切り、紙のように薄くスライスし、十数種類の部位に分けて出します。部位ごとに食感が違います。「五花趾」「吊龍」「雪花牛」といった名前は、西洋の精肉店ならひとまとめに売ってしまう部分を細かく分けた呼び名です。

スープ:四川の真っ赤なラー油とは違い、潮汕のスープは澄んだあっさりした牛骨スープです。甘みを出すために大根やセロリを少し加えることもあります。あくまで牛肉を引き立てるための控えめなスープです(HiBeefは食べ放題向けにほかのスープも用意しています。詳しくは後述します)。

加熱時間:ここがいちばん大切です。部位によって、沸いたスープに入れるのは8〜15秒で、20秒や30秒ではありません。数秒長いだけで、上等な牛肉がゴムのように硬くなります。色をよく見て時間をきちんと守ることが、おいしく食べるいちばんのコツです。

タレ:主役は沙茶醤(沙茶)です。エビ、にんにく、香辛料で作る、甘みとうまみのあるペーストです。生の卵黄と混ぜると濃厚なタレになり、熱い牛肉によく絡みます。

HiBeef:中央市場の隣で食べる潮汕牛肉

HiBeef Hot Potはフェーヴァーム広場(Fővám tér)2-3番地、中央市場から数歩の場所にあり、ブダペストで観光客がいちばん行きやすい火鍋店と言えます。

店内はモダンで清潔な、すっきりしたアジア風の内装です。テーブルごとにIHコンロがあり、鍋は1人ずつです。衛生的なうえ、自分の牛肉を誰かにすくわれる心配もありません。

メニュー

形式は食べ放題です。料金は一律で、あとは何度でも追加注文できます。主役は切りたての牛肉で、ついたくさん頼みたくなります。

  • 切りたて牛肉の盛り合わせ(複数の部位の薄切り)
  • 手作り牛肉団子(弾力があってジューシーな、潮汕の名物)
  • 牛すじとハチノス(冒険したい人に)
  • ラム肉(変化がほしいときに)
  • 野菜、豆腐、麺(肉の合間に)

潮汕の正統派なら澄んだ牛骨スープ一択ですが、HiBeefは食べ放題向けに複数のスープを用意しているので、定番と並べてトマト、辛口、薬膳も選べます。

料金:食べ放題は1人9,999フォリント(約4,900円)です。牛肉とサイドメニュー、複数のスープ、ソフトドリンク、水、コーヒー、デザートが無制限です。12歳未満は半額、3歳未満は無料です。アラカルトで牛肉中心に頼むと高くなることがあり、この店ならやはり食べ放題がお得です。

料金はフォリント表示で、店で払うのもフォリントです。円は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で換算した目安で、レートは変動します。

ひとことアドバイス:12秒ルール

牛肉を運んできたスタッフが、たいてい食べ方を見せてくれます。薄切りを沸いたスープで8〜12秒しゃぶしゃぶし、すぐにタレにつけます。中心がまだピンク色なら、ちょうどよい火の通り具合です。灰色になったら少し長すぎたしるしなので、次の1枚で加減してみてください。

HiBeefでの火鍋の食べ方

潮汕火鍋が初めてなら、次の順番で食べるのがおすすめです。

ステップ1:スープを選ぶ まずは定番の牛骨スープがおすすめです。沸いた状態で運ばれ、IHコンロの上でずっと沸き続けます。

ステップ2:タレを作る タレのコーナーで作ります。潮汕の基本は、沙茶醤、生の卵黄、刻みにんにく、刻んだパクチーです。小皿で混ぜてください。

ステップ3:牛肉を注文する 初めてなら、いろいろな部位を少しずつ頼んでみてください。スタッフも勧めてくれますが、手作り牛肉団子は外せません。

ステップ4:しゃぶしゃぶする 箸で1枚取り、ぐらぐら沸いたスープに入れて8〜12秒揺らします(赤からかすかなピンクに変わるのを見てください)。そのままタレの小皿につけて食べます。

ステップ5:食べて、また頼む

ステップ6:締めは麺 最後に、牛肉のうまみがたっぷり出たスープに生麺を入れます。この時点で、店でいちばんおいしいスープになっています。

ブダペストの火鍋店比べ:HiBeefの位置づけ

ブダペストの火鍋は急増しています。HiBeefと主な店を比べると、次のとおりです。

店 スタイル 向いている人
HiBeef 潮汕式の牛肉、食べ放題 牛肉にこだわる人、自分で調理したい人
Luxi Beef Hotpot 1人鍋 自分だけの鍋、肉の質を重視する人
In Town Hot Pot 四川、タイ、ほか複数 スープの種類を楽しみたい人
Mandarin Grill & Hot Pot 四川の辛口 本格的な辛さを求める人

