ハンガリー地方の温泉10選|料金・営業時間・選び方(2026年版)

最終更新: 2026-10-21·1 分で読めます
この記事の目次
  1. 地方の大型温泉早見表
  2. ヘーヴィーズ温泉湖
  3. ビュックフュルデー
  4. エゲルサローク温泉
  5. ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉
  6. ハルカーニ
  7. ハイドゥーソボスロー
  8. ザラカロシュ
  9. マコー・ハジマティクム
  10. ジュラ城温泉
  11. シャールヴァール
  12. 目的別の選び方
  13. 温泉の効能と医療部門
  14. クリスマスと年末年始の営業時間
  15. 番外編:温泉ではないフェーニェシュ湯

ハンガリーの地方にある大型温泉は、ほとんどがブダペストの有名温泉より安く、平日はずっと空いています。しかも、ほぼすべてが金〜日曜と学校の休暇期間に料金を上げているので、多くの温泉では月〜木曜に行くだけで節約になります。

どの温泉も自前の源泉の上に建ち、半日で帰る人より、1週間ほど滞在する人を想定した施設です。のんびりした旅や湯治の滞在でこそ魅力が生きます。ブダペスト市内で過ごす時間しかないなら、市内の温泉を選ぶほうが現実的です。ここで紹介する温泉はオーストリア国境からルーマニア国境まで散らばっていて、ほとんどは車で2〜3時間かかります。洞窟、冬でも泳げる温かい湖、子ども向けのスライダーパーク、湯治向けの硫黄泉など、お湯に何を求めるかで選んでください。いちばん高いエゲルサロークは、いちばん安い温泉のおよそ2倍の料金です。

日本の温泉とは前提が違います。水着の着用が必須で、プールは男女一緒です。「温泉」というより、温かい鉱泉を使った大型のプール施設だと考えると近いです。

※料金はフォリント表示で、窓口で支払うのもフォリントです。円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レートで換算)です。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

地方の大型温泉早見表

大人1日券の料金で、2段階料金の温泉は平日またはオフピークの料金です。ピークはおおむね金〜日曜、学校の休暇期間、夏のシーズンです。

温泉 場所 大人1日券 営業時間
ジュラ城温泉 ジュラ、ルーマニア国境近く 5,300フォリント(約2,600円) 8:00〜19:00、アクアパロタは10:00から
ハイドゥーソボスロー(ハンガロスパ) 東部、デブレツェン近郊 5,500フォリント(約2,700円) 7:00〜19:00、アクア・パレスは10:00〜20:00
マコー・ハジマティクム マコー、南東部 5,900フォリント(約2,900円) 9:00〜20:00、金・土曜は22:00まで
ビュックフュルデー ビュック、オーストリア国境近く 6,550フォリント(約3,200円) 9:00〜18:00、金〜日曜は延長
シャールヴァール シャールヴァール、西部 6,600フォリント(約3,200円) 9:00〜21:00(療養温泉)
ザラカロシュ ザラカロシュ、南西部 6,700フォリント(約3,300円) 9:00〜19:00、金〜日曜は20:00まで
ハルカーニ ハルカーニ、ペーチ近郊 7,500フォリント(約3,600円) 10:00〜18:00、ウォーターワールドは金・土曜20:00まで
ヘーヴィーズ湖温泉 ヘーヴィーズ、バラトン湖近く 7,500フォリント(約3,600円)、3時間券4,500フォリント(約2,200円) 10月25日〜2月14日は9:00〜16:30
ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉 ミシュコルツ、北東部 8,500フォリント(約4,100円) 9:00〜19:00、プールは18:30まで
エゲルサローク(サリリス) エゲルサローク、エゲル近郊 10,700フォリント(約5,200円)、金〜日曜11,900フォリント(約5,800円) 10:00〜20:00、金・土曜は21:00まで

このうち3か所は、いちばん人気のエリアが追加料金です。ジュラのウォーターパーク、アクアパロタは平日2,700フォリント、週末3,000フォリントの追加で、サウナパークのカステッロ(Castello)はさらに1,500フォリントです。ハイドゥーソボスローの屋内施設アクア・パレスは追加料金ではなく別チケットで6,400フォリント。ザラカロシュはメディカル&サーマルワールドに2,300フォリント、サウナワールドに3,700フォリントの追加料金がかかります。

