タイムアウト・マーケット・ブダペストの料金と全11店|2026年版

最終更新: 2026-11-07·3 分で読めます
この記事の目次
  1. ひと目でわかるタイムアウト・マーケット・ブダペスト
  2. 建物:よみがえったコルヴィン宮殿
  3. 料理:全11キッチンを紹介
  4. CANTEEN by ペシュティ・イシュトヴァーン:一流シェフが仕上げるハンガリーの家庭料理
  5. アニュカーム・モンドタ:ミシュランのビブグルマンを得たピッツェリア
  6. LIRA by エセンシア:気軽に味わうミシュランの料理
  7. M’EAT by ラーツ・イェネー:地中海とハンガリーのフュージョン
  8. ビッグフィッシュ:本格的なシーフード
  9. ハイナム・フォー:ベトナムの伝統の味
  10. 101ビストロ:台湾とハンガリーの出会い
  11. カーサ・クリスタ:バラトン湖の味を街で
  12. サレトリ:新しい感覚のハンガリーの定番
  13. ピングルンバ:中東のメゼ
  14. チューニング・バーガー:グルメバーガー
  15. バー:何を飲むか
  16. アブソルート&リレ・バー
  17. ドレハー
  18. ワインズ・オブ・ハンガリー
  19. 料金:実際にいくらかかるか
  20. 混雑を避ける時間帯
  21. 注文の仕方
  22. 行く価値はあるか、どんな人に向いているか
  23. ブダペストのほかの食事の選択肢と比べると
  24. アクセス
  25. 周辺の見どころ
  26. 実用情報
  27. タイムアウト・マーケット・ブダペストの基本情報

タイムアウト・マーケット・ブダペストでは、本店でミシュラン二つ星を持つシェフ、ペシュティ・イシュトヴァーン(Pesti István)の料理を1皿3,500〜6,500フォリント(約1,700〜3,200円)で食べられます。場所はブラハ・ルイザ広場(Blaha Lujza tér)に立つ1926年築のコルヴィン宮殿で、席は相席です。中央市場とは別物で、袋入りのパプリカを売るおみやげの店でも、1,500フォリント(約730円)のグヤーシュを出す大衆食堂でもありません。

11のキッチンと3つのバーで540席を共有しているので、食べたいものが決まらないグループや、店をいくつも予約せずにいろいろ味わいたい短い滞在に向いています。地元のエートケズデ(étkezde、大衆食堂)よりは高く、シェフたちの本店よりはずっと安く食べられます。予算が限られている人、地元の人と同じ店で食べたい人、静かに食事をしたい人には向きません。

オープンは2025年9月です。個人の予約はできず、相席の自由席で先着順です。

ひと目でわかるタイムアウト・マーケット・ブダペスト

場所 コルヴィン宮殿、ブラハ・ルイザ広場1番地、8区
営業時間 毎日11:30〜23:30(キッチンは22:00まで)
料金の目安 前菜2,500〜4,000フォリント/メイン3,500〜8,000フォリント/高級メニュー8,000〜12,000フォリント以上
アクセス 地下鉄M2でブラハ・ルイザ広場駅、トラム4・6番、バス7・7E・8E・133E番
席数 540席(相席、個人の予約不可)
向いている人 グループ、食べ歩き好き、デート、質を重視する旅行者
向かない人 安く食べたい人、「地元らしさ」を求める人、静かに食事をしたい人
予約 予約なしの先着順(大人数は問い合わせ可)

建物:よみがえったコルヴィン宮殿

料理の前に、まず建物を紹介します。建築だけでも見ごたえがあります。コルヴィン宮殿(もとはコルヴィン百貨店、Corvin Áruház)は1926年に開業した、ブダペストでも指折りの格式ある百貨店でした。国内初のエスカレーターがあり、サロン音楽の生演奏やファッションショーが開かれ、市内の上流階級が買い物に訪れる場所でした。

ブラハ・ルイザ広場に面したコルヴィン宮殿の修復された外観。現在タイムアウト・マーケット・ブダペストが入る1926年築の建物

ブラハ・ルイザ広場に面したコルヴィン宮殿の外観。マーケットの内部は写っていません。写真:Random photos 1989, CC BY-SA 4.0, resized