HiBeefの強み:潮汕式で牛肉の質を味わいたいなら、ブダペストでそれを専門にしているのがこの店です。一律の食べ放題料金なので、遠慮なく牛肉を頼めます。食べ放題の店をもっと知りたいならブダペストの食べ放題ガイドをどうぞ。

Luxi Beef Hotpot(ズグロー地区、メキシコーイ通り近く)は、HiBeefにいちばん近いライバルでしょう。こちらも牛肉の専門店で、1人ずつ小鍋が付きますが、厳密な潮汕式よりも一般的な中華・台湾寄りです。詳しくはLuxi Beef Hotpotのガイド(英語)にあります。足を延ばす前に、最新の営業時間を確認してください。

In Town Hot Potはチャイナタウンにあり、いまもブダペストでいちばん手の込んだ火鍋店です。スープも具材も種類が最も豊富ですが、モノリ・センター(Monori Center)まで出かける必要があります。

営業時間と空いている時間帯

  • 月〜木曜:9:00〜23:00
  • 金〜日曜:9:00〜24:00

行く時間の目安:

  • 平日の昼(11:00〜14:00):いちばん空いていて、料理もすぐ出ます
  • 週末の夜(18:00〜21:00):いちばん混みます。予約なしだと待つ覚悟が必要です
  • 夜遅め(21:00以降):だんだん空いてきます

ポイント:9:00に開くので、朝から火鍋という使い方もできます。

最後に

HiBeefは、これまでブダペストになかったタイプの店です。新鮮な牛肉、澄んだスープ、火の通しすぎは厳禁という本物の潮汕式牛肉火鍋を探しているなら、この店がおすすめです。食べ放題が一律9,999フォリントなら、コスパに文句のつけようがありません。

さっと食べられる店ではなく、少なくとも90分はみておく必要があります。それでも、火鍋の手順そのものを楽しみたい人や、街に多い四川式とは違うものを食べたい人なら、きっと満足できるはずです。

中央市場の隣なので、観光の日に組み込みやすいのも利点です。おみやげのパプリカを買い終えたら、自分で牛肉をしゃぶしゃぶしながらひと休みするのもいいでしょう。

HiBeef Hotpot 喜牛潮汕牛肉火锅の店舗情報

  • 住所:Fővám tér 2-3, 1056 Budapest(5区)
  • 営業時間:月〜木曜9:00〜23:00、金〜日曜9:00〜24:00
  • 料金:食べ放題1人9,999フォリント(約4,900円、12歳未満は半額)
  • 電話:+36 30 340 1892
  • アクセス:地下鉄M4線フェーヴァーム広場駅、トラム2・47・49番
  • 近くの見どころ:中央市場(Nagyvásárcsarnok)、自由橋
  • 予約:週末はおすすめ
  • 支払い:現金、カードとも可

ひとことアドバイス:午前中に中央市場をまわり、遅めの昼食にHiBeefへ行く組み合わせが便利です。数歩の距離なので、市場を見終わるころにはちょうどお腹も空いています。

よくある質問

潮汕火鍋とはどんな火鍋ですか?

中国・広東省の潮汕地方で生まれた火鍋です。新鮮で質の高い牛肉を紙のように薄く切り、澄んだ牛骨スープで短時間(8〜15秒)だけ火を通して食べます。四川火鍋と違って辛くありません。味わうのは牛肉そのものの風味です。

HiBeefは予約が必要ですか?

必須ではありませんが、週末の夕食と4人以上のグループは予約を強くおすすめします。平日の昼なら、たいてい予約なしで入れます。

HiBeefはベジタリアンでも楽しめますか?

あまり向いていません。野菜や豆腐はありますが、スープは牛ベースで、店のコンセプトそのものが肉中心です。ベジタリアンなら、野菜専用のスープがある火鍋店を選んでください。

HiBeefの食事代はいくらですか?

食べ放題は1人9,999フォリント(約4,900円)で、牛肉、サイドメニュー、スープ、ソフトドリンクが無制限です。12歳未満は半額、3歳未満は無料です。アラカルトで牛肉を中心に頼むと、これより高くなることがあります。

HiBeefとLuxi Beef Hotpotの違いは?

どちらも1人用の鍋で食べる牛肉火鍋の専門店です。HiBeefは潮汕式(薄切り牛肉、澄んだスープ、厳密な加熱時間)で食べ放題形式、Luxiはより一般的な中華・台湾寄りのスタイルで、1つの鍋で選べるスープの種類が多めです。場所も違い、HiBeefは中心部のフェーヴァーム広場、Luxiはズグロー地区のメキシコーイ通り近くです。

料金が変わった、閉店していたなど、お気づきの点はありますか?編集部に知らせる

あわせて読みたい