ツェグレード温泉の料金・営業時間・行き方|ブダペストから日帰り2026年版

最終更新: 2026-11-04·5 分で読めます
この記事の目次
  1. ひと目でわかるツェグレード温泉
  2. ツェグレード温泉が旅行者にあまり知られていない理由
  3. ツェグレードの温泉水の特徴
  4. ツェグレード温泉の浴槽と施設
  5. 2026年の料金
  6. 営業時間と休業日
  7. 空いている時間帯とおすすめの曜日
  8. ブダペストからツェグレードへの行き方
  9. 敷地内の宿泊施設
  10. 出かける前に知っておきたいこと
  11. 車いすや障がいのある人の利用
  12. 事前に知っておきたい注意点
  13. ハンガリーのほかの温泉との比較
  14. ツェグレード温泉は行く価値があるか、どんな人に向くか
  15. 出典
  16. 関連記事

ブダペストから南東へ約70km、ツェグレード(Cegléd)の温泉は、薬効が認められた温泉水と18本のスライダーがあるプールを組み合わせた施設です。オフシーズンの大人1日券は、セーチェニ温泉(Széchenyi gyógyfürdő)の平日料金の3分の1強で済みます。

特におすすめなのは家族連れです。ただしスライダーは夏だけの営業で、2026年のシーズンは8月30日に終わりました。温泉そのものは12月23日と24日を除いて1年中毎日営業しています。ネオバロック様式の豪華な浴場やロマンチックな雰囲気を求める人には向きません。2000年代初めに建てられた実用本位の施設で、館内ではハンガリー語が基本です。また、ツェグレード駅から温泉までは歩ける距離ではないので、最後の区間の移動手段は出発前に決めておいてください。

ツェグレード温泉(Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont)は、ハンガリー大平原にある家族向けの温泉施設で、13の浴槽、18本のスライダーがあるプール、アスレチック、専用のキャンプ場がそろっています。ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉の温泉水は2004年に薬効のある温泉水として認定されたもので、地下1,000m以上から54℃で湧き出ます。筋骨格系の疾患、リウマチ、消化器と皮膚の不調、神経経路のリハビリテーションに処方されています。

日本の温泉とは勝手が違う点も先に押さえておきましょう。ここは水着で入る男女共用のプール型の施設で、浴槽の水温は26〜38℃です。タオルとビーチサンダルは自分で持って行きます。

※円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月4日のECB参考レートで換算)です。1,000円未満は10円単位、それ以上は100円単位で丸めています。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

ひと目でわかるツェグレード温泉

項目内容
住所Fürdő út 27-29, Cegléd 2700, Hungary(Googleマップ)
アクセスブダペストの西駅(ニュガティ駅)から列車でツェグレードへ。駅からはバスかタクシーでテルマールフュルドゥー停留所(Termálfürdő)まで
営業時間毎日9:00〜19:00|夜間営業は毎週土曜20:00〜24:00
定休日12月23日と24日
料金オフシーズンの大人:5,000フォリント(約2,500円)|16時以降:3,500フォリント(約1,700円)|サウナ+1,000フォリント
予約大みそかのプールパーティーは前売りのみ
ウェブサイトcegledfurdo.hu
ひとことアドバイスタオルとビーチサンダルは持参。駅から温泉へはバスかタクシーで

ツェグレード温泉が旅行者にあまり知られていない理由

ツェグレードには、写真で有名なブダペストの温泉のようなネオバロック建築はありません。そのぶん観光客が少なく、それがかえって魅力になっています。ハンガリーの家族は20年以上前からこの大平原の温泉町に通っていて、ブダペストの大きな温泉より落ち着いて、安く入れる温泉として親しまれています。

温泉は2003年に開業し、2005年にスライダーのプールが加わりました。2026年3月には、ハンガリーの公式な療養地の指定、ジョージヘイ(gyógyhely)を受けています。単なる宣伝文句ではなく、周辺環境の質と温泉水の治療効果を国が正式に認めたものです。

利用者の中心はハンガリー国内と周辺地域の人たちです。窓口ではまずハンガリー語が使われ、料金はブダペストの大きな温泉よりずっと安く、温泉水には医学的な適応症がはっきり示されています。

