ハンガリー音楽の家の料金と予約|常設展とフレディ展は別チケット(2026年版)

最終更新: 2026-10-26·1 分で読めます
この記事の目次
  1. 黄金の屋根の下に、2種類のチケットと2つの料金
  2. 常設展こそが博物館本体です
  3. フレディ展は、隣の部屋とはまるで違う動き方をします
  4. 常設展が遅くまで開くのは金曜、土曜の夜はフレディ展
  5. 時間指定制をかみくだくと
  6. サウンドドームは月に2日休みます
  7. 市民公園の1日に組み込む

ハンガリー音楽の家(Magyar Zene Háza)では2種類のチケットを別々に売っていて、安い方が博物館本体です。同じ建物のフレディ展は、常設展「音の次元」(Hangdimenziók)の1.5〜2倍の料金です。どちらがどちらか確かめずに予約すると、目当てでもない展示に倍近く払うか、目当ての展示の前を素通りすることになります。

もうひとつは時間です。どちらの展示も時間指定制で、遅くまで開く日がそろっておらず、枠は売り切れます。公園を散歩したついでにふらっと入る場所ではなく、前の晩にスマホで予約しておく場所です。

※円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月3日のECB参考レート)で計算した目安です。レートは変動します。

黄金の屋根の下に、2種類のチケットと2つの料金

市民公園(Városliget)にある藤本壮介の穴あきの屋根は、無料で見られる部分です。その下のものはすべて別々にチケットが必要で、チケットの名前を取り違えると別の展示になります。

チケット 料金
常設展「音の次元」、通常 5,500フォリント(約2,700円)
常設展「音の次元」、割引(6〜26歳の学生、年齢に関係なく年金受給者) 3,300フォリント(約1,600円)
常設展「音の次元」、子ども(4〜6歳) 1,750フォリント(約860円)
常設展「音の次元」、特別割引 900フォリント(約440円)
フレディ展、平日 8,900フォリント(約4,400円)
フレディ展、週末 10,900フォリント(約5,300円)
フレディ展、学生・年金受給者、平日 6,300フォリント(約3,100円)
フレディ展、学生・年金受給者、週末 8,500フォリント(約4,200円)
フレディ展、教員・特別割引 1,900フォリント(約930円)
フレディ展、団体通常料金(平日・週末) 8,000フォリント(約3,900円)、9,800フォリント(約4,800円)

この表からわかることが3つあります。ひとつめは、特別展が常設展の1.5〜2倍の料金だということです。博物館のチケットを買ったら中に特別展も入っていた、という多くの人の思い込みとは逆です。

ふたつめは、フレディ展の週末料金です。同じ部屋、同じ展示品、より混んだフロアに2,000フォリント(約980円)多く払うことになります。日程に少しでも融通がきくなら火〜金曜に行きましょう。ここでは金曜も平日料金です。

みっつめは、フレディ展に学生・年金受給者料金があることです。平日の6,300フォリントは通常料金より2,600フォリント(約1,300円)安くなります。対象になる人にとっては、教員・特別割引の1,900フォリントが館内でいちばん大きな割引です。

常設展こそが博物館本体です

下から見上げたハンガリー音楽の家の穴あきの黄金の屋根。奥にガラスの壁と市民公園の木々 ハンガリー音楽の家の藤本壮介による屋根。Christo、CC0、Wikimedia Commons経由

どんな展示か: 屋根の下にある常設展「音の次元」(Sound Dimensions)は、ハンガリーとヨーロッパの音楽を、ガラスケースに楽器を並べた壁ではなく、聴いて回る部屋の連なりとしてたどる展示です。ヘッドホンの使用は必須でチケットに含まれ、言語はハンガリー語、英語、ドイツ語、フランス語です。4歳未満にはヘッドホンを渡せないので、チケットではなく無料で入ります。

行く価値がある理由: 読むものではなく体験するものがある、ブダペストではめずらしい博物館だからです。2時間いても、無理に歩かされている感じがありません。弱点は仕組みそのものです。すべてが時間指定制なので、見学を始める時間は館が決めます。希望の時間の枠が埋まっていれば、午後の予定を組み直すことになります。

