マルギット島の歩き方|行き方・パラティヌス・音楽噴水の2026年最新情報

最終更新: 2026-11-07·2 分で読めます
この記事の目次
  1. マルギット島の基本情報
  2. マルギット島が行く価値のある理由
  3. マルギット島でできること
  4. 1. 5.3kmのコースを走る・歩く
  5. 2. 中世の遺跡を歩く
  6. 3. 音楽噴水(2027年5月まで休止)
  7. 4. 日本庭園でひと休み
  8. 5. パラティヌスで泳ぐ(通年営業)
  9. 6. 給水塔
  10. 7. 自転車や足こぎカートを借りる
  11. マルギット島への行き方
  12. マルギット島のおすすめの季節
  13. マルギット島で食べる
  14. マルギット島に泊まれる?
  15. マルギット島が合う人
  16. マルギット島と市民公園、どちらがいい?
  17. 関連記事

マルギット島(Margitsziget)は、ブダペストのドナウ川の真ん中に浮かぶ長さ2.5kmの公園です。自家用車は北端の小さな駐車場までしか入れないので、道を行き交うのは歩く人、走る人、自転車がほとんどです。入島は無料で、昼も夜も入れます。

地元の人がここに来る理由は、5.3kmのゴム舗装のランニングコース、日曜日のピクニック、そして街の中にいながら都会の喧騒を忘れられることです。13世紀の修道院跡と、平日の朝ならとても静かな日本庭園もあります。ランナー、家族連れ、レジャーシートを持った人に向いていて、大雨の日には向きません。ほとんどすべてが屋外だからです。

マルギット島の基本情報

項目 内容
向いている人 ランナー、家族連れ、ピクニック、人混みを避けたい人、カップルの散歩
所要時間 2〜4時間(パラティヌスに入るなら1日)
料金 入島無料(パラティヌスは別料金)
開いている時間 24時間(島はいつでも入れる)
大きさ 長さ2.5km、幅500m(約96ヘクタール)
行き方 4番・6番トラムでマルギット橋へ、そこから徒歩か26番バス
向かない日 大雨の日。ほとんどが屋外

マルギット島が行く価値のある理由

マルギット島は約96ヘクタールの芝生、古い木々、庭園、遺跡からなる、ブダペストを代表する緑地のひとつです。車がほとんど走らないので、にぎやかな週末でも落ち着いています。

この島ならではの点は次のとおりです。

  • 車がほとんど入らない:自家用車は北端の小さな駐車場までなので、26番バスと作業車を除けば、道を使うのは歩行者、ランナー、自転車だけです
  • 5.3kmのランニングコース:ゴム舗装で島を一周し、気軽なジョギングの人からオリンピック選手まで使っています
  • 中世の遺跡:13世紀の修道院や教会の跡が島のあちこちに残っています
  • 音楽噴水:音楽に合わせて水が踊るショーです。2026年10月1日から改修で休止中で、2027年5月初めに再開の予定です
  • 日本庭園:鯉の池、飛び石、木の橋がある小さな庭です
  • パラティヌス:1919年から続く島のプール施設で、屋外と屋内のプールがあり、通年営業です
  • ルミナ・パーク:冬の光のイベント(10月〜3月)

平日なら、とくに日本庭園と島の北半分で、まわりに誰もいない静かな場所がまだ見つかります。

マルギット島でできること

1. 5.3kmのコースを走る・歩く

島のゴム舗装のランニングコースは、ブダペストのランナーにとって特別な場所です。平らで景色がよく、車は来ません。コースはランナー用で、歩く人と自転車は脇の舗装路を使います。一周は徒歩で約45〜60分、ジョギングなら25〜35分です。島の北端にある陸上競技センターでは、パデルのコート2面を時間単位で借りられます。料金はブダペストのパデルコート料金ガイド(英語)にまとめています。

ひとことアドバイス:走るなら朝9時前がいちばんです。週末は午後の半ばになると、家族連れと自転車でコースが混みます。

2. 中世の遺跡を歩く

マルギット島にはローマ時代から人が住んでいましたが、いちばん見ごたえのある遺跡は13世紀のものです。

  • ドミニコ会修道院跡:聖マルギットが暮らし、亡くなった場所です。国王ベーラ4世は、ハンガリーがモンゴルの侵攻を生き延びたら娘を神に捧げると誓い、この修道院を建てました。ハンガリーは侵攻を乗り越え、マルギットは10歳で修道女になり、生涯島を出ることはありませんでした。
  • フランシスコ会修道院跡:パラティヌスの近くに中世の壁とアーチが残っています
  • プレモントレ会の礼拝堂:12世紀の遺構で、島でいちばん古い建物です

遺跡は島のあちこちにあり、無料で見られます。チケットも柵もなく、そのまま近づいて見学できます。

3. 音楽噴水(2027年5月まで休止)

