ブダペスト空港から市内への行き方|100Eバス・タクシー・送迎の料金比較
この記事の目次
空港からはFőtaxi、Bolt、Uberのどれも市の規制運賃の同じメーターで走るので、アプリで呼んでも公式タクシーとほぼ同じ料金です。本当の選択肢は、車にするか、デアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc tér)まで24時間走る空港直行バス100Eにするかです。たいていの人には100Eが基本です。荷物が重いときや深夜2時に着くときはタクシーか配車アプリ、手間をゼロにしたい家族やグループには専用送迎が向いています。断るべきなのは、疲れた到着客をねらう個人営業の運転手だけです。予約窓口のFőtaxiか、アプリで呼んだ車に乗ってください。
リスト・フェレンツ国際空港(Budapest Liszt Ferenc Nemzetközi Repülőtér、BUD)は中心部から南東に約24kmです。100Eは2,500フォリント(約1,200円)で約40分かかります。ほかの行き方は、安い200Eバスと地下鉄M3の乗り継ぎ、相乗りシャトルのminiBUDです。
到着するターミナルや、ゲートから出口までの流れはブダペスト空港ガイドから読んでください。事前予約、専用車、深夜の送迎をくわしく知りたいならブダペスト空港の送迎ガイドをどうぞ。
※円換算は1フォリント=約0.49円、1ユーロ=約177円(2026年11月3日のECB参考レート)で計算した目安です。レートは変動します。
ひと目でわかる空港からの移動手段
飛行機を降りたばかりのときは、すぐ決められる要点だけ知りたいものです。主な選択肢を表にまとめました。
| 移動手段 | 評価(5点満点) | 料金の目安(フォリント/円) | 所要時間 | 便利さ | 向いている人 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100E空港直行バス | 4 | 2,500フォリント/約1,200円 | 40分 | 高い | 予算重視、中心部へ直行したい人 | 直行、本数が多い、24時間運行 | 混むことがある、専用券が必要 |
| 200Eバス+地下鉄M3 | 3 | 850フォリント/約410円(90分券) | 45〜60分以上 | ふつう | とにかく安く、荷物が軽く、冒険好きな人 | いちばん安い、BKKの定期券で乗れる | 乗り換えが必要、手間がかかる |
| Főtaxi(公式タクシー) | 4 | 13,000〜16,300フォリント/約6,300〜7,900円 | 30〜35分 | とても高い | 直行で確実に行きたい人 | 公式、料金がわかりやすい窓口方式 | バスより高い、渋滞の影響を受ける |
| Bolt(配車アプリ) | 4.5 | 13,000〜16,300フォリント/約6,300〜7,900円 | 25〜40分 | とても高い | アプリで手軽に、グループにも | アプリが簡単、料金が明確 | アプリが必要、割増料金はなし |
| Uber(配車アプリ) | 4 | 13,000〜16,300フォリント/約6,300〜7,900円 | 25〜40分 | とても高い | 使い慣れたアプリで、XLならグループにも | よく知られたブランド、2AでPIN乗車 | 運賃はタクシーと同じ規制運賃 |
| miniBUD(相乗りシャトル) | 3.5 | 2,499フォリント/約1,200円から | 30〜60分 | 高い | ドア・ツー・ドアがいい1人旅やカップル | ドア・ツー・ドア、タクシーより安い | ほかの乗客を待つことがある |
| 専用送迎 | 5 | 35ユーロ(約6,200円、運営会社の換算で約12,800フォリント)から | 30〜35分 | 最も高い | 家族、グループ、とにかく楽をしたい人 | スムーズ、事前予約、ストレスなし | 事前予約が必要 |
この表は出発点です。どれが「いちばん」かは、予算、荷物、同行者、それに到着したときにどれだけ元気が残っているかで決まります。以下で1つずつくわしく見ていきます。
100Eバス:ブダペストの空港専用直行バス