木の天井の下にあるツェグレード温泉の屋内レジャープール。小さな青いスライダー、鉢植え、上階のギャラリーが見える

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

ツェグレードの温泉水の特徴

温泉水は地下1,000m以上から54℃で湧き出ます。分類はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉で、フッ化物とヨウ化物を多く含みます。つまり、ミネラルがたっぷり溶け込んだ温泉です。

2004年の認定では、筋骨格系の疾患、リウマチ、消化器と皮膚の不調、神経経路のリハビリテーションに使われるとされています。成分はナトリウム590mg/l、塩化物400mg/l、炭酸水素塩980mg/lで、溶存物質の総量は2,064mg/lです。

座って入る療養浴槽は34〜38℃で、こった背中をほぐすには十分でも、のぼせるほど熱くはありません。屋外の浴槽のうち2つはいまは1年中営業しているので、冬でも冷たい空気の中、湯気の立つ露天の湯を楽しめます。

丸い台がある浅い屋外の療養浴槽で座ったり立ったりしている入浴客。後ろに木のあずまやが並ぶ

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

ツェグレード温泉の浴槽と施設

浴槽 水温 広さ 場所
レジャープール 28〜30℃ 155m² 屋内
子ども用プール 30〜32℃ 25m²、深さ0.3〜0.4m 屋内
座湯式の療養浴槽I 34〜36℃ 33m² 屋内
座湯式の療養浴槽II 36〜38℃ 46m² 屋内、患者用リフトあり
遊泳プール 26〜28℃ 700m²、深さ2.1〜2.5m 屋外、夏季のみ
座湯式の療養浴槽IV 34〜36℃ 99.7m² 屋外、通年
座湯式の浴槽V オフシーズン34〜36℃、夏季28〜30℃ 99.7m² 屋外、通年
座湯式の療養浴槽 34〜36℃ 100m² 屋外、夏季のみ、患者用リフトあり
波のプール 26〜28℃ 202m² 屋外、夏季のみ
屋外レジャープール 28〜30℃ 228m² 屋外、夏季のみ
屋外の子ども用プール 28〜30℃ 50m²、深さ0.3〜0.4m 屋外、夏季のみ
理学療法プール 32〜34℃ 28m² 医療棟、患者用リフトあり
重量浴プール 32〜34℃ 14m² 医療棟、患者用リフトあり

夏に開く700m²の屋外プールは深さ2.1〜2.5mあり、ただ立ってつかるのではなく、往復して泳ぐためのプールです。

底に大きなタイル文字が描かれた屋外遊泳プールと、その奥の芝生に並ぶ赤いパラソル

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

アクア・セントルム(Aqua Centrum)は、子どもたちに大人気のエリアです。中世の城をテーマにした敷地に18本のスライダーが並び、小さなスライダーのある子ども用の島、流れの速い川、チューブスライダー、中央の4レーンのファミリースライダーがあります。いちばん奥にはツインのカミカゼ、オニオンスライダー、運営会社がハンガリー初とうたう振り子スライダーがあります。2017年に加わったドラゴンは、高さ16mから時速60kmで滑り降ります。

鉄骨のタワーかららせん状に下る青いチューブスライダーと、浮き輪で人が流れる曲がりくねった水路

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

温泉の隣にあるロープのアスレチック、カランドパルク(Kalandpark)は別料金です。1コース1回で、14歳以上の大人は4,000フォリント(約2,000円)、3〜13歳の子どもは3,500フォリント(約1,700円)、20人以上の団体は1人3,000フォリント(約1,500円)です。雨の日は閉まります。

2026年の料金

料金表は1年に2種類あります。いま適用されているのは、2026年9月1日から有効なオフシーズンの料金です。

チケット 通常料金 割引料金 サウナ
1日券 5,000フォリント(約2,500円) 3,500フォリント(約1,700円) +1,000フォリント
16時以降の券 3,500フォリント(約1,700円) 2,500フォリント(約1,200円) +1,000フォリント
ツェグレード市民/Fürdőbarátカード 4,000フォリント(約2,000円) 3,000フォリント(約1,500円) +1,000フォリント
10回券 45,000フォリント(約22,100円) 31,500フォリント(約15,500円) 含まれない
団体(20人以上、平日のみ) 3,000フォリント(約1,500円) なし +1,000フォリント
土曜の夜間営業 5,000フォリント(約2,500円) なし 込み
ヌーディストの夜と事前告知の特別な夜 6,000フォリント(約2,900円) なし 込み