2026年10月1日から改修のため休止中で、再開は2027年5月初めの予定です。 2026年シーズン最後のショーは9月30日でした。噴水を管理するブダペスト市の公園局FŐKERTは、水処理の機械、ロボットノズル、LED照明、スピーカー、音楽プログラムを新しくし、10月末に冬じまいをします。例年の運転期間は5月1日から10月31日までです。

2026年の運転時間は10:00〜22:00で、11:00〜21:00の毎正時に音楽プログラムがあり、最後は水のスクリーンに映す2本の映像で終わりました。2027年のシーズンは新しい曲で始まるので、プログラムの内容は変わる見込みです。

音楽噴水(Zenélő szökőkút)は島の南端近くにあり、直径36mの池に154本のノズルが水の形を作ります。中央の噴水は高さ25mに達し、暗くなると光のショーと、水のカーテンに映す短い映像が音楽に加わります。

マルギット島の音楽噴水。背の高いプラタナスの下、丸い池から水柱が上がっている 写真:マルギット島の音楽噴水。Globetrotter19、CC BY-SA 3.0、サイズ変更。

出典:休止と再開の予定はFŐKERTの音楽噴水のページと2026年9月16日のお知らせで2026年11月7日に確認。ショーの時間は2026年の音楽プログラム(PDF)による。

4. 日本庭園でひと休み

島の北半分にある日本庭園には、鯉の池、石灯籠、木の太鼓橋、手入れされた砂利があります。小さな庭ですが本当に静かで、平日の朝なら独り占めできることもあります。日本の庭を見慣れた目には素朴に映るかもしれませんが、ドナウ川の島の上にあるという点がこの庭の魅力です。

5. パラティヌスで泳ぐ(通年営業)

パラティヌス(Palatinus Strand)は1919年から続く島のプール施設です。15のプールには、波のプール、スライダーのプール、屋外の温泉プールのほか、屋内に療養用の温泉プール、水風呂、子ども用プールがあり、いまは1年中営業しています。日本の温泉とは違い、水着着用の男女共用のプールです。

パラティヌスの料金(2026年) 平日 週末・祝日
大人 3,800フォリント(約1,800円) 4,200フォリント(約2,000円)
2時間券 2,600フォリント(約1,300円) 3,000フォリント(約1,500円、土曜12時まで)
子ども(3〜14歳)、年金受給者、全日制の学生 2,500フォリント(約1,200円) 2,800フォリント(約1,400円)
3人の家族券(14歳未満が1人以上) 7,600フォリント(約3,700円) 8,400フォリント(約4,100円)
  • 営業時間:毎日、通年営業。2026年10月19日からは9:00〜16:00
  • 料金:上の表は2026年9月14日からの料金です
  • プール:全部で15(屋外11、屋内4)。秋が深まるにつれて屋外プールは順に閉まります。いま使えるプールは施設の利用できるサービスのページで確認できます

出典:パラティヌスの料金表(2026年9月14日から)、営業時間はpalatinusstrand.hu、歴史は施設の沿革のページで2026年11月7日に確認。

冬の注意:冬のパラティヌスは、屋内の温泉プールとサウナを短い営業時間で開けています。10月下旬からは、屋外の敷地で夜にルミナ・パークが開かれます。

6. 給水塔

給水塔(Víztorony)は1911年に建てられた高さ57mのアール・ヌーヴォー様式の塔で、保護文化財です。ときどき展示やイベントの会場になり、晴れた日には展望台に上って島とドナウ川を見渡せます。

7. 自転車や足こぎカートを借りる

島は長さ2.5kmで歩いても回れますが、乗り物を借りると楽しさが増します。自転車と、2〜4人乗りの4輪の足こぎカート「ブリンゴーヒントー」(bringóhintó)は、両方の橋の近くのスタンドで借りられます。営業はおもに暖かい季節です。

マルギット島への行き方

マルギット島はブダとペストのあいだにあり、南のマルギット橋(Margit híd)と北のアールパード橋(Árpád híd)の2本の橋でつながっています。

  • 4番・6番トラム:マルギット橋の停留所で降り、橋の中ほどにある階段から島へ下ります。いちばんよく使われる入り方です。
  • 26番バス:西駅(ニュガティ駅)とゲンツ・アールパード・ヴァーロシュケズポント(Göncz Árpád városközpont、地下鉄M3)のあいだを走り、島を端から端まで通ります。島を全部歩きたくないときに便利です。
  • ペストから歩く:中心部のデアーク・フェレンツ広場あたりから30〜40分ほどです。

島内の26番バスの停留所

  • Margitsziget / Centenáriumi emlékmű(南)
  • Margitsziget / Vadaspark
  • Margitsziget / Palatinus strand
  • Margitsziget / Atlétikai Centrum(北)

1回券は500フォリント(約240円)、車内で買うと700フォリント(約340円)です。ブダペストの交通パスも使えます。乗車券はスマートフォンアプリでも買えます。使い方はBudapestGOアプリの使い方を見てください。