100Eはブダペストの空港専用の直行バスで、多くの人にとって第一の選択肢です。空港から街のまさに中心、デアーク・フェレンツ広場まで直行し、途中でカールヴィン広場(Kálvin tér)とアストリア(Astoria)に停まります。路線の詳細はBKKのウェブサイトにあります。
よい点、気になる点、実際のところ:
このバスは頼れる働き者です。直行で、渋滞がなければ約40分とそこそこ速く、24時間、本数も多く走っています。日中はたいてい6〜15分以上待つことはなく、深夜でも30〜40分おきに来ます。荷物を置くスペースが広いのも大きな利点です。
「中心部へ直行」は便利ですが、デアーク・フェレンツ広場からホテルまで、さらにトラムや地下鉄でひと駅かかるかもしれません。荷物が多いと、この最後の区間がつらくなります。8月の暑い午後はバスが混むので、大きなスーツケースがあると、その横に立ったまま乗ることになるかもしれません。
現在の料金と乗車券(2026年):
100Eの空港シャトル1回券は2,500フォリント(約1,200円)で、2025年10月1日に2,200フォリントから値上がりしました。100Eに1回乗れるだけで、地下鉄への乗り換えはできません。ブダペスト定期券(15日券以外)、ペシュト県パス、ハンガリーパスをすでに持っているなら、代わりに1,000フォリント(約490円)の追加券を買います。24時間券と72時間券は別の商品で、100Eではまったく使えません。65歳以上は国籍を問わず無料で、ハンガリーの学生証を持つ14歳未満の学生も無料です。Budapest Card Plusには100Eの往復が含まれますが、Classicカードには100Eは含まれません。
100Eの乗車券の買い方:
- 車内でカード決済(Budapest Pay&GO): いちばん簡単な方法です。乗るときに各ドアの横にある読み取り機に、タッチ決済のカード、スマートフォン、スマートウォッチをかざせば完了です。急いでいるときには本当に助かります。くわしくはBudapest Pay&GOをご覧ください。
- BudapestGOアプリ: 計画派なら、出発前にBudapestGOアプリを入れて100Eの乗車券をデジタルで買っておきましょう。空港で列に並ばずにすみます。アプリの使い方はBudapestGOアプリのガイドにあります。
- BKKの券売機: ターミナルの外、バス乗り場の近くにある紫色の機械です。多言語対応で、カードとフォリントの現金が使えます。何便か同時に着くと列ができます。
- BKKのカスタマーサービス窓口: ターミナル2Aと2Bの到着ロビーにあります。係員に相談できますが、ここでも待つことがあります。
空港の100E乗り場:
案内表示がしっかりあるので心配いりません。到着階の歩道へ向かってください。乗り場はターミナル2Aと2Bの間にあります。ターミナル2Aから出たら右、ターミナル2Bから出たら左です。
時刻と本数:
24時間運行です。
- 日中(平日、特に月曜・金曜): 6〜10分おき
- 日中(ほかの平日と週末): 7〜10分おき
- 朝と夕方: 10〜15分おき
- 深夜(だいたい0:00〜3:30/4:00): 30〜40分おき。詳しい時刻表はAirport Expressのページで確認してください。
市内行きはカールヴィン広場、アストリア、デアーク・フェレンツ広場に停まります。空港行きはデアーク・フェレンツ広場かカールヴィン広場から乗ります。空港行きのアストリアの停留所に停まるのは0:04〜4:47だけです。乗車は前のドアからのみです。
出典:BKK Airport ExpressとBKKの空港シャトルバス1回券(2,500フォリントの運賃、1,000フォリントの追加券、運行間隔、無料乗車の条件)、BKKの24時間券、BKKのブダペストカード、bud.huの100Eのページ(停留所)。2026年10月7日に確認。
100Eの荷物:
車両は低床の連節バスで、BKKはこの路線を荷物やスーツケースのスペースが十分にあると説明しています。2026年11月2日から新型のMAN Lion’s City 18Cが100Eに加わっています。どの車両にも2番目のドアの前に荷物スペースがあり、大きさに応じてスーツケースや大きなバックパックを約15〜25個置けます。車内カメラと新しい乗客案内システムも備えています。BKKは24台をこの路線に投入する予定で、初日に走ったのは6台です。そのため、しばらくは荷物棚のない古い車両が来ることもあります。新型なら、大きな荷物は通路ではなくそのスペースに置いてください。BKKには荷物の大きさの決まりがありますが、自分で扱えて極端に大きくなければ問題ありません。