ヘーヴィーズ温泉湖

生物が生息する温泉湖としては世界最大です。10か所の中で唯一、プールではなく本物の湖で、1月でも屋外で泳げます。冬の冷え込みよりも速く、源泉が湖の湯を入れ替え続けているためです。桟橋の上にある中央の浴場棟(A棟とB棟)は閉鎖が続いているため、いまは屋外での入浴のみです。正面入口、フェシュテティチ浴場棟(Festetics)、ウェルネスエリア、屋根付きの休憩エリアは開いています。

チケットの選び方もほかの温泉とは違います。6時間も湖に浸かっている人はほとんどいないため、1日券ではなく時間制のチケットが基本で、多くの人には4,500フォリントの3時間券で十分です。いまは1時間の無料延長が付いていて、オンラインで買えば4,200フォリントです。1日券は7,500フォリント、オンラインなら7,100フォリント。60歳以上のシニアと14歳以上の学生は3時間4,000フォリント、1日7,000フォリント、6〜14歳の子どもは2,400フォリントと3,600フォリントです。町に1週間泊まるなら、10時間券13,000フォリントと20時間券23,000フォリントのほうがずっとお得です。どちらもリストバンドに2,000フォリントの返金可能なデポジットがかかります。

営業時間は季節で変わります。2026年10月25日から2027年2月14日までは9:00〜16:30で、入浴は16:00まで。2月15日から3月21日までは17:30閉館で、入浴は17:00までです。

町全体が湖を中心にできていて、入口から歩いて数分の範囲にカフェ、レストラン、治療施設がぎっしり並び、上の斜面にはエグレジ(Egregy)のワインの丘があります。ヘーヴィーズには屋内の温泉・治療センターも別にあり、医療的な治療は平日7:00〜15:00、屋内プールは毎日、平日7:00〜17:00、週末8:00〜17:00です。

日帰りで車を走らせるほどの場所かどうかも含めて、ブダペストからのヘーヴィーズ日帰り旅行で詳しく紹介しています。

ビュックフュルデー

国の北西の隅にある温泉で、オーストリア国境に近く、グラーツやウィーンからも車で気軽に行けます。温泉プール、アドベンチャープール、屋外プール群、サウナワールドを中心にした大きくてよく手入れされた施設で、テニスコート、ゴルフ場、サイクリングコースも併設されています。

平日とピーク期間の料金差がはっきりしています。大人1日券は月〜木曜6,550フォリント(約3,200円)、ピーク期間は7,650フォリント(約3,700円)です。ピーク期間はすべての金〜日曜と、10月23日〜11月1日、12月25日〜1月3日です。14〜19歳の学生とハンガリーの年金手帳を持つ人は4,500フォリントか5,000フォリント、3〜14歳の子どもは3,200フォリントか3,500フォリントです。15:00以降に入ると大人券が平日5,100フォリント、ピーク期間5,600フォリントになり、夕方にひと浴びしたいだけなら、これがいちばんお得です。

営業時間は月〜木曜9:00〜18:00、金・日曜9:00〜19:00、土曜9:00〜20:00です。

エゲルサローク温泉

エゲルサロークには「塩の丘」があります。ミネラルを含んだ湯が斜面を流れ落ち、数十年かけて積み上がった白い石灰華の段丘で、トルコのパムッカレと同じしくみでできています。実際に目を見張る光景で、絵はがきにもよく使われています。

いまではハンガリーの地方温泉で、群を抜いていちばん高い温泉でもあります。大人1日券は月〜木曜10,700フォリント(約5,200円)、金〜日曜11,900フォリント(約5,800円)、65歳以上のシニアは8,800フォリントか9,900フォリント、3〜13歳の子どもは8,300フォリントか9,200フォリントです。大人2人と子ども1人の家族券は25,200フォリントか28,200フォリント。大人の3時間券は8,500フォリントか9,500フォリントで、17:00以降は大人4,300フォリントか4,700フォリントです。祝日も同じ料金で、1日券はオンラインでも買えます。

週末の大人券は、ハイドゥーソボスローの夏以外の料金の2倍以上になります。この料金を払ってでも行く理由は、ほぼ塩の丘にあると考えてよいでしょう。営業は日〜木曜10:00〜20:00、金・土曜10:00〜21:00で、閉館30分前にプールから上がる必要があります。

