ブダペストの夜の過ごし方|夜景・夜の温泉・ドナウ川クルーズ・帰り方まで

最終更新: 2026-11-07·4 分で読めます
この記事の目次
  1. ひと目でわかる夜のブダペスト
  2. 夜の過ごし方を選ぶ
  3. 無料の夜:橋と丘
  4. 暗くなってから温泉へ
  5. 水の上で過ごす
  6. ルイン・バー、ルーフトップ、夜の一杯
  7. ライブ音楽、クラブ、LGBTQ+の夜
  8. お酒を飲まない夜
  9. 11月から年末年始:夜のクリスマスマーケット
  10. 日曜の夜
  11. 地下鉄が終わった後の帰り方

ブダペストの夜は、5つの過ごし方に分けると選びやすくなります。ライトアップされた橋とゲッレールトの丘をめぐる無料の散歩、夜の温泉、ドナウ川での1時間、ルイン・バーのはしご、そしてバーに行かない静かな夜です。地下鉄は0時ごろまで(金・土曜の夜は1:00ごろまで)走り、その後はトラム6番と9xx系統の夜行バスで、普通の500フォリントのチケットで帰れます。

このページでは夜の過ごし方を一緒に選び、詳しいことはそれぞれのガイドにお任せします。

ライトアップされた王宮の丘のマーチャーシュ聖堂と漁夫の砦、手前に夕暮れのドナウ川にかかる明かりのついたセーチェニ鎖橋 夕暮れのドナウ川から見たマーチャーシュ聖堂、漁夫の砦、セーチェニ鎖橋。写真:Dennis Jarvis、CC BY-SA 2.0、Wikimedia Commons経由

ひと目でわかる夜のブダペスト

無料の夜セーチェニ鎖橋からゲッレールトの丘へ。シタデラの公園は22:00まで(11月〜3月)
夜の温泉セーチェニ温泉は金曜22:00まで。ルダシュ温泉の夜間営業は金・土曜22:00〜3:00
水の上1時間の夜の遊覧船、またはディナークルーズ
バー7区のルイン・バー、眺めならルーフトップバー
お酒なしブダペスト観覧車は23:00まで(金・土曜は0時まで)、4,900フォリント
季節限定クリスマスマーケットは11月13日から、21:00〜23:00まで
地下鉄の最終日〜木曜は0時ごろ、金・土曜は1:00ごろ

夜の過ごし方を選ぶ

過ごし方 始まり 終わり 料金 詳しいガイド
歩いて夜景 暗くなってから、毎日 ゲッレールトの丘の公園22:00(11月〜3月) 無料 セーチェニ鎖橋の夜景
夜の温泉 夜 遅い日は22:00、ルダシュ温泉は金・土曜3:00 ルダシュ温泉の夜間営業15,000フォリント(約7,300円) 夜の温泉(英語)
スパーティー(温泉パーティー) 土曜21:30 2:00、入場は1:00まで 主催者サイトに料金の種類あり スパーティー(英語)
船でドナウ川 夜の出航 夜遅く 会社による ドナウ川クルーズ、ディナークルーズ
ルイン・バーと屋上 見て回るなら早めの夜、にぎわいなら遅く 深夜まで 飲んだ分 ルイン・バー(英語)、ルーフトップバー(英語)
ライブ音楽、クラブ、LGBTQ+ 夜遅く 深夜まで 入場料は店による ライブ音楽(英語)、LGBTQ+のナイトライフ(英語)
お酒なしの夜 暗くなってからいつでも ブダペスト観覧車23:00、金・土曜0時 観覧車4,900フォリント(約2,400円) ブダペスト観覧車

料金はフォリント建てで、窓口、オンラインショップ、運転手にそのまま支払う金額です。※1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レートで換算)。レートは変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

無料の夜:橋と丘

ペスト側から歩き始め、ライトアップされた王宮の丘を正面に見ながらセーチェニ鎖橋を渡ってください。暗くなってからの30分としては、街でいちばん美しい無料の時間です。両岸の撮影スポットはセーチェニ鎖橋の夜景ガイドにまとめています。