出典:BKKによる新型100Eバスの発表(MAN Lion’s City 18C、24台の車両、2026年11月2日に最初の6台、スーツケース約15〜25個分の荷物スペース)。2026年11月3日に確認。
100Eは理想的な公共交通としてよく紹介され、実際にとても効率的です。ただ、「中心部」(デアーク・フェレンツ広場)があなたの宿の目の前とは限らないことは覚えておいてください。重い荷物を運んでいるときや、主要な地下鉄の路線から離れた場所に泊まるときは、その先の移動も計算に入れましょう。車内でかざすだけの支払い方法ができて、以前よりずっと使いやすくなりました。
200Eバス+地下鉄M3:いちばん安いけれど手間に見合うか
とことん予算を抑えたい人や、ちょっとした地元流の冒険が好きな人(そして荷物が軽い人)には、200Eバスと地下鉄M3(青の路線)の組み合わせがあります。公共交通で市内に入るいちばん安い方法です。
乗り方:
ターミナルのすぐ外から路線バス200Eに乗ります。終点は地下鉄M3の始発駅ケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya-Kispest)です。そこでウーイペシュト・ケズポント(Újpest-Központ)方面のM3に乗り換えます。M3はカールヴィン広場、フェレンツィエク広場(Ferenciek tere)、デアーク・フェレンツ広場などの中心部の駅を通ります。
向いているとき、向いていないとき:
いちばんの利点は料金です。ブダペストの乗車券パスやBKKの1日券・定期券をすでに持っていれば、追加料金はかかりません。1回券なら2枚(200E用とM3用で合わせて1,000フォリント、約490円)必要なので、両方に乗れる850フォリント(約410円)の90分券のほうがお得です。どちらにしても100Eより安く、地元の暮らしを少し味わえます。
欠点は手間です。特に荷物があると大変です。疲れて荷物を引きずっているときのケーバーニャ・キシュペシュトでの乗り換えは障害物競走のようです。大きなスーツケースがあると、階段と地下鉄のホーム探しが、誰も練習していないオリンピック競技になります。軽いバックパック以上の荷物があるなら、節約の価値はありません。所要時間も長く、乗り継ぎ次第で45〜60分以上かかります。200Eはふつうの路線バスなので、地下鉄の駅までにたくさん停まります。
M3は全面改修が終わっていますが、特に深夜はBKKのウェブサイトかBudapestGOアプリで運行の変更を確認しておくと安心です。200E自体は24時間運行で、夜間はケーバーニャ・キシュペシュトの先、ハタール通り(Határ út)まで延長され、そこから中心部へは夜行バスに乗り継ぎます。ブダペストは2026年7月1〜2日に夜行バス網を再編したので、最後の区間は古い路線番号の一覧ではなくBudapestGOアプリで調べてください。
200Eバスの詳細:
- 乗車券: BKKのふつうの乗車券です。1回券は券売機かアプリで買うと500フォリント(約240円)、その場で買うと700フォリント(約340円)です。10枚つづりは4,500フォリント(約2,200円)で、1枚あたり450フォリント(約220円)です。1回券だと200E用とM3用に1枚ずつ必要なので、90分券(850フォリント)のほうが賢い買い方です。ブダペストの24時間券(2,750フォリント、約1,300円)や72時間券(5,750フォリント、約2,800円)、定期券、ブダペストカードならルート全体に乗れます。100Eの空港券は200Eでは使えません。65歳以上は無料です。
- 買える場所: 空港の同じBKKの券売機、BKKのカスタマーサービス窓口、BudapestGOアプリです。
- 200Eの乗り場: 100Eの乗り場とほぼ同じ場所、ターミナル2A/2Bの外で、はっきり表示されています。