割引は年金受給者、子ども、全日制の学生、障がいのある人が対象で、証明書類の提示が必要です。3歳未満は無料で、大人のチケット1枚でその大人が連れてきた3歳未満の子どもが入れます。14歳未満は大人の同伴が必要です。

なお、金曜に22:00まで営業時間を延長する夜は、16時以降の券が使えないので注意してください。延長の日程は事前に告知されます。

スライダーのプールは、追加料金ではなく共通券で入ります。 アクア・セントルムだけに入るチケットはありません。2026年のシーズン(6月13日〜8月30日)の、スライダーと温泉の共通券の料金は次のとおりでした。

共通券 1日 16時以降 ツェグレード市民
通常料金 8,500フォリント(約4,200円) 6,000フォリント(約2,900円) 6,000フォリント(約2,900円)
割引料金 6,500フォリント(約3,200円) 5,000フォリント(約2,500円) 5,000フォリント(約2,500円)
団体(20人以上、平日) 5,500フォリント(約2,700円) なし なし

共通券にサウナは含まれません。

比較の目安として、セーチェニ温泉のロッカー付き入場は2026年、平日13,200フォリント(約6,500円)、金曜と週末は14,800フォリント(約7,300円)、繁忙期は15,800フォリント(約7,800円)です。ツェグレード温泉のオフシーズンの1日券はその3分の1強で、18本のスライダーが付く夏の共通券でもかなり安く収まります。ブダペストの温泉同士の料金比較はブダペストの温泉の料金と質の比較にあります。

支払いは現金、銀行カード、SZÉPカード(OTP、MBH、K&Hのどのサブ口座からでも可)です。健康保険基金のカードは温泉療法の施術には使えますが、療養プールの入場には使えません。

料金はフォリント表示で、窓口で支払うのもフォリントです。円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月4日のECB参考レートで換算)です。為替は変動するので、円の金額は目安としてご覧ください。

営業時間と休業日

エリア 曜日 時間
温泉とビーチエリア 月〜日曜 9:00〜19:00(窓口は18:00、浴槽は18:45まで)
夜間営業 毎週土曜 20:00〜24:00(窓口は22:00、浴槽は23:45まで)
アクア・セントルム(2026年シーズン) 平日 10:00〜19:00
アクア・セントルム(2026年シーズン) 週末 9:00〜19:00
カランドパルク(6月1日〜8月23日) 水〜日曜 9:00〜17:00(月・火曜は休み)
アパートメントパークとキャンプ場の受付 月〜日曜 9:00〜16:00(休憩12:30〜13:00)

2026年のアクア・セントルムのシーズンは6月13日から8月30日までで、すでに終わっています。スライダーは来年の夏まで使えません。

草の斜面をくねりながら下る青いオープンスライダーと、そこを滑り降りる入浴客

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

祝日も営業していて、休みは12月23日と24日です。12月31日は、DJ付きの大みそかプールパーティーが開かれます。1人16,500フォリント(約8,100円)で、前売りのみです。チケットには、ウェルカムドリンクのパーリンカ2cl、夜間の入浴、サウナ、0時のスパークリングワイン1杯、0時過ぎのウィンナーソーセージ1組が含まれます。上の階で20:00〜22:00に出る大みそかのディナーは別に5,500フォリント(約2,700円)です。ほかの祝日の営業時間は、出かける直前に営業時間のページで確かめてください。運営会社はメンテナンスによる休業を事前に告知しています。カランドパルクは6月1日〜8月23日以外は事前の申し込みがあるときだけ営業し、施設が定員に達すると運営会社が入場を一時止めることがあります。ブダペスト市内の年越しはブダペストの大みそかガイドにあります。

営業時間、シーズンの日程、カランドパルクの扱いは運営会社の営業時間のページ、12月24日の休業はよくある質問のページ、大みそかの詳細は大みそかプールパーティーのページで、いずれも2026年11月4日に確認しました。12月23日の休業、患者用リフトのある浴槽、夏のサンラウンジャーの料金は、2026年11月4日に温泉からのメールで確認しました。