ブダ側の橋のたもとからゲッレールトの丘へ登ると、街の両側を一度に見渡せます。シタデラの城壁の中の公園は、11月〜3月は8:00〜22:00、4月〜10月は6:00〜深夜0時に開いていて、入場は無料です。坂が急なので歩きやすい靴で行ってください。登り方はゲッレールトの丘のガイドにあります。

漁夫の砦(Halászbástya)は昼も夜も開いていて、有料なのは上の塔だけです。下のテラスは、ペスト側と対岸の国会議事堂を眺められる無料の夜景スポットになります。日没に合わせて行くなら、夕日の名所ガイドで待つ場所を選んでください。

出典:シタデラの公園の開園時間はcitadella.hu、漁夫の砦の入場条件はfishermansbastion.com、2026年11月7日確認。

暗くなってから温泉へ

夜のセーチェニ温泉の照明が灯る屋外プールで湯につかる人々と、背後にライトアップされた黄色いネオバロック様式の建物 夜のセーチェニ温泉の屋外プール。背後はライトアップされたネオバロック様式の建物です。写真:xorge、CC BY-SA 2.0、縮小、Wikimedia Commons経由

冷たい夜気の中で湯気を上げる温泉プールは、ブダペストの夜でいちばん記憶に残る体験です。なお、ハンガリーの温泉は日本の温泉とは違い、水着着用の男女共用プールです。ほとんどの夜は、次の3つで足ります。

  • 金曜:セーチェニ温泉(Széchenyi gyógyfürdő)。 市民公園(Városliget)の大きな黄色い温泉は金曜22:00まで開いています。スチーム側入口のチケット売り場は21:00に閉まり、プールは21:40に出る決まりなので、しっかり入るなら20:00までに着いてください。
  • 金・土曜の22:00以降:ルダシュ温泉(Rudas gyógyfürdő)。 夜間営業は22:00〜3:00で、ドナウ川を見下ろす屋上プールにも入れて15,000フォリントです。チケットはオンラインのみで、14歳未満は入れません。夜は静かに浸かるというより社交の場の雰囲気で、屋上プールから先に混みます。静かに過ごしたいなら平日の朝のほうが向いています。タオルとビーチサンダルを持って行ってください。夜行バス907番と973番が温泉の近くに停まります。夜の流れはルダシュ温泉の夜間営業ガイドで詳しく紹介しています。
  • 日曜:パシュカール(Paskál)。 日曜に遅くまで開いているのはズグロー地区のパシュカールで、22:00までです。観光名所ではなく地元の温泉ですが、ほかが20:00に閉まる日曜には覚えておくと便利です。

曜日ごとの遅くまで開く温泉と安い夜間チケットは、夜の温泉ガイド(英語)にまとめています。

スパーティーは温泉ではなくパーティーです。 2月〜12月の毎週土曜にセーチェニ温泉で21:30〜2:00に開かれ、入場は1:00まで、18歳以上が対象です。温かいお湯の中のクラブイベントと考えて予約し、チケットを選ぶ前にスパーティーのガイド(英語)を読んでください。

出典:セーチェニ温泉の営業時間、パシュカールの営業時間、ルダシュ温泉の営業時間と料金、スパーティーのFAQ、すべて2026年11月7日確認。

水の上で過ごす

暗くなってからの遊覧船では、国会議事堂を含む両岸の夜景を一度に見られます。夕食の前後に組み込みやすいのもこの過ごし方です。たとえばLegendaの「Danube Legend」は、ドリンク1杯付きの1時間の夜のクルーズです。船上で食事をしたいならディナークルーズですが、こちらは夜の時間がまるごと船の上になるので、クルーズそのものが目的の日に選んでください。