- 時刻: 200Eはターミナルとケーバーニャ・キシュペシュトの間を昼も夜も走り、途中でフェリヘジ駅(西駅行きの電車に乗る停留所)に停まります。夜間はM3のハタール通り駅まで延長されます。
- 荷物: 公共交通のふつうの決まりが適用されます。荷物があっても乗れますが、ケーバーニャ・キシュペシュトでの乗り換えがいちばんの難関です。車内に荷物スペースはありますが、すぐに埋まります。
出典:BKKの運賃、BKKの夜間交通、bud.huの200Eのページ。2026年10月7日に確認。
電車について(よくある質問)の出典:bud.huの電車のページ(西駅まで約30分、ホームの券売機、出発客向けの300フォリントの200E割引券)、MÁVのブダペスト近郊の運賃規則(BKKの1回券と30分券・90分券は電車では無効)、BKKの24時間券のページ(ブダペスト市内のMÁVの電車で有効)。2026年10月7日に確認。
地元の人のなかには、ふだんから200Eと地下鉄で空港に行く人もいます(特にM3沿線に住んでいる人)。でも、小さなバックパック以上の荷物を持った初めての旅行者には向きません。数ユーロの節約が、ストレスと余分な時間に見合うことはまずありません。それでも条件が合い、やってみる気があるなら、本当の節約ルートです。
タクシーと配車アプリ:Főtaxi、Bolt、そして戻ってきたUber
長いフライトのあとは、ホテルの前まで車で直行したいこともあります。ブダペストにはいい選択肢がいくつかあり、知っておきたい落とし穴も少しあります。
ブダペストのタクシー事情:
まずいい知らせです。ブダペストの公式の認可タクシーはすべて明るい黄色で、どれも市の規制運賃で走ります。2026年8月1日からの料金は次のとおりです。
- 初乗り:1,300フォリント(約630円)
- 1kmごと:520フォリント(約250円)
- 待ち時間(渋滞など):1分130フォリント(約60円)
例外は空港だけで、これは追加料金ではありません。 空港を出発地か目的地にする乗車は、メーターが通常の1,300フォリントではなく2,100フォリント(約1,000円)の初乗りから始まり、その後は同じ1kmあたり520フォリントです。乗車地だけでなく目的地にも適用されるので、帰りにBUDへ向かうときも2,100フォリントから始まります。
空港から中心部までは、渋滞と宿の場所によって、たいてい13,000〜16,300フォリント(約6,300〜7,900円)です。ターミナル2からデアーク・フェレンツ広場までなら13,500〜15,500フォリント(約6,600〜7,500円)です。
支払いはフォリントで、バス、タクシー、アプリで払う金額です。円は1フォリント=約0.49円(2026年11月3日のECB参考レート)で換算した目安で、レートは変動します。
出典:市のタクシー料金は31/2013. (IV. 18.) Főv. Kgy. rendelet 15. §および16. §、12/2026. (VI. 30.)による改正後の2026年8月1日施行の統合版を2026年8月11日に確認。空港の料金(初乗り2,100フォリント、1kmあたり520フォリント、1分130フォリント)とFőtaxiの予約窓口は、2026年10月7日にbud.huのタクシーのページで再確認。Welcome Pickupsの専用送迎35ユーロから(12,792フォリント)は、2026年9月26日(12:44Z)にwelcomepickups.comで確認。
Főtaxi:空港の公式パートナー
Főtaxiは、ブダペスト空港と正式に契約しているタクシー会社です。
- 見つけ方: とても簡単です。Főtaxiの予約窓口はターミナル2Aと2Bの出入口にあり、その前の乗り場にタクシーが並んでいます。配車係に正確な住所を伝えると、出発前に料金の見積もりを用意してくれます。
- 評価: Főtaxiは確実で、公式という立場が安心感につながります。ドアが閉まる前に予想料金がわかるのは、透明性の点で安心です。どの車にもカード端末があり、運転手は少なくとも1つの外国語を話します。出口を出てすぐタクシーに乗りたく、アプリを使いたくないなら、Főtaxiがいちばんわかりやすい選択です。