建物は第二次世界大戦も共産主義時代も、その後の長い放置も生き延び、2013年にようやく閉店しました。それから何年も、旅行者がたいてい足早に通り過ぎる雑然としたブラハ・ルイザ広場に、空き家のまま立っていました。2023年に完了した改修で、精巧なレリーフと角の彫刻をもつ見事な新古典主義の外観が修復され、内部は全面的に近代化されました。

ブダペストのコルヴィン宮殿の外壁を飾るアール・デコのレリーフの細部

2023年の修復でよみがえったレリーフ。写真:KovacsDaniel, CC BY-SA 4.0, resized

いまタイムアウト・マーケットに入ると、高い天井と、自然光をたっぷり取り込む大きな窓が迎えてくれます。現代的なデザインが歴史ある骨格と張り合うのではなく、引き立て合っています。100年前の建築の細部と洗練されたモダンなフードカウンターの対比がよく効いていて、地元のアート作品や壁画が館内のあちこちに色を添えています。

フードコートと聞いて想像する薄暗い空間とはまったく違い、写真映えする空間です。これだけでもブラハ・ルイザ広場に立ち寄る理由になります。

料理:全11キッチンを紹介

タイムアウト・マーケット・ブダペストには11の常設キッチンがあり、どれも料理のジャンルは違いますが、街のいちばんいい店を集めるという方針で選ばれています。選考は厳しく、出店料を払えば入れるわけではありません。何年もかけて評価を積み上げてきた有名店やシェフが、実績を認められて出店しています。

それぞれのキッチンについて、知っておきたいことは次のとおりです。

CANTEEN by ペシュティ・イシュトヴァーン:一流シェフが仕上げるハンガリーの家庭料理

マーケットの看板店です。ペシュティ・イシュトヴァーンはブダペスト郊外の本店でミシュラン二つ星を持ち、首都の外ではハンガリーでもっとも評価の高いシェフです。CANTEENでは、子どものころから食べてきた料理(グヤーシュスープ、仔牛のシュニッツェル、レチョー)を、このレベルのシェフらしい精密さで仕上げています。

泡をのせたり分解したりする再解釈ではないところが魅力で、誰が見てもわかる家庭料理を、期待どおりの味で、おそらくこれまで食べたどれよりもおいしく仕上げています。

おすすめ: グヤーシュスープ、仔牛のシュニッツェル、アップルパイ
価格帯: 3,500〜6,500フォリント(約1,700〜3,200円)
背景: 「この料理は心と思い出から作っています」とペシュティ・イシュトヴァーンは話します。ミシュラン二つ星の本店、タタ(Tata)のプラターン・グルメ(Platán Gourmet)はブダペストから車で約1時間なので、遠出せずに彼の料理を味わえる機会です。

アニュカーム・モンドタ:ミシュランのビブグルマンを得たピッツェリア

バラトン湖に行ったことがあれば、湖畔の大人気店でアニュカーム・モンドタ(Anyukám Mondta)を知っているかもしれません。ミシュランのビブグルマンを獲得したこのピッツェリアが、ついに薪窯をブダペストに常設しました。

ピザはハンガリー風のひねりを加えたナポリ風です。ふくらんで焦げ目のついたもちもちの生地に質の高い具材がのり、本物の薪窯でしか出せない焼き色がついています。まず頼みたいのはマルゲリータDOPで、シンプルながら完成度が高く、わざわざ食べに行きたくなる一枚です。

おすすめ: マルゲリータDOP、季節限定メニュー
価格帯: 3,200〜5,500フォリント(約1,600〜2,700円)
ウェブサイト: anyukammondta.hu
背景: ドゥダーシュ兄弟は小さな村エンチ(Encs)でミシュランのビブグルマンを獲得しました。その評判の薪窯ピザを、ブダペストでいつでも食べられるようになりました。

LIRA by エセンシア:気軽に味わうミシュランの料理

エセンシア(Essência)はブダペストでもとくに評価の高いファインダイニングです。LIRAはそのカジュアルな業態で、本店と同じ創造性と質の高い食材を、フードホールに合った形で出しています。

メニューには現代ヨーロッパ料理の人気の皿が並びます。牡蠣のエマルジョンを添えた牛肉のタルタル、ムール貝と燻製海藻バターの自家製タリアテッレ、ゴルゴンゾーラのアイスクリームを添えたアーモンドケーキなど、高級レストランなら3倍はしそうな料理です。