運航会社と乗り場の比較はドナウ川クルーズのガイド、メニューと船の比較はディナークルーズのガイドにあります。

出典:legenda.huのDanube Legend(夜のクルーズ)、2026年11月7日確認。

ルイン・バー、ルーフトップ、夜の一杯

ルイン・バーは、7区のカジンツィ通り(Kazinczy utca)周辺にある古いアパートの中庭を使ったバーです。部屋や古道具のような内装を見て回りたいなら早めの夜に、人の多さや行列、ダンスフロアを楽しみたいなら遅い時間に行ってください。元祖のシンプラ・ケルトから始めるのが定番で、ほかの店はルイン・バーのガイド(英語)で紹介しています。

川と王宮を眺めながら飲むなら、ルイン・バーよりルーフトップバーが向いています。どのテラスが行く価値があるかはルーフトップバーのガイド(英語)に、11月からの暖房のあるテラスは冬のルーフトップバーのガイドにまとめています。

ライブ音楽、クラブ、LGBTQ+の夜

バンド目当ての夜なら、ジャズクラブ、ロックとインディーの会場、ステージのあるバーを分けて紹介しているライブ音楽のガイド(英語)から始めてください。バー、クラブ、毎月のパーティーはLGBTQ+のナイトライフガイド(英語)にあります。

お酒を飲まない夜

ブダペストの夜はバーに行かなくても十分楽しめます。温泉と船が定番で、ほかには次の3つがあります。

  • ブダペスト観覧車(Budapest Eye)。 エルジェーベト広場の観覧車は日〜木曜は23:00まで、金・土曜は深夜0時まで動いていて、通常チケットは4,900フォリントです。乗っている時間は短く、広場の周りの建物で川の一部が隠れるので、街いちばんの眺めというより、ライトアップされた中心部を手軽に見下ろす乗り物と考えてください。詳しくはブダペスト観覧車のガイドをどうぞ。
  • ターンツハーズ(táncház)。 民俗舞踊の家は、生演奏のバンドと先生がいる社交ダンスの夜で、目的は踊ることです。初心者向けの夜はハンガリー民俗舞踊のガイドにあります。
  • オペラやコンサート。 ハンガリー国立歌劇場での一夜や、教会のオルガンコンサート(英語)なら、お酒なしで夜が埋まります。

出典:ブダペスト観覧車の営業時間と料金はoriaskerek.com、2026年11月7日確認。

11月から年末年始:夜のクリスマスマーケット

聖イシュトヴァーン大聖堂前のクリスマスマーケット入口の光のアーチと、背後のライトアップされた大聖堂、広場の青いクリスマスツリー 聖イシュトヴァーン大聖堂前のクリスマスマーケットの光のアーチ。奥はライトアップされた大聖堂です。写真:Karl Gruber、CC BY-SA 3.0 AT、縮小、Wikimedia Commons経由

11月13日からは、2つの大きなクリスマスマーケットがいちばんにぎわうのが夜です。聖イシュトヴァーン広場のアドベント・バジリカ(Advent Bazilika)は2027年1月1日まで、日〜木曜は11:00〜22:00、金・土曜は23:00まで開いていて、毎日17:30から大聖堂の正面にライトショーが映し出されます。ヴェレシュマルティ広場のヴェレシュマルティ・クラシック・クリスマス(Vörösmarty Classic Xmas)は11:00〜21:00、金・土曜は22:00までです。2つは歩いて数分なので、一晩で両方回れます。

祝日の営業時間と小さなマーケットはクリスマスマーケットのガイドに、2つの間を歩くときのきれいな通りはクリスマスイルミネーションのガイドにまとめています。

出典:adventbazilika.hu/nyitvatartas、adventbazilika.hu/programok、vorosmartyclassicxmas.hu/nyitvatartas、2026年11月7日確認。

日曜の夜

日曜はいちばん静かな夜ですが、何もないわけではありません。ブダペスト観覧車は23:00まで、パシュカールは22:00まで、季節にはアドベント・バジリカが22:00まで、ヴェレシュマルティ広場が21:00まで開いています。セーチェニ鎖橋からゲッレールトの丘への散歩はどの夜でもできます。帰りは平日ダイヤで考えてください。日曜の夜は、地下鉄の最終が0時ごろに中心部を出ます。