- 予約・アプリ: Főtaxiには独自のアプリがあり(ウェブサイトから)、オンライン予約もできますが、到着したときは空港の窓口がいちばん一般的で直接的な方法です。
Bolt:人気のUber代わり
Boltはここ数年、地元の人にも在住外国人にもとても人気になりました。使い方はUberと同じです。
- 使い方: Boltのアプリを入れてカードを登録し、目的地を入力すると、料金の見積もりが表示され、近くの運転手につながります。支払いはアプリで済むので、現金のやりとりはありません。
- 評価: 市内の移動にも、少し前に予約する空港への移動にも、Boltはまず選んでいいアプリです。アプリは簡単で、料金が明確で(事前に見積もりが見えます)、運転手もおおむねきちんとしています。
- 空港での乗車: 到着したらBoltのアプリを開いて車を呼びます。たいていはFőtaxiの乗り場とは別の、配車アプリ用の乗車エリアに案内されるので、アプリの指示に従ってください。
- 料金の目安: Főtaxiとほぼ同じで、中心部まで約13,000〜16,300フォリント(約6,300〜7,900円)です。Boltは同じ市のメーターで走る認可タクシーを配車するので割増料金はかからず、どちらにしてもアプリで事前に料金がわかります。
Uber:再上陸
海外からの旅行者には大きなニュースです。Uberがブダペストで正式に再開しました。2024〜2025年に、地元の認可タクシー会社F Mobilitás Kft.と提携して再スタートしています。
- 現状と使い方: ふだん使っているUberのアプリがそのまま使えます。空港ではUber Taxiが配車され、運賃はFőtaxiやBoltと同じ規制運賃です。住所を入力すると、アプリにおおよその料金が表示されます。
- 評価: 歓迎すべき変化です。Boltはすっかり定着していますが、Uberのアプリを使い慣れて信頼している旅行者は多く、いまや有力な選択肢です。
- 空港での乗車: いちばん簡単なのはターミナル2Aです。アプリに6桁のPINが表示されるので、ターミナル前のUber乗り場に行き、列の先頭の車に乗って運転手にPINを伝えます。ターミナル2Bでは最大6人乗りのXLを頼めます。家族連れや荷物が多いときはこちらです。
- 料金の目安: BoltやFőtaxiと同じ規制運賃のメーターです。
出典:bud.huのUberのページ(2AでのPIN乗車のUber Taxi、2BでのXL、タクシー規制にもとづく運賃)。2026年10月7日に確認。
要注意:タクシーの手口と非公式の運転手を避けるには
ここは大事な点です。ブダペストは全体として安全ですが、どの観光都市とも同じように、旅行者から多く取ろうとする悪質な運転手が少しいます。こうした運転手を地元では「ヒエーナーク(hiénák)」、つまりハイエナと呼びます。
ヒエーナーク/個人営業の車: いちばん避けたいのがこれです。車が黄色いこともありますが(認可タクシーは黄色という市の規則があるため)、見分けるポイントは、Főtaxiやシティ・タクシー(City Taxi)のような信頼できる会社のロゴがないことです(Boltは提携車に共同ロゴをつけていることが多いです)。車体に「Taxi」とだけ、あるいは英語で「Freelancer」と書かれていたり、屋根の表示灯が会社のロゴのない黒一色だったりします。
よくあるタクシーの手口:
- メーターの「故障」: メーターが「壊れている」と言って法外な定額を言ってくるか、メーターが速く回るように細工されています。
- つり上げた定額料金: 規制運賃を知らない旅行者をねらい、特に事前にメーターを使うと決めていない場合に、とんでもない金額を要求します。
- 「景色のいい」(そして高い)ルート: 料金を水増しするための、ばかばかしいほど長い遠回りです。
- 通貨のごまかし: 現金で払うと、価値の低い別の通貨でおつりを渡したり、おつりを少なくしたりします。
- しつこい空港の客引き: 公式の乗り場や配車アプリのエリアに着く前に、ターミナルの中やすぐ外で声をかけてくる運転手です。強引なこともあります。
身を守る方法:
- 必ず公式の手段を使う: これが鉄則です。空港ではFőtaxiの窓口へまっすぐ向かってください。アプリがいいならBoltかUberを使いましょう。料金は事前に見積もられ、アプリに記録が残ります。