ひとことアドバイス: クロークは無料で、利用は必須です。コートは展示室に持ち込めず、展示のページではバッグ、大きさに関係なくリュック、傘、ハンドバッグもすべて預けるよう求めています。ロッカーも無料で、100フォリント(約50円)硬貨を入れると戻ってきます。入る前に下の階で2分使えば、館内の2時間は手ぶらで過ごせます。

基本情報: 市民公園の中にあり、英雄広場から歩いてすぐです。地下鉄M1線(黄色)でセーチェニ温泉(Széchenyi fürdő)駅まで行き、徒歩約15分です。いちばん近いのはトロリーバス70番のオロフ・パルメ遊歩道(Olof Palme sétány)停留所で、74番はアイトーシ・デューレル通り(Ajtósi Dürer sor)、75番はジチ・ゲーザ通り(Zichy Géza utca)に止まります。車で来る場合、オンラインチケットとLiget+のアカウントがあればMúzeum Mélygarázsに2時間無料で駐車できます。料金は通常5,500フォリント、割引3,300フォリント、子ども1,750フォリント、特別割引900フォリントで、11人以上の団体は割引があります。入場は30分ごとの枠です。月曜休館。ブダペストカードでは無料ではなく20%引きです。

フレディ展は、隣の部屋とはまるで違う動き方をします

どんな展示か: ハンガリー音楽の家とWorld of Freddieが共同で作った特別展で、クイーンの1986年のネープスタディオン(Népstadion)公演から40周年、フレディ・マーキュリーの生誕80年を記念しています。9つのテーマ別の部屋に、ステージ衣装、家具、手書きの原稿など数百点のオリジナル資料が並び、一緒に仕事をした人たちの回想も紹介されています。2027年2月28日まで開かれます。

行く価値がある理由: ふだんなら音の博物館にお金を払わない人まで呼び込んでいるのがこの展示で、その理由は展示品の数です。数百点のオリジナル資料があり、本格的な規模の展示になっています。難点は料金で、小さな差ではありません。土曜の10,900フォリント(約5,300円)は常設展のおよそ2倍です。6歳未満の子どもにはすすめられていません。

ひとことアドバイス: フレディ展は2つのうちゆるい方ではなく、時間に厳しい方です。入場は15分ごとの枠で、遅れた人はまったく入れません。ランチが長引いたときに融通がきくのは、常設展の30分枠の方です。自分のペースで回れるのは入場してからで、チケットで館内に2時間いられます。余裕はフレディ展の後ではなく前にとってください。

基本情報: 同じ建物で、チケットは別です。平日8,900フォリント、週末10,900フォリント、学生と年金受給者は6,300フォリントと8,500フォリント、教員と特別割引は1,900フォリントです。火・水・木・日曜は10:00〜18:30(最終入場16:30)、金・土曜は10:00〜20:30(最終入場18:30)です。入場は15分ごとの枠で、館内に2時間いられます。ここでもヘッドホンは必須で、ハンガリー語か英語です。学芸員によるガイドツアーは、別チケットのプログラムとして行われています。

常設展が遅くまで開くのは金曜、土曜の夜はフレディ展

何週間も前に計画した人がつまずくのがここです。常設展が遅くまで開くのは週1日、金曜だけです。フレディ展は金曜と土曜の2日なので、土曜の夜でも行き止まりではなく、チケットが違うだけです。

展示・施設 開館時間 最終入場
常設展 火・水・木・土・日曜10:15〜17:50、金曜10:15〜19:50 16:15、金曜は17:45
フレディ展 火・水・木・日曜10:00〜18:30、金・土曜10:00〜20:30 16:30、金・土曜は18:30
サウンドドーム 常設展と同じ。ただし毎月第1火曜と第1水曜は休み 最終上映17:00、金曜は19:00
クリエイティブ・サウンドスペース 火〜木・土・日曜10:00〜18:00、金曜10:00〜20:00 16:30、金曜は18:30
ポップカルチャー・クラブ図書館 火・水・金曜10:00〜18:00、木曜13:00〜18:00、土曜10:00〜13:00 閉館時間まで
チケット売り場・案内所 火・水・木・日曜10:00〜18:00、金・土曜10:00〜20:00 閉館時間まで

月曜はすべて休みです。図書館は日曜も休みなので、館内で唯一、2日間の休みがある施設です。

午後の予定を本当に左右するのは閉館時間ではなく最終入場の時間です。火曜の常設展は16:15で入場を締め切るので、ランチが長引くと、扉はあと1時間半開いているのに見学はもうできません。金曜なら17:45まで入れます。1日の予定に合わせて組み込める博物館か、博物館に合わせて1日を組まなければならないかの違いです。