おすすめ: 牛肉のタルタル、ムール貝のタリアテッレ
価格帯: 4,500〜9,000フォリント(約2,200〜4,400円)
背景: 「どの皿にも、上品さと気軽さのバランスを込めています」とミシュラン星付きのエセンシアのチームは話します。ファインダイニングの技術をフードホールの価格で味わえます。

M’EAT by ラーツ・イェネー:地中海とハンガリーのフュージョン

ラーツ・イェネー(Rácz Jenő)はハンガリーの美食界でおなじみの顔です。ミシュラン星付きのシェフで(本店のルーマー、Rumourが一つ星)、レストラン事業やメディア出演で有名人のような存在になっています。M’EATはアンティパストを中心にした業態で、ハンガリーの食材を地中海の調理法で仕上げています。

シェアして食べるスタイルで、シャルキュトリー、チーズ、ワインやカクテルに合う小皿が並びます。しっかりした食事よりも、つまみながら過ごしたいグループにぴったりです。

おすすめ: アンティパストの盛り合わせ、季節限定メニュー
価格帯: 2,800〜6,000フォリント(約1,400〜2,900円)
背景: M’EATでは、ミシュラン星付きのルーマーよりはるかに手軽な価格と気軽さで、ラーツ・イェネーの料理を味わえます。

ビッグフィッシュ:本格的なシーフード

ハンガリーは内陸国なので、質の高いシーフードを出すのは簡単ではありません。ビッグフィッシュ(Bigfish)は手に入る最良の魚介を仕入れることで評価を築いてきた店で、タイムアウト・マーケットでは、むきたての牡蠣から本格的なフィッシュ・アンド・チップス、寿司まで出しています。

フィッシュ・アンド・チップスは意外なほどおいしく、ほろりとした魚がさくさくの黄金色の衣に包まれ、時間がたってもべたつきません。牡蠣は注文を受けてから殻をむき、質に見合った適正な値段です。海の幸が恋しくなったらここです。

おすすめ: フィッシュ・アンド・チップス、牡蠣、寿司の盛り合わせ
価格帯: 3,500〜8,500フォリント(約1,700〜4,100円)
背景: 「鮮度に妥協はありません」というビッグフィッシュは、季節の上質なシーフードを仕入れています。

ハイナム・フォー:ベトナムの伝統の味

ハイナム(Hai Nam)は30年近くブダペストでベトナム料理を出してきました。スープは何十年もかけて磨かれた味で、濃厚で香り高く、何時間もかけないと出せない深みがひと口ごとに感じられます。

タイムアウト・マーケットでは定番の人気メニューを出しています。さまざまな具のフォー、バインミー、ご飯もの、春巻きです。フュージョンでも現代風でもなく、ほとんどの競合店ができる前から作り続けている人たちによる、正統派のベトナムの家庭料理です。

おすすめ: フォー・ボー(牛肉のフォー)、バインミー、春巻き
価格帯: 3,000〜5,500フォリント(約1,500〜2,700円)
ウェブサイト: Facebook | Woltのデリバリー
背景: スープのレシピは30年近く前にさかのぼります。フォーは二日酔いの日や寒い日の、ブダペストの定番の一杯です。

101ビストロ:台湾とハンガリーの出会い

意外性のある業態のひとつです。台湾のビストロ文化に着想を得ながら、ハンガリーの食材と技法を使うキッチンです。異国的でありながらなじみのある料理で、複雑な味わいが不思議とブダペストの街になじみます。

目を引くのはショウパ・チキンと四川風ほうれん草で、どちらもしっかり辛く、味が濃い料理です。ヨーロッパの定番料理に飽きて、もっと刺激が欲しいならここです。

おすすめ: ショウパ・チキン、四川風ほうれん草、担々麺
価格帯: 3,200〜5,800フォリント(約1,600〜2,800円)
ウェブサイト: 101bistro.hu | Instagram
背景: 「ただ味わうために来たのではありません。発見するために来たのです。好奇心をもって、心を開いて」