- 信頼できるロゴを確認する: 流しのタクシーを拾うなら(空港と観光客の多い場所では避けるのが無難です)、知られた会社のロゴがはっきりついていることを確かめてください。「Freelancer」とだけ書かれた車や、会社のロゴがない車は避けてください。
- 料金の決め方を確認する(アプリや窓口を使わない場合): 乗る前に「メーター?」(または「タクサメーテル?(Taxaméter?)」)と聞きましょう。高い定額を交渉しようとしてきたら、その車はやめてください。公式のタクシーはすべてメーターを使う決まりです。
- 支払いの工夫:
- できるだけカードで払う。 公式のタクシーにはカード端末の設置が義務づけられていて、記録も残ります。
- BoltとUberのアプリ内決済は、現金のやりとりがないのでいちばん安全です。
- どうしても現金で払うなら、「おつりがない」と言われないように小額のフォリント紙幣を用意しておきましょう。
- だいたいのルートを知っておく: ホテルをGoogleマップで表示しておきましょう。方向と距離の見当がつき、遠回りされにくくなります。
- 直感を信じる: 運転手が強引すぎる、料金をはぐらかす、なんとなく不安を感じる、そんなときは乗らないでください。ほかにも選択肢はあります。
- 空港での注意: ターミナルの中でタクシーを勧めてくる人は丁寧に無視してください。外のFőtaxiの窓口へまっすぐ向かうか、落ち着ける場所でBoltかUberのアプリを開きましょう。
Uberが戻ってきて、規制のもとで走る有力な選択肢がまた1つ増えたのは、利用者にとってプラスです。でも、個人営業の車の問題はなくなっていません。知られたブランドとアプリのサービスがいちばんの防御です。黄色い車体だけでは不十分で、大事なのは会社に属しているか、メーター(またはアプリの明確な料金)で走るかです。
相乗りと専用車:miniBUDシャトルと事前予約の送迎
路線バスと専用のタクシーの中間がほしいなら、これがぴったりかもしれません。
miniBUD空港シャトル:公式の相乗りサービス
miniBUDは、ブダペスト空港の公式の空港シャトル事業者です。ドア・ツー・ドアで、空港で乗せてホテルや指定の住所で降ろしてくれます(逆方向もあります)。専用車と比べたいときや深夜に着くときは、ブダペスト空港の送迎ガイドで事前予約の選択肢をくわしく比べています。
- 評価: 特に1人旅やカップルで、タクシーほどお金をかけずに宿の前で降りたいなら、ちょうどいい中間です。急いでいなくて、荷物を持って中心部のバス停から宿まで歩くのを避けたいときに真価を発揮します。
- 考えられる欠点: 相乗りなので、同じ方面の乗客がそろうまで空港で待つことがあり、何か所かで人を降ろすぶん乗車時間も長くなります。miniBUDは相乗りの乗車時間を30〜40分としていますが、待ち時間の分を少し足しておいてください。
- miniBUDの予約:
- オンライン: 公式サイトminibud.huで事前に予約できますし、予約しておくのがおすすめです。
- 電話: +36 1 550 0000。24時間対応です。
- 料金: 市内への相乗りは1人2,499フォリント(約1,200円)からの定額で、初乗り料金はありません。正確な料金は住所によって変わるので、minibud.huの料金計算で確認してください。相乗りがいやなら、最大8人まで乗れる専用のミニバスもあり、こちらは1台ごとの料金です。
- 荷物: 相乗りでは1人につき大きなスーツケース1個と手荷物1個が保証されています。専用ミニバスは、グループの人数にかかわらず大きな荷物8個と手荷物8個まで載せられます。
出典:bud.huのminiBUDのページ(公式事業者、1人2,499フォリントから、初乗り料金なし、営業0:00〜23:59、電話番号)、minibud.huの車両の説明。2026年10月7日に確認。
事前予約の専用送迎(Welcome Pickups、Civitatisなど):
ブダペストの旅をいちばんスムーズに、ストレスなく始められるVIP待遇です。Welcome PickupsやCivitatisなどの会社が提供しています。
