ブダペストのクルトシュカラーチ(煙突菓子)おすすめ店と料金|2026年版

この記事の目次
- ひと目でわかる:ブダペストのクルトシュカラーチの店
- 店ごとの詳しい紹介:行く価値のある店
- モルナール:ヴァーツィ通りの老舗
- カトー・ネーニ:大聖堂近くで伝統と新しさが出会う店
- エーデシュ・マツコー(ヴィテーズ・クルトシュ):市民公園でクルトシュのデザートを
- Pichler Gelato & Chimney Cake:ヴィーガンにやさしい店と、夢の組み合わせ
- ケレシュフェーイ:ブダ側で味わう本場トランシルヴァニアの味
- Chimney Cake Shop:店舗が多く、乳糖不使用のコーンも
- Kürtős Legenda:大聖堂と漁夫の砦のそばで、注文を受けてから焼く店
- ホッパーチカ:甘くないクルトシュの食事の先駆け
- 店選びのコツ:手頃な店、マーケットの屋台、見分け方
- 地下鉄駅のキオスク:早くて便利、焼きたてならおいしい
- マーケットの屋台:お祭り気分の味と、お祭り価格
- 本物を見分ける:クルトシュのチェックリスト
- クルトシュの料金の目安
- 目的別ベストクルトシュ早見表
- おわりに:ブダペストで甘いクルトシュを探す楽しみ
ブダペストでいちばんおいしいクルトシュカラーチ(煙突菓子、kürtőskalács)は、市民公園にあるエーデシュ・マツコー(Édes Mackó)で食べられます。ヴィテーズ・クルトシュ(Vitéz Kürtős)というブランドが営む菓子店で、同ブランドの屋台は23年以上、ブナの炭火で焼き続けています。ブダ側なら、バルトーク・ベーラ通りのケレシュフェーイが昔ながらの味を守っています。地下鉄駅のキオスクやクリスマスマーケットの屋台では、棒から外したばかりの焼きたてをつかまえるのがコツです。クルトシュ(地元ではこう略します)がいちばんおいしいのはその瞬間です。
観光客の多い通りならほぼどこでも売っていますが、店による差は大きいです。焼きたての黄金色のらせんはカリッとしたキャラメル状の外側とふんわりやわらかい中身で、カウンターで1時間待っていた一本とは別物です。まだ温かく、できれば湯気が立っている一本を選び、ビニール袋に入って待っているものは見送りましょう。
クルトシュカラーチはもともとトランシルヴァニアのお菓子で、木の棒に生地を巻き、おき火の上で焼きます。定番のまぶしはシナモン、くるみ、ココアですが、いまのブダペストではヌテラ入り、オレオがけ、食事になる甘くないクルトシュまであります。
EMBED: https://www.tiktok.com/@ak_wassim/video/7537709948344782136 | @ak_wassim
ひと目でわかる:ブダペストのクルトシュカラーチの店
知っておきたい店を表にまとめました。気になる項目から店を選んでください。
| 店名 | 特徴・ここが違う | エリア | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| モルナール(Molnár’s Kürtőskalács) | ヴァーツィ通りの老舗、安定した品質、焼く様子を見られる | 中心部(ヴァーツィ通り) | 4.0 / 5 |
| カトー・ネーニ(Kató Néni Finomságai) | 伝統と新しさ、具入りと甘くないクルトシュ、体験ワークショップ | 中心部(10月6日通り) | 4.5 / 5 |
| エーデシュ・マツコー(ヴィテーズ・クルトシュ) | ヴィテーズ・クルトシュの菓子店、独創的なクルトシュのデザート、市民公園の立地 | 市民公園 | 4.8 / 5 |
| Pichler Gelato & Chimney Cake | 標準の生地がヴィーガン、ジェラートとの組み合わせが見事 | 中心部(複数店舗) | 4.5 / 5 |
| ケレシュフェーイ(Körösfői Kürtőskalács) | トランシルヴァニア風の定番、地元らしいブダの雰囲気 | ブダ(バルトーク・ベーラ通り) | 4.7 / 5 |
| Chimney Cake Shop | 中心部に多数、乳糖不使用をうたう、アイスクリームのコーン向き | 中心部(複数店舗) | 3.5 / 5 |
| Kürtős Legenda | 注文を受けてから直火で焼く、ドボシュやジェルボーなどハンガリー菓子の味 | 名所の近く | 4.0 / 5 |