時間は季節で変わるので、行く日の時間をzenehaza.huで確認してください。年末年始の12月24日、25日、26日、31日と1月1日は、出かける前にその日付を同じページで確かめてください。

時間指定制をかみくだくと

常設展は30分ごと、フレディ展は15分ごとに入場が始まります。枠を予約し、その枠の時間に入る。仕組みはそれだけです。計画の前に頭に入れておきたいことが3つあります。

  • 早く着いても得はありません。 並べば早く進む列も、開館時間に来た人向けの早い入口もありません。自分の枠が自分の入場時間です。一方、フレディ展では遅刻は致命的で、遅れた人は入れません。
  • 枠は埋まります。 枠に空きがあれば窓口でその場でチケットを売ってくれますが、週末は現地でチケットが残っている可能性が低いため、館は常設展を事前購入のチケットで来るよう求めています。
  • 入ってしまえば、誰にも急かされません。 枠が決めるのは入場の時間で、滞在時間ではありません。館は常設展を約2時間とし、2〜3時間みておくようすすめています。フレディ展のチケットには独自の2時間枠があります。

この組み合わせがあるため、所要時間で見たブダペストの美術館・博物館ランキング(英語)でハンガリー音楽の家はいまの位置にあります。館内に約2時間、それに加えて、すき間に吸収するのではなく前もって計画しなければならない開始時刻があるからです。

サウンドドームは月に2日休みます

サウンドドームの時間は常設展と同じですが、ひとつだけ追加のルールがあります。毎月第1火曜と第1水曜は閉まります。祝日でもメンテナンスのお知らせでもなく、毎月決まった休みです。

このことは時間の表にしか書かれていません。ドームが目当てなら、予約の前にその月の火曜を数え、最初の火曜が旅行の日程に入るなら木曜に移しましょう。

ドームそのものは30分の上映で、1時間に2回始まり、定員は35人、3歳未満は無料です。注意したいのは最終上映の時間です。火〜木曜と週末は17:00、金曜は19:00で、展示の閉館時間よりかなり早いので、閉館まで入れると思わないでください。

ほかの2つの施設は別の理由で大事です。クリエイティブ・サウンドスペースは独自の時間と最終入場があり、ふだんは16:30、金曜は18:30なので、常設展の入場が締め切られた後もまだ入れることがあります。ポップカルチャー・クラブ図書館は土曜は13:00に閉まり、日曜は開かないので、週末ではなく平日に寄る場所です。

市民公園の1日に組み込む

建物があるのは、もともと行くつもりだった場所でいっぱいの公園の真ん中です。決まった入場枠は、すき間に押し込むものではなく、1日をその周りに組み立てるものです。

常設展は昼前か午後早めの枠で予約し、その前後にヴァイダフニャド城と英雄広場までの散歩を入れましょう。どちらも乗り遅れる開館時間がありません。フレディ展も行くなら、2つの展示を1回ではなく2回の見学と考え、フレディ展を先にしてください。15分枠は遅れられない枠なので、すっきりした始まりが必要です。常設展の30分枠は、予定が遅れても何とかなる方です。

お金の面では、常設展は5,500フォリントで、ブダペストカードは入場無料ではなく20%引き、ここでは約1,100フォリント(約540円)です。損益の計算はブダペストカードのガイドにあります。市民公園の博物館ひとつの20%引きだけではカードの元は取れないので、その週のほかの予定がカードで無料になる場所でいっぱいでないかぎり、単品のチケットを買いましょう。

建物を出ずに食事をするなら、館内のTrilla Bistroが火〜日曜の12:00〜20:00に営業しています(ラストオーダー19:30)。ビュッフェは同じ曜日の10:00〜18:00で、火〜金曜は夜のプログラムが終わるまで開いています。

日程的にこの建物へ行けるのが1回だけなら、金曜にしましょう。両方の展示が遅くまで開く唯一の日で、常設展は19:50、フレディ展は20:30までです。次点は土曜です。常設展は17:50に閉まりますが、フレディ展は18:30まで最終入場を受け付けています。