- どんなサービス? 事前にオンラインで予約します。運転手が到着ロビーで待っていて(名前を書いたボードを持っていることが多く、疲れているときにはうれしい心づかいです)、荷物を運ぶのを手伝い、専用車で宿までまっすぐ送ってくれます。
- 評価: 予算が許すなら、特に子ども連れの家族、少人数のグループ、荷物が多いとき、深夜に着くときは、事前予約の専用送迎は払う価値が十分にあります。到着時の手間をゼロにしたい人には、ドア・ツー・ドアのサービスが向いています。
- 予約: 事業者のサイト(Welcome Pickups、Civitatis、地元の送迎会社)から、事前にオンラインで予約する必要があります。
- 料金: 会社、車の大きさ、ときには時間帯によって変わります。Welcome Pickupsでは中心部までの送迎が35ユーロ(約6,200円、運営会社の換算で約12,800フォリント)からで、大きな車はもっと高くなります。
疲れる移動のあとや初めてのハンガリー旅行では、相乗りシャトルや専用送迎の少し高い料金は、多くの旅行者にとってとてもいい投資です。移動そのものだけの話ではありません。旅をスムーズに始め、歓迎されている気持ちになり、公共交通や信頼できるタクシー探しのストレスを省けるのです。
あなたに合う空港からの移動手段は
誰にでも合う「いちばん」の方法はありません。優先すること、予算、旅のスタイル次第です。それでも、それぞれの手段が実際に何をしてくれるかを並べてみると、旅行者のタイプ別のおすすめは次のようになります。
- 荷物が軽い1人旅の節約派: 直行で本数が多く安い100E空港直行バスが最強です。ブダペストの定期券をすでに持っていれば、2,500フォリントではなく1,000フォリントとさらにお得です。1フォリントでも節約したく、荷物がごく少ないなら、200Eバス+地下鉄M3の組み合わせがいちばん安い選択です。
- カップルや少人数のグループ(2〜3人): ここで活躍するのがBoltかUberです。割り勘にしても2人なら1人約7,250フォリント(約3,500円)、3人なら1人約4,800フォリント(約2,300円)で、100Eの2,500フォリントより高いので、買っているのは節約ではなくドア・ツー・ドアの便利さです。窓口のFőtaxiも確実です。宿がデアーク・フェレンツ広場、カールヴィン広場、アストリアに近いなら、100Eでも十分です。
- 荷物の多い子ども連れの家族: 事前予約の専用送迎で決まりです。 運転手が出迎えて荷物を運び、アパートまで直行してくれるのは、小さな子どもとその荷物を抱えているときには何ものにも代えがたいものです。5人以上のグループや荷物がとても多いときは、最大8人まで1台ごとの料金で乗れるminiBUDの専用ミニバスが向いています。
- 出張の人や、快適さを重視する人: 事前予約の専用送迎なら、スムーズできちんとした到着になります。ターミナル2BからUberのXLを頼めば、同じ規制運賃で広い車に乗れます。
- 深夜や早朝の到着・出発: 24時間運行の100Eがここでは主役です。BoltとUberも24時間動いていて、空港からのFőtaxiも同じです。事前予約の専用送迎なら、どの時間に着いても待っていてくれます。
大切なのは、移動手段を自分の条件に合わせることです。バックパッカーにぴったりの方法が、5人家族にも合うとは限りません。
最後に
空港から宿までの移動は、どの旅でも最初の一歩です。
ここまで見てきたように、リスト・フェレンツ国際空港から中心部までは、どんな予算や旅のスタイルにも合う交通手段がそろっています。自分に合うものを選び、特にタクシーでは賢く行動してください。Főtaxiのような公式の手段か、BoltやUberのようなアプリのサービスを使い、少しでもおかしいと感じたら、遠慮なくその場を離れましょう。
最初の移動を終えれば、すばらしい街が待っています。見事な建築や温泉から、おいしい料理やにぎやかなナイトライフまで、ブダペストには楽しめることがたくさんあります。市内の温泉についてはブダペストの温泉ガイドをどうぞ。
では、移動手段を選んで、乗り物を楽しみ、街を好きになる準備をしてください。ヨー・ウタト!(Jó utat!、よい旅を)
よくある質問
ブダペストの交通にはどのアプリを入れておけばいいですか?