カーサ・クリスタ:バラトン湖の味を街で

バラトン湖はハンガリーの夏の楽園で、カーサ・クリスタ(Casa Christa)はその魅力を料理で表現しています。湖の新鮮な魚、周辺の丘でとれた食材、地元のワイナリーのワインなど、湖畔の田舎料理を街で味わえる店です。

コンセプトは郷愁です。水辺でのんびり過ごした夏、家族の集まり、おばあちゃんの台所を思い起こさせる料理です。ただし仕上げは現代的で、盛りつけは上品、見た目も写真映えします。

おすすめ: 季節の魚料理、地方の名物料理、地元のワイン
価格帯: 3,800〜7,500フォリント(約1,800〜3,600円)
ウェブサイト: casachrista.hu
背景: バラトンセーレーシュ(Balatonszőlős)にある本店のカーサ・クリスタは、ミシュランのビブグルマンを4年連続(2022〜2025年)で獲得しています。白壁の美しい建物で、田園風景の向こうにバラトン湖まで見渡せます。

サレトリ:新しい感覚のハンガリーの定番

CANTEENが家庭料理を完璧に仕上げる店なら、サレトリ(Szaletly)は家庭料理をよそ行きに仕立てる店です。愛されてきたハンガリー料理(ラコット・クルンプリ、ケシの実のダンプリング、グヤーシュスープ)を、地元産の季節の食材で作り直しています。

「定番はなくなっていない、新しい服を着ただけ」というキャッチコピーが、その姿勢をよく表しています。見慣れた料理ですが、ふつうのハンガリー料理店で食べるものより一段上に仕上げる工夫があります。

おすすめ: ラコット・クルンプリ(rakott krumpli、ジャガイモの重ね焼き)、ケシの実のダンプリング、グヤーシュスープ
価格帯: 3,500〜6,500フォリント(約1,700〜3,200円)
ウェブサイト: szaletly.hu
背景: ミシュランガイドに掲載されたサレトリのステファーニア通りの本店は、「評価の高い地元のワインリストとクラフトビール」で知られています。家庭料理がひと味違います。

ピングルンバ:中東のメゼ

まったく違うものを食べたいなら、ピングルンバ(Pingrumba)です。中東、北アフリカ、インドの料理をもとにしたメゼ風の料理を出しています。色鮮やかでスパイシー、みんなでシェアするための料理です。

盛り合わせはボリュームがあって種類も多く、少しずついろいろ食べたいグループにぴったりです。ベジタリアンやヴィーガンの選択肢は、ほかのどのキッチンより多くあります。

おすすめ: メゼの盛り合わせ、フムス、グリル野菜、シャワルマ
価格帯: 2,500〜5,500フォリント(約1,200〜2,700円)
ウェブサイト: pingrumba.hu
背景: ピングルンバは「ブダペストでいちばんおいしいフムス」を出していると自負しています。マーケット内でベジタリアン・ヴィーガン向けの選択肢がいちばん充実しています。

チューニング・バーガー:グルメバーガー

チューニング・バーガー(Tuning Burger)はブダペストのグルメバーガーの先駆けで、タイムアウト・マーケットの店舗でも同じ質を守っています。職人が焼くバンズ、2〜3週間熟成させた肉のパティ、工夫を凝らしたトッピングの組み合わせです。

マンゴーチャツネのバーガーは、甘さとしょっぱさの対比が楽しめます。安いファストフードのバーガーではなく、ナイフとフォークでじっくり味わいたい、ボリュームのある上質な一品です。

おすすめ: マンゴーチャツネ・バーガー、クラシック・チーズバーガー、トリュフバーガー
価格帯: 3,800〜5,500フォリント(約1,800〜2,700円)
ウェブサイト: tuningburger.hu
背景: 10年以上にわたってブダペストのグルメバーガーを支えてきた店です。

バー:何を飲むか

マーケットには専用のバーが3つあり、それぞれ得意分野が違います。

アブソルート&リレ・バー

カクテルのバーです。アブソルート(Absolut)が「Born to Mix」の考え方で専用のバーを開き、エスプレッソ・マティーニ、コスモポリタン、ブラッディ・メアリーといった定番カクテルと、独創的な一杯を出しています。バーテンダーはプロで、一杯ずつ注文を受けてから作ります。

カクテル: 2,800〜4,500フォリント(約1,400〜2,200円)