出典:BKKの運賃表と26番バスのページで2026年11月7日に確認。

マルギット島のおすすめの季節

マルギット島は1年を通して楽しめます。季節ごとの違いは次のとおりです。

季節 雰囲気 開いているもの
春(4〜5月) 花が咲き、気候がよく、人出はほどほど すべて。パラティヌスも営業
夏(6〜8月) ハイシーズン。週末は混み、泳ぐのにちょうどいい すべて。パラティヌスの屋外プールも営業
秋(9〜10月) 黄葉、観光客は少なめ、散歩に最適 ほとんどの施設。10月下旬にルミナ・パークが始まる
冬(11〜3月) 静か。閉まる施設もある。ルミナ・パークの光 パラティヌスの屋内プール、ルミナ・パーク、散歩道、遺跡

マルギット島で食べる

島には気軽な店から高級店まで、いくつかの選択肢があります。

  • Stég Pub:屋外席でハンバーガーとビール、川の眺め(季節営業、おおむね3月〜10月)
  • セーチェニ・レストラン(Széchenyi Restaurant):ホテルEnsana Grand Margaret Island内の高級ハンガリー料理
  • 屋台:メインの散歩道の近くに、ランゴシュ、アイスクリーム、軽食の店があります
  • ピクニック:食べものを持ってきて芝生に座るのが、地元の人のいつものやり方です

島の外で食事をするなら、ブダペスト中心部の店を探してみてください。

マルギット島に泊まれる?

泊まれます。島にはホテルが2軒あり、どちらも近年DanubiusからEnsanaにブランド名が変わりましたが、建物は同じです。

  • Ensana Grand Margaret Island(旧Danubius Grand Hotel Margitsziget):4つ星、1873年の歴史ある建物、温泉スパを利用できます
  • Ensana Thermal Margaret Island(旧Danubius Health Spa Resort Margitsziget):4つ星、ウェルネス中心、地下通路でGrandとつながっています

どちらも料金は高めですが、ブダペストの真ん中にいながら静かな夜を過ごせるのは、ここならではです。詳しくはマルギット島のホテルガイド(英語)を見てください。

マルギット島が合う人

同じ2.5kmの島でも、目的によって過ごし方はまったく違います。出かける前に、何をしたいかを決めておくと迷いません。

見どころを見たい人は、見どころに立ち寄りながらの散歩で2時間ほどみておくとよいでしょう。中世の遺跡、給水塔、日本庭園、野外劇場が島の端から端まで点在しています。

子ども連れやピクニックの人なら、午後をまるごと過ごせます。営業時間を気にする必要があるのはパラティヌスと噴水くらいで、広い道は子どもにもぴったりです。ただし島の道路には26番バスと作業車が通るので、小さな子どもからは目を離さないでください。

走りたい人には、5.3kmのゴム舗装のコースがあります。朝7時から地元のランナーが橋を渡ってやって来るのも、このコースがあるからです。歩道よりずっとひざにやさしく、ヨーロッパのほかの首都と比べてもブダペストが自慢できる施設です。

マルギット島と市民公園、どちらがいい?

どちらもいい公園ですが、楽しみ方が違います。

比較 マルギット島 市民公園(Városliget)
雰囲気 静かで自然が多く、街から離れた気分 にぎやかで見どころが多い
向いていること ランニング、ピクニック、静かな散歩 セーチェニ温泉、動物園、博物館
混雑 ほどほど(週末は混む) 大きな見どころの周りは混む
食事 数軒とピクニック 周辺にレストランが多い
車 ほとんど入らない(26番バスと作業車のみ) 道路が通っている

静けさと自然ならマルギット島、セーチェニ温泉やヴァイダフニャド城などの大きな見どころなら市民公園がおすすめです。

※料金はフォリント表示で、窓口で支払うのもフォリントです。円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レートで換算)です。1,000円未満は10円単位、それ以上は100円単位で丸めています。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

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よくある質問

マルギット島は無料で入れますか?

はい、島そのものは無料で、24時間いつでも入れます。パラティヌスのような個別の施設だけ、別に入場料がかかります。

マルギット島を歩いて一周するとどのくらいかかりますか?

一周は5.3kmで、のんびり歩いて1〜1.5時間ほどです。見どころに寄りながら回るなら、2〜4時間みておくと安心です。

マルギット島でサイクリングはできますか?

できます。自転車の通行は認められていて、人気もあります。島内のレンタルスタンドで借りるか、自分の自転車で入れます。

マルギット島に犬を連れて行けますか?

リードをつければ連れて行けます。ただしパラティヌスの中には入れません。

夜のマルギット島は安全ですか?

おおむね安全で、ホテルの周りやメインの散歩道は特に心配ありません。日が沈むと、北側は人が減り暗くなります。

なぜマルギット島という名前なのですか?

国王ベーラ4世の娘、聖マルギット(1242〜1270年)にちなむ名前です。マルギットは10歳から28歳で亡くなるまで、島のドミニコ会修道院で修道女として暮らしました。

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