空いている時間帯とおすすめの曜日

平日の午前は、たいてい週末より落ち着いています。特に夏は、スライダー目当ての家族連れが昼以降に来ることが多いためです。

16時以降は費用を抑えたい人向けです。オフシーズンは3,500フォリントで、閉館まで3時間過ごせます。

ヤシの葉越しに見る、鉄の手すりがある屋外プールと低い夕日

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

土曜の夜間営業もぜひ覚えておきたい楽しみ方です。5,000フォリントで屋内の浴槽すべてとサウナが使えます。屋外の浴槽は天候によって一部だけの営業になり、冬は夜空の下で温泉から湯気が立ちのぼります。音楽の夜やサウナの夜は事前に告知され、ふつうの土曜はDJもプログラムもありません。屋内棟のビュッフェは営業しています。運営会社の2026年11月のプログラムには、11月7日(土)、14日(土)、28日(土)のサウナマスターの夜、11月13日(金)のヨガとサウナプログラム付きの女性限定の夜(18:30から6,000フォリント、20:00から5,000フォリント)、11月27日(金)20:00〜翌0:30の18歳以上のヌーディストの夜(6,000フォリント)が載っています。

11月の夜のプログラムは、運営会社のサウナプログラムのページ、女性の夜のページ、ヌーディストの夜のページで2026年11月4日に確認しました。

夏の週末はいちばん混みます。スライダーのプールに周辺地域から家族連れが集まり、満員になると運営会社がしばらく入場を止めることがあります。

避けたいのはハンガリーの祝日、特に8月20日前後と連休です。

ブダペストからツェグレードへの行き方

列車:ブダペストの西駅(ニュガティ駅)からソルノク(Szolnok)方面の幹線でツェグレードまで行けます。いちばん現実的な方法ですが、注意したいのは駅から先の移動で、ツェグレード駅から温泉までは歩ける距離ではありません。駅の隣のバスターミナルからバスに乗るか、タクシーで、温泉の入口にあるテルマールフュルドゥー(Termálfürdő)停留所かテルマールフュルドゥー・ベヤーラティ・ウート(Termálfürdő bejárati út)停留所まで行きます。もうひとつの方法は、近郊列車にそのまま乗ってブダイ通り(Budai út)停留所で降り、ホームからの案内表示に従って約1.5km、20分ほど歩くルートです。ハンガリーの列車のチケットや乗り方はハンガリーの鉄道旅行ガイドにあります。

車:ブダペストから高速道路M4をソルノク方面へ進み、ツェグレード西(Cegléd-Nyugat)出口で降りて、Ceglédfürdőの標識に従います。ケチケメート(Kecskemét)からはナジケレシュ(Nagykőrös)方面へ向かい、国道441号でツェグレードに入ります。駐車場は無料で、入口のすぐ横にあります。

ひとことアドバイス:帰りの列車のチケットもMÁVのアプリで先に買っておけば、窓口に並ばずに済みます。

敷地内の宿泊施設

同じ敷地に温泉直営のアパートメントパークとキャンプ場があり、そのまま温泉へ行き来できます。9棟に暖房付きのアパートメントが36室あり、どれも30.5m²で、テレビ、エアコン、コンロ・電子レンジ・電気ケトル・冷蔵庫付きのキッチン、シャワー、トイレがあります。モバイルハウスは4棟で、それぞれ6〜7人が泊まれます。キャンプ場には番号付きの区画が116あり、電源、一部に給水と排水の設備、食料品店、バリアフリーの個室がある洗面棟がそろっています。

敷地内で無料で使えるのは、串と大鍋が用意された焚き火台、バドミントン、卓球、バレーボールコート、移動式の小さなゴール2つ、テーブルとベンチのある屋根付きの共用スペース、屋外のフィットネス器具、遊び場です。隣にはBMXフリースタイルのコースと、湖を一周するランニングコースもあります。

ふつうの宿がよければ、ツェグレードの町にペンションやゲストハウスがあります。ブダペストからの日帰りなら、列車での往復で十分です。

出かける前に知っておきたいこと

タオルとビーチサンダルは持参してください。 サンダルは濡れたエリアで使います。夏は白いサンラウンジャーを1,500フォリント(約740円)で借りられ、別に1,000フォリントの保証金がかかります。