ドレハー

ハンガリーでもっとも歴史あるビール醸造所のドレハー(Dreher)が、非加熱の新鮮なタンクビールをグラスに直接注ぎます。スーパーで買うドレハーとは別物です。タンクビールは日持ちしない代わりに、味ははっきりおいしく、なめらかで新鮮です。バーガーやシュニッツェルにぴったりです。

ビール: 1,200〜2,000フォリント(約580〜970円)

ワインズ・オブ・ハンガリー

ハンガリーワインを知るのにいちばん向いたバーです。ハンガリーの22のワイン産地すべてのワインを、ひとつのカウンターで出しています。トカイの伝説的な甘口ワインから、ヴィラーニ(Villány)の力強い赤、聞いたこともない新しい自然派の生産者まで、スタッフが案内してくれます。

ハンガリーワインに興味はあっても何から始めればいいかわからないなら、入門にぴったりです。産地を飲み比べたい人には、飲み比べセットもあります。

グラスワイン: 1,500〜4,000フォリント(約730〜1,900円)
飲み比べセット: 4,500〜7,500フォリント(約2,200〜3,600円)

料金:実際にいくらかかるか

ここからは料金です。タイムアウト・マーケットの評価が分かれるのも、この点です。現実的な内訳は次のとおりです。

料金の目安(2026年2月)

フォリント 円(目安)
前菜・小皿 2,500〜4,000 約1,200〜1,900円
メイン料理 3,500〜8,000 約1,700〜3,900円
高級メニュー 8,000〜12,000以上 約3,900〜5,800円以上
ビール(ドレハーのタンクビール) 1,200〜2,000 約580〜970円
グラスワイン 1,500〜4,000 約730〜1,900円
カクテル 2,800〜4,500 約1,400〜2,200円

現実的な食事代: メイン1品と飲み物1杯で、1人5,000〜10,000フォリント(約2,400〜4,900円)

ブダペストの基準で高いかといえば、地元のエートケズデ(大衆食堂)やふつうのレストランと比べれば高いです。では、シェフたちが営むミシュラン掲載の本店に行くのと比べて高いかといえば、まったく高くありません。本店なら、この3〜5倍はかかります。

おすすめの使い方は、食べ比べの場として利用することです。グループで何皿かをシェアしていくつものジャンルを試し、ワインの飲み比べセットを分け合えば、4人のテーブルで合計35,000〜50,000フォリント(約17,000〜24,300円)でかなり満足でき、質を考えれば1人あたりの負担も手ごろです。

※料金はフォリント表示で、各キッチンとバーで支払うのもフォリントです。円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レートで換算)です。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

混雑を避ける時間帯

タイムアウト・マーケット・ブダペストは毎日11:30〜23:30の営業で、キッチンは22:00に閉まります。ただし、時間帯によって混み具合はかなり違います。

おすすめの時間帯:

  • 平日のランチ(12:00〜14:00):会社員でにぎわいますが、席は見つかります
  • 早めの夕食(17:00〜18:30):夜のピークの前です
  • 夜遅め(21:30以降):キッチンは店じまいに向かいますが、バーは盛り上がっています

避けたい時間帯:

  • 週末の夜(19:00〜21:00):混雑のピークで、席が足りません
  • 土曜の午後:観光客の団体が押し寄せます
  • 金曜の夜:デートの人でいっぱいです

ひとことアドバイス

毎週土曜の19:00〜22:00は、質の高いエレクトロニック・ミュージックのDJセットがあります。そういう雰囲気が好きなら楽しめますが、さらに混むと思ってください。落ち着いて食事をしたいなら、日曜がおすすめです。

注文の仕方

タイムアウト・マーケットが初めてなら、流れは次のとおりです。

1. まず席を確保します。 個人向けの席は相席の自由席です。とくに混む時間帯は、注文する前に席を確保しておくと安心です。

2. キッチンごとに注文します。 まとめて注文するシステムはありません。気になるキッチンに行き、そこで注文して支払います。

3. 呼び出しベルを受け取るか、席まで運んでもらいます。 呼び出しベルを渡すキッチンもあれば、席の場所を聞いて料理を運んでくれるキッチンもあります。

4. 飲み物も同じです。 好きなバーで注文して、自分の席に持って帰ります。

5. 自由に組み合わせます。 いくつものジャンルを試すのがここの醍醐味です。1つの店でまとめて頼む必要はありません。

支払いは各カウンターで行います。カードはどこでも使え、タッチ決済にも対応しています。館内ではプリペイド式のタイムアウト・マーケット・カードも販売していて、指定の場所でチャージできます。利用規約では、支払いに現金しかない人が買い物をしやすくするためのカードと説明されています。