料金はハンガリー音楽の家の公式チケットショップ(ligetplusz.hu/jegyek/hangdimenziok、ligetplusz.hu/jegyek/freddie)、開館時間、入場枠、クロークのルール、アクセスはzenehaza.hu/en/opening-hours、zenehaza.hu/en/freddie-the-exhibition、zenehaza.hu/en/occasion/dimensions-of-sound-musical-journey-through-space-and-time、zenehaza.hu/en/access、サウンドドームの詳細はzenehaza.hu/gyakran-ismetelt-kerdesek、Trilla Bistroとビュッフェの営業時間はzenehaza.hu/en/gastronomy/restaurantとzenehaza.hu/en/gastronomy-1、ブダペストカードの割引はBKKの割引リスト。いずれも2026年10月26日に確認。支払いはフォリントで、円は1フォリント=約0.49円(2026年11月3日のECB参考レート)で換算した目安です。レートは変動します。

よくある質問

ハンガリー音楽の家の入場料はいくらですか?

どの展示かによって大きく違います。常設展「音の次元」は通常5,500フォリント(約2,700円)、割引3,300フォリント(約1,600円)、子ども1,750フォリント(約860円)、特別割引900フォリント(約440円)です。子ども料金は4〜6歳、割引料金は6〜26歳の学生が対象で、年金受給者は年齢に関係なく3,300フォリント、4歳未満は無料です。フレディ展は別チケットで、平日8,900フォリント(約4,400円)、週末10,900フォリント(約5,300円)です。学生と年金受給者は平日6,300フォリント、週末8,500フォリント、教員と特別割引は1,900フォリント、団体は8,000フォリントと9,800フォリントです。高いのは博物館本体ではなく特別展の方です。11人以上の団体は常設展の通常料金から割引があり、ブダペストカードは入場無料ではなく20%引きです。

ハンガリー音楽の家は事前予約が必要ですか?

どちらの展示も必要で、より厳しいのはフレディ展です。常設展は30分ごとの枠で入場し、その日の枠は売り切れ、早く着いても順番は早まりません。フレディ展は15分ごとの枠で、枠の時刻から15分以内に入場する必要があります。自分のペースで回れるのは入場してからで、フレディ展のチケットでは館内に2時間いられます。当日も窓口でチケットを売っていますが、空きのある枠だけです。週末は常設展を事前購入のチケットで来るよう館が求めています。市民公園に向かう前に買っておき、入口での運に任せないでください。フレディ展の週末料金は平日より2,000フォリント(約980円)高いので、それだけでも日程を考える価値があります。

ハンガリー音楽の家の見学にはどれくらいかかりますか?

館は常設展を約2時間とし、2〜3時間みておくようすすめています。これは館内のほかの展示を含まない時間です。フレディ展は追加ではなく2回目の見学と考えてください。チケットで館内に2時間いられ、衣装や手書き譜が並ぶ9つの部屋は、枠の最後の20分でざっと見られるものではありません。

ハンガリー音楽の家が夜遅くまで開いているのはいつですか?

どの展示かによって違い、2つはそろっていません。常設展が遅くまで開くのは金曜の1日だけで、10:15〜19:50、最終入場17:45です。火・水・木・土・日曜は17:50閉館、最終入場16:15です。フレディ展は金曜と土曜の2日で、どちらも20:30まで、最終入場18:30です。チケット売り場と案内所は金曜と土曜は20:00まで開いています。土曜の夜にハンガリー音楽の家を楽しむことは十分できますが、常設展ではありません。建物全体が月曜休館です。出かける前にzenehaza.huでその日の時間を確認し、年末年始(12月24〜26日、12月31日、1月1日)はその日付を同じページで確かめてください。

フレディ展は追加料金を払う価値がありますか?

クイーンがブダペストに来た理由のひとつなら、あります。9つのテーマ別の部屋に、ステージ衣装、家具、手書きの原稿など数百点のオリジナル資料が並び、フレディ・マーキュリーの仕事仲間や友人の回想も紹介されています。クイーンの1986年のネープスタディオン公演から40周年、マーキュリーの生誕80年を記念した展示で、2027年2月28日まで開かれます。難点は料金です。土曜の10,900フォリント(約5,300円)は、展示のある博物館本体のおよそ2倍で、平日に行けばまったく同じ展示で2,000フォリント安くなります。6歳未満の子どもにはすすめられていません。

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