| Kürtős 17 Kalács | デリバリーで人気、定番から変わり種まで味が豊富 | デリバリー中心 | 4.2 / 5 |
| ホッパーチカ(Hoppácska) | 甘くないクルトシュの食事の先駆け、ほかにない発想 | 中心部(ラーダイ通り) | 4.0 / 5 |
店ごとの詳しい紹介:行く価値のある店
ここからは、足を運ぶ価値のある店を一軒ずつ紹介します。客観的な情報に、地元目線のグルメ情報(英語)を添えています。
モルナール:ヴァーツィ通りの老舗
特徴:
モルナールは、パン屋というよりヴァーツィ通りの名物です。ガラス越しに写真を撮る人がいるのですぐにわかり、立地はこれ以上ないほど中心です。いちばんの長所は、いつ行っても安定しておいしいことです。オープンキッチンで、生地を巻くところから最後のトッピングまで全工程を見られ、それも楽しみの半分です。中心部にいるなら、遠回りせずにクルトシュを食べられるいちばん手軽な店です。
味と名物:
味は10種類です。バニラ、シナモン、くるみ、アーモンド、チョコレート、ココナッツ、ケシの実、ココアが2,200フォリント(約1,100円)、ラズベリーとピスタチオが2,600フォリント(約1,200円)です。甘さ控えめが好みなら、くるみかアーモンドを選んでください。Molinariのコーヒーと合わせるか、「ブダペストの屋台グルメ」を思いきり楽しむならアイスクリーム入りのクルトシュがおすすめです。2,500フォリント(約1,200円)、ラズベリーかピスタチオなら3,000フォリント(約1,400円)です。
営業情報と注意点:
混雑は覚悟してください。繁忙期のヴァーツィ通りは、街でいちばんにぎやかな通りのひとつです。店内でも持ち帰りでも食べられ、場所は申し分ありません。Váci utca 31で、フェレンツィエク広場から歩いて2分です。
ひとことアドバイス:クルトシュは目の前で仕上げられるので、熱々を食べたいなら焼きたてを頼んでください。接客はたいてい感じがよく、営業は毎日9:00〜20:00です。
連絡先:
公式サイトを見る
出典:モルナールのメニューと店舗ページ。料金、味、営業時間は2026年10月9日に確認。
カトー・ネーニ:大聖堂近くで伝統と新しさが出会う店
特徴:
カトー・ネーニは家族経営らしい温かさのある店で、おばあちゃん世代も納得の伝統と、Instagramで目を引く新しさを両方持っています。聖イシュトヴァーン大聖堂のすぐ近くにあり、2000年から続く家族の店です。知られているのは具入りのクルトシュで、生地の中にまさかと思うような具を詰めます。体験ワークショップも開いていて、終わるころにはクルトシュを40本焼いたかのような甘い香りをまとって帰ることになります。
味と名物:
定番もありますが、主役は具入りのクルトシュです。夏は自家製アイスクリームと新鮮なフルーツ、冬は濃厚なベルギーチョコレートのムース。クリスマスの時期には、やみつきになるジンジャーブレッドのクラムをまぶしたクルトシュが登場します。冒険したい人には甘くない具もあり、ソーセージやチキン、ときには写真映えする虹色のクルトシュも出ます。
営業情報と注意点:
店はこぢんまりしていて、カウンターでの温かい応対もこの店に行く理由のひとつです。場所はOktóber 6. utca 6(10月6日通り)で、夜遅くまで開いています(11:00〜22:00)。
ひとことアドバイス:夏の具に使うアイスクリームは店内で作る自家製です。ワークショップに参加したいなら早めに予約してください。クリスマスマーケットのホットワインより早く売り切れます。
連絡先:
公式サイトを見る
出典:Kató Néni Finomságai。住所、営業時間、ワークショップは2026年10月9日に確認。
エーデシュ・マツコー(ヴィテーズ・クルトシュ):市民公園でクルトシュのデザートを
特徴:
クルトシュカラーチをいちばん贅沢に味わうなら、エーデシュ・マツコーです。ヴィテーズ・クルトシュが営む座って食べられる菓子店で、同ブランドの屋台は23年以上、毎日ブナの炭火(faszénparázs)でクルトシュを焼いてきました。場所は市民公園(Városliget)の中、動物園とセーチェニ温泉(Széchenyi gyógyfürdő)のすぐそばです。クルトシュとそのデザート、公園の空気、屋台よりもブティックカフェに近い菓子店と、条件がそろっています。