行く価値はあるか、どんな人に向いているか

まず、ここがどんな場所かを知っておいてください。地元らしさやコスパよりも、手軽さと質を求める観光客や裕福な地元の人のために作られた、選び抜かれた高めのフードホールです。それを理解したうえで行けば、十分に楽しめます。

こんな人に向いています。

  • 食べたいものがばらばらのグループで旅行している
  • いくつも予約をせずにブダペストの名店の味を試したい
  • 質の高い食材とシェフの料理が好き
  • 滞在が短く、できるだけいろいろな料理を食べたい
  • 「地元の体験」より料理の質を重視する

こんな人には向きません。

  • 予算がかなり限られている
  • 地元の人と同じ店で食べたい
  • 静かで落ち着いた食事が好き
  • フードホールはそもそも本物ではないと思っている
  • 人混みが苦手

ブダペストのほかの食事の選択肢と比べると

タイムアウト・マーケットは、ほかの選択肢と比べてどうでしょうか。

中央市場と比べると: 中央市場は歴史ある市場で、食材やおみやげを見て回るのに向いていますが、調理済みの料理は質のわりに高めです。タイムアウト・マーケットも観光客向けですが、料理の質はきちんと高く、食事をするならタイムアウト・マーケットのほうがはっきり上です。

それぞれのレストランと比べると: エセンシア、アニュカーム・モンドタ、ペシュティ・イシュトヴァーンの店に一軒ずつ行けば、もっとお金がかかり、別々に出かける必要があります。タイムアウト・マーケットなら一晩で全部を試せるので、限られた時間でいろいろ味わえるのが強みです。

地元の食堂と比べると: 8区の適当なエートケズデに入れば、もっと地元らしく安い料理を食べられます。ただし質の上限は低く、どこに行けばいいかを知っている必要があります。体験の種類が違います。

ホールド通りマーケットと比べると: 週1回のストリートフードマーケットは安くて掘り出し物探しの楽しさがありますが、土曜だけで、しかも屋外です。タイムアウト・マーケットは一年中、空調のきいた屋内で営業しています。どちらを選ぶかは日程次第です。

食べてみたいハンガリーの伝統料理はガイドに載っているので、先に目を通してから、タイムアウト・マーケットの洗練された一皿で食べるか、伝統的な店で食べるかを決めてください。

アクセス

タイムアウト・マーケット・ブダペストは、ブラハ・ルイザ広場1番地のコルヴィン宮殿の中にあります。広場は交通の要所なので、市内でもとくに行きやすい場所です。

地下鉄: M2(赤の線)でブラハ・ルイザ広場駅へ。コルヴィン宮殿方面の出口から出れば、建物を見逃すことはありません。

トラム: 24時間運行の環状線、4番と6番のトラムがブラハ・ルイザ広場に止まります。

バス: 7、7E、8E、133E番の停留所が近くにあります。

徒歩: デアーク・フェレンツ広場から約15分、ユダヤ人地区の廃墟バーから約20分です。

マーケットの入口はコルヴィン宮殿の2階(現地の表記では1階)です。正面入口を入ってすぐのエスカレーターかエレベーターを探してください。

周辺の見どころ

ブラハ・ルイザ広場はふつう観光地ではありませんが、タイムアウト・マーケットができて、周辺も歩いてみたくなる場所になりました。

コルヴィン地区: コルヴィン宮殿の裏手は、1956年のハンガリー革命の中心地のひとつでした。いまは歴史ある建物と新しい開発が混ざり合い、ショッピングセンターのコルヴィン・プラザもあります。

ユダヤ人地区: 北へ10〜15分歩くと、7区のブダペスト名物の廃墟バーがあります。食後に夜を続けるのにぴったりです。

ナジケルート(大環状通り): ナジケルート(Nagykörút)はタイムアウト・マーケットのすぐ前を通っています。どちらの方向に歩いても、オーストリア=ハンガリー時代の美しい建築が続きます。