温泉はフングエスト・サリリス(Hunguest Saliris)ホテルと直結していて、城とワインセラーのあるエゲルの町まで約20分です。

ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉

国内でもほかに例のない温泉です。プールは天然のカルスト洞窟の中に掘られていて、低い通路をくぐって部屋から部屋へ泳ぎ、日の光の届くところと届かないところを出入りします。場所によっては岩がすぐ頭上に迫ります。星の間、ローマの間、橋の間、古い洞窟プールがあり、屋外プールと子ども用プールは夏のシーズンだけ開きます。洞窟プールは2024年9月の火災で閉鎖され、2026年8月20日に再開しました。アクアセラピーのエリアはまだ閉鎖中です。

2026年8月20日から年末までの料金は次のとおりです。大人1日券は8,500フォリント(約4,100円)、子ども・学生・年金受給者は6,400フォリント、大人2人と子ども1人の家族券は18,700フォリントです。3時間券なら大人6,000フォリント、16:00以降は4,300フォリントに下がり、サウナは2,200フォリントの追加です。ミシュコルツ市民は割引の5,100フォリントです。

営業は9:00〜19:00ですが、チケット売り場は18:00に閉まり、プールは18:30に終了します。遅く着くと、思ったよりずっと短い時間しか入れません。

洞窟そのものについてはミシュコルツタポルツァ洞窟温泉のガイドで詳しく紹介しています。

ハルカーニ

ハルカーニの魅力はお湯そのものにあります。地下わずか50〜70mから平均62℃で湧き出し、1リットルあたり1,000mgを超えるミネラルが溶け込み、硫化カルボニルを1リットルあたり約12mg含んでいます。ヨーロッパでは珍しい成分で、温泉では研究プログラムも行われています。脊椎や関節の変性疾患、乾癬、慢性の婦人科系の炎症に使われています。

温泉とウォーターワールドの1日券は7,500フォリント(約3,600円)、優先期間は8,000フォリント(約3,900円)です。65歳以上のシニアと4〜18歳の子どもは6,500フォリントか7,000フォリント。大人2人と子ども1人の家族券はオフピーク17,500フォリント、優先期間18,500フォリントで、4〜14歳の子どもが1人増えるごとに4,500フォリントか4,700フォリントです。15:00以降は大人6,800フォリント、大人7回券はオフピークで49,500フォリントです。チケットにはハルカ(Harka)ウォーターワールド、サウナワールド、屋内の子どもエリアも含まれます。温泉は毎日10:00〜18:00、ウォーターワールドは金・土曜20:00までです。

屋外プールは別チケットでずっと安く、大人5,400フォリント、割引4,400フォリントですが、営業は5月21日〜9月6日だけで冬は閉まっています。1年の大半は温泉のチケットしか選択肢がありません。

ハルカーニは国の最南部にあるので、単独の目的地というより、シクローシュ城(Siklós)やヴィラーニのワイン産地と組み合わせるのが自然です。

ハイドゥーソボスロー

ヨーロッパ最大の温泉施設で、チケットの選び方さえ押さえれば、10か所の中でいちばんお得に楽しめます。お湯は1925年の試掘調査で掘り当てられ、ヨウ素と臭素を豊富に含んでいることがわかりました。独特のにおいと茶色がかった色、リウマチや皮膚疾患に効くという評判はそこから来ています。

ハイドゥーソボスローのハンガロスパの空撮。敷地いっぱいにプールと芝生が広がる。写真:Hungarospa

ハンガロスパ(Hungarospa)はチケットが別々のいくつかのエリアに分かれていて、料金の差が大きいです。療養温泉は大人で1月〜6月中旬と9〜12月が5,500フォリント(約2,700円)、夏の平日6,000フォリント、夏の週末6,500フォリントです。オフシーズン料金で、年金受給者は4,800フォリント、学生と4歳以上の子どもは4,600フォリントです。屋内のアドベンチャー施設アクア・パレスはまったく別のチケットで、オフシーズン6,400フォリント(約3,100円)、夏と週末7,400フォリント、サウナワールドはさらに2,200フォリントの追加です。

療養温泉は毎日7:00に開いて19:00に閉まります。ここで紹介する温泉でいちばん早い開館で、混む前にプールに入りたい人には便利です。アクア・パレスは10:00〜20:00で、プールエリアは19:30から退場が始まります。屋外プールは5月1日〜9月30日、アクアパークは6月15日〜8月31日なので、10月〜4月に使えるのは療養温泉とアクア・パレスだけです。