味と名物:
定番にも根強いファンがいて、特にラズベリーのクルトシュが人気です。それでも真価が出るのは創作系です。ブダペストのカスタードケーキをクルトシュの土台で作り直したKürtős Krémes、ケシの実たっぷりのお菓子グバをらせん形にしたKürtős Guba、焼く前に具を詰めて中からとろりとあふれるKürtősbon、そしてクルトシュをちぎってバニラソースかベルギーチョコレートにつけるKürtős fondueがあります。ひとつだけ選ぶならKürtős Gubaにしてください。さらに、毎週水曜と金曜の10:00からはグルテンフリー・乳製品不使用のクルトシュも焼いていて、予約は要りません。ほかの平日は前日までに注文すれば作ってもらえます(4本から、週末は不可)。
営業情報と注意点:
カフェは歴史的建造物に指定された建物の中にあり、2018年に菓子店として開きました。屋内席もしっかりあり、日当たりのよいテラスもあるので、温泉や動物園のあとに甘いものを食べるのにぴったりです。場所はÁllatkerti körút 14-16で、9:30〜19:00、年中無休です。
ひとことアドバイス:創作デザートは普通の屋台のクルトシュより高めですが、その価値はあります。ここでは遠慮せず、凝ったものを頼んでください。晴れた週末は行列ができますが、フォンデュは並ぶ価値があります。
連絡先:
ヴィテーズ・クルトシュ/エーデシュ・マツコーの公式サイトを見る
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出典:エーデシュ・マツコーの店舗ページ(住所、営業時間、グルテンフリー・乳製品不使用の曜日)、デザート一覧、ブナの炭火についてのヴィテーズ・クルトシュの記事。2026年10月9日に確認。
Pichler Gelato & Chimney Cake:ヴィーガンにやさしい店と、夢の組み合わせ
特徴:
Pichlerは、クルトシュの世界で少し画期的な店です。標準のクルトシュ生地がヴィーガンなのです。特別な注文も、「アレルギー表を見せてもらえますか」と気まずく頼む必要もなく、最初からそう作られています。それだけでも、ヴィーガンの人や乳製品を避けたい人にはぜひ試してほしい店です。ただ、この店を有名にしたのはクルトシュと職人のジェラートの組み合わせです。まだ温かいクルトシュのコーンに、なめらかなイタリア風アイスクリームを詰めます。写真映えも抜群です。
味と名物:
人気の味は入れ替わりますが、ピスタチオ(本物のシチリア産クリーム使用)、ヌテラ、シナモン、ココナッツ、バニラあたりが定番です。看板はジェラートを詰めたクルトシュのコーンですが、ヴィーガンのソルベ(マンゴー、ラズベリーなど)や、乳製品のものに負けない植物性アイスクリームもときどき登場するので見逃さないでください。
営業情報と注意点:
Pichlerの店はモダンで清潔な雰囲気で、素朴なチャールダ(田舎風の食堂)というより、洗練されたジェラテリアです。現在の店舗と営業時間はPichlerの公式サイトに載っています。ひとことアドバイス:生地は標準でヴィーガンですが、完全に植物性にこだわるなら、具やアイスクリームの味も確認してください。
連絡先:
Pichlerの公式サイトを見る
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ケレシュフェーイ:ブダ側で味わう本場トランシルヴァニアの味
特徴:
ペスト側のクルトシュカラーチが観光客向けにおめかししているとすれば、バルトーク・ベーラ通りのケレシュフェーイは普段着のまま、それでもちゃんとおいしい店です。小さな店で、やり方はシンプルです。奇抜な演出もネオンサインもなく、トランシルヴァニア風の定番クルトシュだけを焼いています。飾らない店でこそ記憶に残る一本に出会えることがあり、それがこの店を試す理由です。
味と名物:
味は定番(バニラ、シナモン、くるみ、ココア)に絞っています。食感はケーキよりパンに近く、伝統的なスタイルに近いものです。ヴィーガンのクルトシュが必要なら、カウンターで聞くか、先にFacebookページで確かめてください。
営業情報と注意点:
場所はバルトーク・ベーラ通りで、ゲッレールトの丘からも、通り沿いのカフェやギャラリーからも少し歩けば着きます。小さく簡素な店ですが、それがいいところです。ひとことアドバイス:小さな店は季節で営業時間が変わることがあります。川を渡る前にFacebookページで当日の営業時間と料金を確認してください。
連絡先:
Facebookページを見る
Chimney Cake Shop:店舗が多く、乳糖不使用のコーンも
特徴:
Chimney Cake Shopは避けて通るほうが難しい店です。中心部のあちこちに支店があり、ヴァーツィ通り、ファッション・ストリート、デアーク・フェレンツ広場と、観光客が途切れない場所ならたいてい視界のどこかに一軒あります。売りは便利さと、ソフトクリームをクルトシュに詰めたChimney Conesが乳糖不使用とうたわれていることです。砂糖とカラフルなトッピングと写真映えするデザートが欲しいとき、すぐ近くで見つかるのがこの店を使う理由です。
味と名物:
バニラやシナモンなどの定番もありますが、主役はChimney Conesです。ソフトクリームを山盛りにして、ヌテラ、M&M’s、オレオ、バウンティなどをトッピングします。伝統的なクルトシュというより遊び心のある盛りだくさん系で、甘いもの好きでスマートフォンのカメラを構えている人には文句なしに楽しい一品です。
営業情報と注意点:
店はチェーン店の雰囲気で、中心部のにぎやかな通りを歩けば支店の前を通ります。現在の店舗と営業時間はFacebookページに載っています。
ひとことアドバイス:焼きたてがローラーから外されるところが見えたら注文してください。クルトシュは焼いてから数分がいちばんおいしいからです。結論:便利さと盛りだくさんのコーンならこの店、座って食べるクルトシュのデザートなら市民公園のエーデシュ・マツコーへ。
連絡先:
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Kürtős Legenda:大聖堂と漁夫の砦のそばで、注文を受けてから焼く店
特徴:
Kürtős Legendaは、すべてのクルトシュを注文を受けてから、目の前で、直火で焼きます。作り置きや温め直しはせず、外はカリッと中はやわらかい温かい状態で手渡されます。観光で歩くその場所で本格的なクルトシュを、というわかりやすい発想です。大聖堂の横で食べる焼きたては、どこで食べる冷めた一本よりもおいしいはずです。
味と名物:
メニューは定番(シナモン、バニラ、くるみ、ココア、ラズベリー、ピスタチオ)に加えて、ドボシュやジェルボーなどハンガリーの伝統菓子から借りた味があります。ラズベリーアイスクリームにフルーツソースとカリカリのトッピングを合わせたものなど、アイスクリーム入りのコーンもあります。
営業情報と注意点:
聖イシュトヴァーン大聖堂のすぐ横のSzent István tér 11/Bと、ブダ城地区の漁夫の砦に近いTárnok utca 15に店があり、どちらも毎日10:00〜22:00の営業です。3軒目はバラトン湖畔のシオーフォクにあり、夏のシーズンに営業します。
連絡先:
公式サイト
出典:Kürtős Legendaのメニューと、大聖堂店・漁夫の砦店の店舗ページ。2026年10月9日に確認。
ホッパーチカ:甘くないクルトシュの食事の先駆け
特徴:
クルトシュカラーチといえば、ボリュームのあるハンガリー料理のあとに食べるデザートです。ホッパーチカは順番を飛ばして、クルトシュそのものを食事にしました。食べ歩きの店が並ぶラーダイ通りにあり、クルトシュを甘くない料理を盛る食べられるお皿にするという発想をいち早く始めた店です。突飛に聞こえますが、ちゃんと成り立っています。ハンガリーのレチョーをクルトシュに入れて食べる機会はそうそうないので、それだけで試す理由になります。
味と名物:
甘いものと甘くないものの両方がありますが、主役は甘くないほうです。たとえば次のような具です。
- ハンガリーのレチョー(パプリカの煮込み)
- スパイシーなミートボール
- ザワークラウト添えのバイエルン風ソーセージ
- ケーレゼット(パプリカ入りのチーズスプレッド、kőrözött)
これらをクルトシュの中に詰めたり、横に添えたりして出します。チョコレートやラズベリーなど甘いものもメニューにありますが、この店が知られているのは甘くないクルトシュのおかげです。
営業情報と注意点:
気取らない素朴な店で、ほぼ立ち食いです。クルトシュの片側を具なしで残す切り方をしていて、そこが持ち手になるので指がべたつきません。食べられる食器というわけです。さっと済ませる一風変わったランチや軽い夕食にぴったりです。場所はRáday utca 33です。
ひとことアドバイス:思いきってヌテラはやめ、ハンガリーらしい甘くない味を体験するならレチョーかソーセージの具を選んでください。料金は手頃で、食事とデザートを一度に食べるようなものと考えればなおさらです。
連絡先:
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店選びのコツ:手頃な店、マーケットの屋台、見分け方
地下鉄駅のキオスク:早くて便利、焼きたてならおいしい
ブダペストに15分もいれば必ず目にするのが、オクトゴン、西駅(ニュガティ駅)、アストリア、ウルシュ・ヴェゼール広場などの駅前で、行き交う人にクルトシュを売る小さなキオスクです。多くはFitzkeyというブランドが運営していて、とにかく手早く出すための店です。
よいところ:街でいちばん安く、場所も便利です。棒から外したての焼きたてに当たれば、とてもおいしいこともあります。ヴィーガン生地をうたう店も多くあります。
弱いところ:鮮度はタイミングしだいで、しばらく置かれた一本はカリッとした食感が消えています。ヴィーガンの人は、生地だけでなくトッピングも確認してください。
地元からのアドバイス:必ず行列を見てください。人が並んでいて、焼き手がローラーから次々と外しているなら当たりの可能性が高いです。ローラーで何も回っていなければ、次の店へ。
マーケットの屋台:お祭り気分の味と、お祭り価格
ブダペストのクリスマスマーケットに、クルトシュカラーチの甘い香りは欠かせません。ヴェレシュマルティ広場、大聖堂前の広場、さらには中央市場(Nagycsarnok)にも屋台が出ます。
よいところ:雰囲気はかないません。クリスマスのイルミネーションの下で湯気の立つクルトシュを食べるのは、ブダペストならではの体験です。
弱いところ:場所代を払うことになり、大勢の客に向けて焼く屋台では品質が落ちることもあります。値段は屋台ごとに掲示されているので、注文前にメニュー板を見てください。
地元からのアドバイス:雰囲気を楽しむために一本はぜひどうぞ。それも体験のうちです。二本目が欲しくなったら、マーケット散策の前後に近くの中心部の店で買うのがおすすめです。
本物を見分ける:クルトシュのチェックリスト
初めての店で、クルトシュの良し悪しを見分けるポイントです。
- 焼き方:炭火(faszénparázs)ならスモーキーで理想的です。電気オーブンでも悪くはありませんが、炭火にはかないません。
- 鮮度:クルトシュは温かい、できれば湯気が立っているうちがいちばんです。ビニール袋で待っていた一本はカリッとした食感が消えています。
- 香り:鼻を信じてください。キャラメル状の砂糖の香りがしなければ、そのまま通り過ぎてください。
- 食感:理想は、外がカリッとしたキャラメルの殻、中がふわふわの生地です。
クルトシュの料金の目安
ヴァーツィ通りのモルナールのような中心部の店では、定番が2,200フォリント(約1,100円)、ラズベリーかピスタチオが2,600フォリント(約1,200円)、アイスクリーム入りが2,500〜3,000フォリント(約1,200〜1,400円)です。地下鉄駅のキオスクやクリスマスマーケットの屋台は店ごとに値段を決めているので、注文前にメニュー板を見てください。マーケットでは、お祭りの雰囲気の分も払うことになります。
※料金はフォリント表示で、カウンターで支払うのもフォリントです。円換算は1フォリント=約0.48円(2026年10月30日のECB参考レートで換算)です。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。
出典:モルナールのメニュー。料金は2026年10月9日に確認。
目的別ベストクルトシュ早見表
- 伝統を味わうなら:
エーデシュ・マツコー。市民公園にあるヴィテーズ・クルトシュの菓子店で、クルトシュのデザートと菓子店らしい雰囲気が楽しめます。 - 新しさを求めるなら:
カトー・ネーニ。具入り、甘くないもの、季節限定、虹色まであり、食べることが好きな人のためのクルトシュの実験室です。 - ヴィーガンなら:
Pichler Gelato & Chimney Cake。生地は標準でヴィーガン、職人のジェラートも楽しめます。 - ブダ側なら:
ケレシュフェーイ。ゲッレールトの丘の近くで、トランシルヴァニア風の定番クルトシュが食べられます。 - 観光の記念写真なら:
Chimney Cake Shop。トッピングたっぷりのアイスクリームコーンはInstagram向きです。 - デリバリーなら:
Kürtős 17 Kalács。味の種類がとても多く、すべて玄関まで届けてくれます。 - 甘くない変わり種なら:
ホッパーチカ。レチョーやソーセージを詰めた食べられるコーンで、クルトシュが昼食や夕食になります。 - 観光名所のそばなら:
Kürtős Legenda。大聖堂の横と漁夫の砦の近くで、注文を受けてから直火で焼きます。
おわりに:ブダペストで甘いクルトシュを探す楽しみ
結局のところ、ブダペストでクルトシュカラーチを食べ歩くのは、この街を好きになるシンプルで心から楽しいひとときのひとつです。市民公園でKürtős Gubaをかじったり、ヴァーツィ通りでジェラート入りのコーンを撮ったり、レチョーを詰めた甘くないクルトシュに首をかしげて、意外なおいしさに気づいたりするはずです。
このガイドを手がかりにすれば、伝統を守る店、新しさに挑む店、ヴィーガンに応える店、そしてフォリントに見合う満足感をくれる店へまっすぐ向かえます。老舗のお菓子も気になるなら、ジェルボーのガイドもどうぞ。
それでも、このリストだけで終わらせないでください。キャラメル状の砂糖の香りに誘われて路地に入り、自分だけのクルトシュに出会うのも楽しみの半分です。ブダペストには、まだ知らない甘くてカリッとしたらせんが待っています。
楽しい食べ歩きを。デザートの分のおなかは空けておいてください。
よくある質問
クルトシュカラーチ(煙突菓子)とはどんなお菓子ですか?
トランシルヴァニア生まれの、ハンガリーの伝統的な甘いパンです。甘い発酵生地を木の棒にらせん状に巻き、砂糖をまぶして焼きます。伝統的には炭火で焼きます。外はカリッとキャラメル状、中はふんわりやわらかく仕上がります。名前はkürtő(煙突)とkalács(菓子パン)から来ていて、中が空洞の形と、焼きたてのときに中から立ちのぼる湯気にちなんでいます。
最初に試すならどの味がいいですか?
まずはシンプルな味から。定番中の定番は、シナモン(fahéjas)、くるみ(diós)、バニラシュガー(vaníliás)です。ココア(kakaós)とココナッツ(kókuszos)もどこでも見つかり、地元の人にも人気の手堅い選択です。
ブダペストのクルトシュカラーチはいくらくらいですか?
ヴァーツィ通りのモルナールのような中心部の店では、定番が2,200フォリント(約1,100円)、ラズベリーかピスタチオが2,600フォリント(約1,200円)、アイスクリーム入りが2,500〜3,000フォリント(約1,200〜1,400円)です。地下鉄駅のキオスクやクリスマスマーケットの屋台は店ごとに値段を決めているので、注文前にメニュー板を見てください。マーケットでは、お祭りの雰囲気の分も払うことになります。
ヴィーガン対応のクルトシュカラーチはありますか?
あります。Pichler Gelato & Chimney Cakeは、標準の生地がヴィーガン仕様です。ほかの店ではカウンターで聞いてください。手頃な屋台は「ヴィーガン」とうたっていることが多いですが、トッピングも確認してください。
アイスクリーム入りのクルトシュを食べるならどこがいいですか?
ヴィーガン生地のコーンに上質なジェラートを詰めるならPichler、トッピングを山盛りにしたコーンならChimney Cake Shop、中心部で安定した定番ならモルナール、季節のアイスクリームを詰めるならカトー・ネーニ、大聖堂と漁夫の砦の近くでひと工夫あるものならKürtős Legendaです。お祭りの会場に出るTöltött Kürtősのキオスクも、移動販売ならではの楽しい選択肢です。
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料金確認日 2026-10-26. これらのリンクから予約すると、追加料金なしで当サイトの運営を支えることができます。 しくみについて.