地下鉄が終わった後の帰り方

帰り方 運行時間 チケット
地下鉄M2・M3・M4 中心部発の最終は日〜木曜0時ごろ、金・土曜1:00ごろ 1回券500フォリント(約240円)、または改札でカードをタッチ
トラム6番 大環状通りを24時間運行 1回券500フォリント(約240円)
夜行バス9xx系統 地下鉄の終了後、市内全域 事前購入500フォリント(約240円)、運転手から700フォリント(約340円)

日曜の夜から木曜の夜までの正確な最終は次のとおりです。M2はデアーク・フェレンツ広場を両方向とも0:00、M3はウーイペシュト・ケズポント(Újpest-Központ)方面が0:03、ケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya-Kispest)方面が23:56、M4はカールヴィン広場発ケレンフェルド行きが0:04です。金曜と土曜の夜は、どの路線も1時間遅くなります。

カードのタッチでチケットが買えるのは地下鉄と空港バス100Eだけで、夜行バスでは使えません。バーが閉まる前に、BudapestGOアプリか券売機でチケットを買っておいてください。パーティー街から出る路線と前扉乗車のルールは夜行バスのガイド(英語)に、正規のタクシー会社と料金はタクシーのガイドにあります。

中心部は夜遅くまでにぎやかで、全体として落ち着いています。よくあるのは小さなトラブルで、混んだバーや満員のトラム6番でのスリと、親しげな人に連れて行かれたバーで法外な会計を請求される手口です。バッグは体の前に持ち、バーは自分で選んでください。そのほかの注意点はブダペストの治安ガイドにあります。

出典:BKKの夜間地下鉄、BKKの夜間交通、BKKの運賃、Pay&GO、2026年11月7日確認。

よくある質問

ブダペストの地下鉄は何時まで動いていますか?

日曜の夜から木曜の夜までは、M2・M3・M4の最終が0時ごろに中心部を出ます。M2はデアーク・フェレンツ広場発0:00、M4はカールヴィン広場発0:04です。金曜と土曜の夜はおよそ1時間遅く、1:00ごろが最終です。その後はトラム6番が大環状通りを24時間走り、9xx系統の夜行バスがほかの地域をカバーします。

ブダペストの夜は安全ですか?

中心部は夜遅くまでにぎやかで、全体として落ち着いています。よくあるのは小さなトラブルです。混んだバーや深夜の満員のトラムでのスリ、そして親しげに声をかけてきた人に連れて行かれたバーで法外な会計を請求される手口です。バッグは体の前に持ち、バーは自分で選び、注文前に値段を確かめてください。

お酒を飲まない人はブダペストの夜に何ができますか?

たくさんあります。温泉(セーチェニ温泉は金曜22:00まで、ルダシュ温泉の夜間営業は金・土曜)、夜のドナウ川の遊覧船、23:00まで乗れるブダペスト観覧車、夜景を見にゲッレールトの丘へ登る散歩、そしてお酒ではなく踊るために集まる民俗舞踊の夜、ターンツハーズがあります。

ブダペストに夜遅くまで入れる温泉はありますか?

あります。ルダシュ温泉は金・土曜に22:00〜3:00の夜間営業があり、料金は15,000フォリントで、チケットはオンラインでしか買えません。セーチェニ温泉は金曜22:00まで、日曜はズグロー地区のパシュカールが22:00まで開いています。チケット売り場は閉館の1時間前に閉まります。

日曜の夜、ブダペストで開いている場所はありますか?

ブダペスト観覧車が23:00まで、パシュカールが22:00まで、季節にはアドベント・バジリカが22:00まで、ヴェレシュマルティ広場のマーケットが21:00まで開いています。日曜の夜の地下鉄は平日ダイヤなので、M2・M3・M4の最終は0時ごろに中心部を出ます。

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