デブレツェンまで20分、ホルトバージのプスタ(大平原)も半日で行ける距離です。長めの滞在の計画はハンガロスパ・ハイドゥーソボスローのガイドにまとめています。

ザラカロシュ

ザラカロシュは南西部の家族向け温泉です。キッズワールド、いくつものスライダーパーク、波のプール、屋内のアドベンチャー施設があり、療養プールは遊びのエリアと混ぜずに別チケットにしています。

大人1日券はピーク期間外6,700フォリント(約3,300円)、ピーク期間7,400フォリント(約3,600円)です。ピーク期間はすべての金・土・日曜、学校の休み、連休、夏のハイシーズンです。6〜17歳の学生券は5,700フォリントか6,300フォリント、3〜5歳の子どもは3,900フォリントか4,400フォリント、3歳未満は登録料400フォリントです。大人2人以上と子ども1人以上の家族は、2人目以降の子どもや学生が1人につき5%引きになります。

5,100フォリントの午後券は月〜木曜の16:00以降だけで、祝日と学校の休暇期間は使えません。毎日使えるわけではありませんが、平日に行くならしっかり安くなります。メディカル&サーマルワールドは2,300フォリントの追加、サウナ3室とアウフグースのあるサウナワールドは3,700フォリントで、ピーク期間のみ10:00〜20:00に開きます。

営業時間は月〜木曜9:00〜19:00、金〜日曜9:00〜20:00です。2026年の屋外シーズンは9月20日に終わり、波のプールとアドレナリン・スライダーパークは6月下旬〜8月末のみです。屋内のアトラクション温泉、キッズワールド、療養プールは冬も開いています。

ナジカニジャとキシュ・バラトン湿地保護区も、車ですぐの距離です。

マコー・ハジマティクム

建物そのものが見どころの温泉です。ハジマティクム(Hagymatikum)は、20世紀のハンガリーでもっとも名の知られた建築家マコヴェツ・イムレ(Makovecz Imre)が、有機的建築のスタイルで設計しました。曲線を描く木材、ドームの形、自然素材を使い、ひとつの箱ではなく連なったパビリオン群になっています。国内のどこにも似たものがなく、建物を見るためだけでも足を運びたくなります。詳しくはマコー・ハジマティクム温泉のガイドをご覧ください。

料金も手ごろです。大人1日券は平日5,900フォリント(約2,900円)、ピーク期間6,500フォリント(約3,200円)、25歳未満の学生と60歳以上の年金受給者は4,500フォリントか4,800フォリント、大人2人と14歳未満の子ども1人の家族券は12,900フォリントか14,900フォリントです。16:00以降は大人券が3,900フォリントに下がります。金・土曜の19:00〜22:00には夜間営業があって2,800フォリント、入場、サウナワールド、スライダー、10分間のハイドロマッサージをまとめたオールインワン券は9,900フォリントです。

基本チケットで入れるのはアトラクションプールと療養プール、練習用プール、キッズワールドで、スライダー、サウナワールド、VRアトラクションは追加料金です。

営業時間は月〜木曜と日曜9:00〜20:00、金・土曜9:00〜22:00です。セゲドまで33kmです。

ジュラ城温泉

このリストでいちばん安いフルサイズの温泉で、15世紀のれんが造りの城のすぐ隣にあります。ほかではまず見られない組み合わせです。療養プール、屋外プール、競泳プール、屋内ウォーターパークのアクアパロタ、サウナパークのカステッロがあります。

大人1日券は5,300フォリント(約2,600円)、同じ日に出入りしたいなら5,800フォリントです。学生と年金受給者は4,900フォリント、再入場付きで5,400フォリント。16:00以降は大人4,900フォリントです。6歳未満は登録料500フォリントです。アクアパロタの追加料金は平日2,700フォリント、週末とピーク期間3,000フォリントで、サウナパークのカステッロはさらに1,500フォリントです。

2026年9月1日から、療養温泉と屋外プールは8:00〜19:00、アクアパロタは10:00〜19:00、競泳プールは6:00からです。サウナパークの土曜の夜のウェルネスは20:00〜24:00で3,100フォリントです。プールとサウナは閉館15分前に終了します。