まず公式の公共交通アプリBudapestGOです。経路検索、リアルタイムの運行情報、乗車券の購入(100Eと200Eを含む)ができます。車で移動するならBoltかUber、またはその両方を入れてください。Főtaxiのアプリも使えます。
空港からの移動はクレジットカードで払えますか?
はい、払えます。カードは広く使えます。100Eバスは車内でBudapest Pay&GOを使ってタッチ決済のカードや端末をかざすか、カード対応の券売機で買います。Főtaxiの運転手はカードを受け付けます(端末の設置が義務です)。BoltとUberはアプリ内で安全に支払います。miniBUDはオンライン予約のときに支払います。
ブダペストカードや定期券で100Eに乗れますか?
よく混乱する点です。100Eには専用の空港シャトル券が必要で、通常料金は2,500フォリント(約1,200円)です。ブダペスト定期券(15日券以外)、ペシュト県パス、ハンガリーパスを持っていれば、代わりに1,000フォリント(約490円)の追加券を買います。24時間券と72時間券は100Eでは使えません。65歳以上は無料です。BKKは72時間の「Budapest Card Plus」と「Flexi」に100Eの空港送迎が含まれるとしています。どのブダペストカードでも、200Eバスと地下鉄M3のルートなら乗れます。
ターミナル2Aと2Bの100Eと200Eの乗り場はどこですか?
到着階の歩道、ターミナル2Aと2Bのちょうど間です。ターミナル2Aを出たら右、2Bを出たら左です。乗り場には「100E」「200E」とはっきり表示があります。
空港から市内まで電車で行けますか?
行けます。ターミナルから200Eバスで行くフェリヘジ駅(Ferihegy)から乗ります。電車は西駅(ニュガティ駅)まで走り、中心部まで約30分です。ターミナル2では電車の切符を売っていないので、フェリヘジ駅のホームの券売機(24時間、現金・カード可)で買ってください。BKKの1回券と30分券・90分券は電車では使えませんが、24時間券と72時間券(2等、ブダペスト市内)、ブダペスト定期券、ブダペストカードは使えます。ターミナルからフェリヘジ駅までの200Eには通常のBKKの乗車券が必要です。300フォリント(約150円)の200E割引券は帰りの便専用で、フェリヘジ駅までの電車の切符と一緒に買うものです。西駅の近くに泊まるなら便利ですが、それ以外の人には直行の100Eかタクシーのほうが簡単です。
ブダペストでいまUberは本当に使えますか?空港からでも頼りになりますか?
はい、Uberは2024〜2025年に再開し、営業しています。地元の認可タクシー会社と提携しているため規制の枠内で走っていて、Boltと同じように頼りになるはずです。空港では規制運賃のUber Taxiを頼み、ターミナル2Aの前でPINを伝えて乗るか、ターミナル2Bで最大6人乗りのXLを頼みます。
タクシー以外に空港で気をつけたい手口はありますか?
いくつかあります。空港の両替ブースはレートが悪く、手数料が高かったり隠れた手数料があったりします。どうしても現金が必要なら少額だけ両替するか、信頼できる銀行のATMでフォリントを引き出すほうがいいでしょう。市内で条件のいい両替所はブダペストの両替ガイド(英語)にあります。荷物運びや交通手段探しを妙に熱心に手伝おうとする人、特に公式のタクシー乗り場や窓口から引き離そうとする人には注意してください。スリについては旅行中のふつうの注意で十分です。空港はとても安全ですが、人混みでは持ち物から目を離さないでください。
100Eと200Eバスに持ち込める荷物は?
100Eは空港利用者向けのバスで、荷物用のスペースが十分にあり、たいてい低床の連節バスです。2026年11月2日から投入されている新型バスには、2番目のドアの前に、スーツケースや大きなバックパックを大きさに応じて約15〜25個置ける荷物スペースがあります。順次導入中なので、まだすべての100Eにあるわけではありません。200E(とブダペストの公共交通全般)については、BKKに荷物の大きさと数の決まりがあります。実際には、自分で扱えて、通路をふさがず、極端に大きくなければ問題ありません。これらの路線で運転手が荷物を確認したり測ったりすることはめったにありません。
事前予約で窓口の列を避ける


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