東駅(ケレティ駅): 地下鉄で1駅、または東へ少し歩いたところにあります。ほかの街から到着する人、ほかの街へ出発する人に便利です。

実用情報

出かける前に知っておきたいことをまとめました。

Wi-Fi: マーケット全体で無料です。ネットワーク名とパスワードは入口に掲示されています。

バリアフリー: 建物にはエレベーターとバリアフリー設備があります。1階の入口は段差がありません。

子ども連れ: 歓迎されますが、にぎやかで混んでいます。家族連れには平日の昼過ぎがいちばんです。

テイクアウト: ほかの場所で食べたい場合は、すべてのキッチンでテイクアウトできます。

イベント: DJナイト、ワインの試飲会、文化イベントなどが定期的に開かれます。最新のスケジュールはタイムアウト・マーケット・ブダペストのウェブサイトで確認してください。

タイムアウト・マーケット・ブダペストの基本情報

  • 住所: Blaha Lujza tér 1(コルヴィン宮殿), 1085 Budapest
  • 営業時間: 毎日11:30〜23:30(キッチンは22:00まで)
  • 地下鉄: M2でブラハ・ルイザ広場駅
  • トラム: 4・6番でブラハ・ルイザ広場
  • 電話: ウェブサイトで確認してください
  • ウェブサイト: timeout.com/time-out-market-budapest
  • 予約: 予約なしの先着順(グループは問い合わせ可)
  • 支払い: カードが使えます。館内ではプリペイド式のタイムアウト・マーケット・カードも販売していて、指定の場所でチャージできます

ひとことアドバイス: 週末は開店直後の11:30に着くと、席を選べて列もいちばん短くなります。13:00にはランチの混雑が一気にやってきます。


料金と情報の確認:2026年7月

カードの内容はタイムアウト・マーケット・カードの利用規約で2026年11月7日に確認。規約は、館内の指定の場所でチャージするプリペイドカードを「to make it easier for you to shop with us when you only have cash」ためのものと説明しています。

よくある質問

タイムアウト・マーケット・ブダペストは予約が必要ですか?

個人の予約はできません。相席の自由席で、予約なしで入ります。8人以上の大人数なら席の予約を問い合わせることはできますが、通常の運用ではありません。

タイムアウト・マーケット・ブダペストは高いですか?

地元のレストランと比べれば高く、出店しているシェフたちのミシュラン掲載店と比べれば高くありません。しっかり食べて飲むなら、1人8,000〜15,000フォリント(約3,900〜7,300円)を見ておいてください。

食事をせずに飲むだけでも大丈夫ですか?

大丈夫です。バーはキッチンとは別に営業していて、最低注文額もありません。カクテルやビールを1杯飲んで、料理に惹かれなければそのまま帰ってもかまいません。

ベジタリアンにいちばん向いているキッチンは?

中東風メゼのピングルンバが、ベジタリアン向けの料理をほかのキッチンよりずっと多くそろえています。101ビストロとアニュカーム・モンドタにも肉なしのしっかりした料理があります。ハンガリー料理中心のキッチンは肉料理が多めです。

祝日も営業していますか?

基本的には営業していますが、クリスマスや年末年始などの大きな祝日は営業時間が変わることがあります。祝日の営業時間はウェブサイトかSNSで確認してください。

カードで払えますか?

払えます。すべてのキッチンとバーでカードが使え、タッチ決済にも対応しています。現金は必要ありません。館内ではプリペイド式のタイムアウト・マーケット・カードも販売していて、指定の場所でチャージできます。

どのくらいの時間を見ておけばいいですか?

飲み物も楽しみながらゆっくり食事をするなら1時間半〜2時間です。軽く食べるだけなら45分、いくつものキッチンやバーを回るなら一晩まるごと過ごせます。

事前予約で窓口の列を避ける

Budapest Food Tour: Market to Tavern with 12+ Tasters & Wines €77.99 · ★ 4.9 (809)
Budapest Food Tour: Market Walk, Local Drinks & 20+ Tastings €71.1 · ★ 5 (246)

料金確認日 2026-11-02. これらのリンクから予約すると、追加料金なしで当サイトの運営を支えることができます。 しくみについて.

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