ジュラの町には城と博物館があり、ケレシュ・マロシュ国立公園もすぐそば、ルーマニア国境まで数kmです。

シャールヴァール

シャールヴァールは洗練された温泉です。年に364日営業し、休みは12月24日だけです。療養温泉は毎日9:00〜21:00で、日〜木曜の閉館時間はこの中でいちばん遅くなっています。そのため、ドライブの途中に立ち寄る予定も立てやすい温泉です。ファミリー温泉は営業時間が短く、月〜木曜10:00〜18:00、金・土曜9:00〜21:00、日曜9:00〜18:00です。屋外プール、波のプール、スライダーパークは夏のシーズン以外は閉まっています。

ただし、ピーク期間の値上がり幅は10か所の中でいちばん大きくなります。大人1日券はメインシーズン外6,600フォリント(約3,200円)、メインシーズン8,900フォリント(約4,300円)で、メインシーズンにはすべての金・土・日曜と、12月21日〜31日を含むほとんどの学校の休暇期間が入ります。学生は4,000フォリントか5,400フォリント、3〜14歳の子どもは3,600フォリントか4,500フォリント、3歳未満は500フォリント、大人2人と子ども1人の家族券は14,500フォリントか18,700フォリントです。お得なのは夕方のチケットで、オフピークは16:00から4,400フォリント、18:00から2,400フォリント、メインシーズンは5,900フォリントと3,300フォリントです。

うっかりしやすい点がひとつあります。チケットには通常ロッカーが含まれていますが、夏(2026年は6月19日〜8月31日)はロッカーが別料金で、1人1日1,000フォリントです。

町にはナーダシュディ城(Nádasdy)とシャールヴァール樹木園があり、温泉直営のキャンプ場とホテルが同じ敷地にあります。

目的別の選び方

  • いちばん安い1日券:ジュラの5,300フォリント、または夏以外のハイドゥーソボスロー療養温泉の5,500フォリント。
  • 子ども連れにおすすめ:ザラカロシュとハイドゥーソボスロー。どちらも療養部門ではなく、スライダーパークとキッズワールドを中心につくられています。
  • 個性で選ぶなら:洞窟ならミシュコルツタポルツァ、マコヴェツの建築ならマコー、塩の丘ならエゲルサローク。
  • 冬におすすめ:屋外プールが使えない時期でも湖が使えるヘーヴィーズと、21:00閉館のシャールヴァール。
  • 日〜木曜にいちばん遅くまで開いている:シャールヴァールの療養温泉で21:00まで(マコーは金・土曜22:00まで)。いちばん早く開くのはハイドゥーソボスローで7:00から。
  • 本格的な湯治:硫黄泉ならハルカーニ、ヨウ素・臭素泉ならハイドゥーソボスロー。

多くの温泉では、火曜に行くのがいちばん安く入る方法です。ほぼすべてが金〜日曜を平日より高く設定していて、シャールヴァールでは1人2,300フォリントの差があります。ヘーヴィーズ、ミシュコルツタポルツァ、ジュラは曜日にかかわらず同じ料金です。

温泉の効能と医療部門

これらの温泉は、温水プールのあるスパホテルとは性格が違います。いくつかの温泉は本物の医療部門を持ち、健康保険が適用される治療の料金が入場券と同じ価格表に載っています。湖の温泉がリウマチ病院に属するヘーヴィーズのほか、ハイドゥーソボスロー、ジュラ、ザラカロシュ、ハルカーニです。効能は源泉の成分によって異なるので、どこでも同じというわけではありません。ハルカーニの硫黄泉とハイドゥーソボスローのヨウ素・臭素泉は、役割が違います。

全体として、プールは関節や脊椎の変性疾患、手術後のリハビリ、一部の慢性の皮膚疾患に使われています。温かいお湯が関節への負担を減らし、体を動かしやすくするのが主なしくみです。のんびり過ごすためではなく、特定の症状の治療が目的なら、ハイドゥーソボスロー、ハルカーニ、ヘーヴィーズ、ジュラの医療部門はいずれも診察を行っていて、治療券はどこでも入場券とは別です。

クリスマスと年末年始の営業時間

各温泉が2026〜27年について発表している年末年始の営業時間です。ビュックとシャールヴァールは12月24日が休館、ハイドゥーソボスローのアクア・パレスは12月31日は18:00閉館です。ジュラ、ハルカーニ、マコーは、12月に行く前に各温泉の公式サイトで確認してください。

温泉 12月24日 12月25日 12月26日 12月31日 1月1日
ヘーヴィーズ湖温泉 9:00〜14:00 9:00〜16:30 9:00〜16:30 9:00〜16:00 11:00〜16:30
ビュックフュルデー 休館 9:00〜19:00 9:00〜20:00 9:00〜17:00 9:00〜19:00
ザラカロシュ(アトラクション温泉) 9:00〜18:00 9:00〜20:00 9:00〜20:00 9:00〜19:00 10:00〜20:00
エゲルサローク(サリリス) 10:00〜16:00 10:00〜21:00 10:00〜21:00 10:00〜17:00 10:00〜21:00
ミシュコルツタポルツァ 9:00〜14:00 9:00〜19:00 9:00〜19:00 9:00〜17:00 14:00〜19:00

年末年始の営業時間:spaheviz.hu、bukfurdo.hu、zkf.hu、salirisfurdo.hu、barlangfurdo.hu、sarvarfurdo.hu、hungarospa.huで確認(2026年10月)。

番外編:温泉ではないフェーニェシュ湯

タタ近郊のフェーニェシュ湯(英語)は地方の温泉と一緒に紹介されがちですが、温泉ではありません。加温しない20〜22℃のカルストの湧き水を使っていて、プールが開くのは6月15日〜8月31日の年78日だけです。水は冷たいものの景色は美しく、温泉とはまったく別の楽しみ方をする場所です。

入場料、営業時間、追加料金、季節の日程、年末年始の営業時間は、2026年10月21日に各温泉の公式サイトで確認。

よくある質問

ハンガリーの地方の温泉でいちばん安いのはどこですか?

ジュラ城温泉で、大人1日券は5,300フォリント(約2,600円)です。すぐ後に続くのがハイドゥーソボスローの療養温泉で、夏以外は5,500フォリント(約2,700円)。どちらもウォーターパークは別料金です。

いちばん高いのはどこですか?

エゲルサロークで、大人1日券は金〜日曜11,900フォリント(約5,800円)、平日10,700フォリント(約5,200円)です。この中でいちばん安い温泉の2倍以上です。

事前予約は必要ですか?

必要ありません。どの温泉も窓口でチケットを売っていて、オンライン販売もしている温泉がいくつかあります。ヘーヴィーズではオンラインのほうが安く、3時間券が4,500フォリントではなく4,200フォリントです。

冬に行けるのはどこですか?

10か所とも屋内プールで冬も営業しています。閉まるのは屋外の夏季エリアです。ハルカーニの屋外プールは5月21日〜9月6日、ハイドゥーソボスローの屋外プールは5月1日〜9月30日、ザラカロシュは9月20日に屋外プールを閉め、シャールヴァールの屋外プールとスライダーパークも閉鎖中、ミシュコルツタポルツァの屋外プールは夏季のみです。冬に特におすすめなのはヘーヴィーズです。真冬でも泳げるほど温かい屋外の湖で、10月25日〜2月14日は9:00〜16:30の営業です。1月に湖面に立ちこめる湯気を見るために、この時期に訪れる人がいます。

クリスマスと年末年始も営業していますか?

ほとんどが営業していて、12月24日と31日は短縮営業です。ビュックとシャールヴァールは12月24日が休館です。発表済みの温泉の日ごとの営業時間は、本文の表にまとめています。

子どもは温泉プールに入れますか?

ハンガリーの法律(政令510/2023)では、14歳未満は療養プールと35℃を超えるプールに入れず、6歳未満はマッサージプールとジャグジーに入れません。この規則はここで紹介するどの温泉にも当てはまります。ヘーヴィーズの屋内プールは、医師の指示による治療で大人が同伴する場合に限り14歳未満を受け入れます。ほとんどの温泉には、温度の低い子ども用プールが別にあります。

ブダペストの温泉と比べるとどうですか?

料金が安く、施設も広く、ずっと空いています。ただし車で2〜3時間かかり、ほとんどは日帰りで無理なく行ける距離ではありません。ブダペスト市内で過ごす時間しかないなら、ブダペストの温泉の料金と質の比較で選択肢を、予算が気になるならブダペストの安い温泉をご覧ください。

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