鉄の手すりがある屋内の温泉浴槽の縁に腕を乗せて休む女性と、その後ろに並ぶサンラウンジャー

写真:Ceglédi Gyógyfürdő és Szabadidőközpont

ロッカーは無料です。 運営会社のよくある質問のページによると、屋内の温泉、ビーチ、スライダーのプールにあるロッカーは無料で使えます。

スライダーのプールは夏だけで、共通券でしか入れません。 18本のスライダーが目当てなら、まずシーズンの日程を確かめ、ふつうの温泉の入場券ではなく共通券の料金で予算を組んでください。

ハンガリー語が基本です。 運営会社のサイトには英語版がありますが、よくある質問、サウナの夜、大みそかのパーティーはハンガリー語のページにしか載っていません。出かける前にブラウザの翻訳機能を使うと便利です。

カードはメインの窓口で使えます。 飲食店はテナントの運営なので、カードが使えない売店に備えて現金も少し持って行きましょう。サウナマスターのプログラムは入場券とは別に1,000フォリントかかり、プログラム開始の15分前までに窓口で引換券を受け取る必要があります。始まったあとからは参加できません。

車いすや障がいのある人の利用

患者用リフトがあるのは4つの浴槽です。屋内の座湯式の療養浴槽II、屋外の座湯式の療養浴槽(夏季のみ)、理学療法プール、重量浴プールです。屋外の遊泳プールにリフトはありません。キャンプ場の洗面棟にはバリアフリーの個室が別にあり、証明書類があれば割引料金で入場できます。

事前に知っておきたい注意点

建物の美しさを楽しむ温泉ではありません。 アール・ヌーヴォーのタイルやハプスブルク時代の壮麗な建築を期待するなら、別の温泉がおすすめです。2000年代初めの実用本位の施設で、写真映えより使いやすさを優先したつくりです。

スライダーのプールは1年の大半が閉まっています。 9月から5月に行くと、スライダーは使えません。

駅からの移動手段は事前に決めておく必要があります。 列車での移動は簡単ですが、ツェグレード駅からバスかタクシーに乗る必要があることは意外と見落とされがちです。歩いて行けると思っていると、着いてから困ることになります。

食事はシンプルです。 屋内棟の上の階には、営業時間中に1年を通じて開いているビュッフェがあります。夏はビーチにビュッフェ、アドミラール(Admirál)レストラン、スライダーのプールのカクテルバーが加わります。どの店もテナントの運営で、天候によって営業時間が変わることがあるので、軽食を持って行くと安心です。

ハンガリーのほかの温泉との比較

ブダペストの温泉(セーチェニ温泉、ゲッレールト温泉、ルダシュ温泉)と比べると、ツェグレードは料金と子ども向けの施設では上回り、建築と立地では及びません。子ども連れで、療養効果のある温泉水に入りたいなら、ツェグレードはとても現実的な選択です。冬にブダペスト市内で入るなら冬の温泉ガイドも参考にしてください。

ハイドゥーソボスローのハンガロスパと比べると、家族向けというコンセプトは似ていますが、ハイドゥーソボスロー(Hajdúszoboszló)はブダペストからずっと遠い場所にあります。日帰りならツェグレードのほうが便利です。

ザラカロシュ(英語)と比べると、ザラカロシュ(Zalakaros)はリゾート色が強く、バラトン湖の近くにあります。往復を1日で済ませられるのはツェグレードです。

デミエーン(英語)と比べると、洞窟風呂のあるデミエーン(Demjén)は珍しさが魅力で、ツェグレードは家族向けの施設とアクセスのよさが魅力です。

ツェグレード温泉は行く価値があるか、どんな人に向くか

子ども連れで、ブダペストよりずっと安く温泉に入りたいなら、ツェグレードはブダペストから気軽に行ける日帰り先です。薬効が認められた温泉水、夏の18本のスライダー、手ごろな料金がそろっていて、夏の家族旅行なら迷わず選べます。

ひとり旅の人や、ロマンチックな温泉を求めるカップルには、ほかの温泉のほうが合っています。一方、気取らないハンガリーの温泉と確かな療養効果、子どもが思いきり遊べるスライダーを求めるなら、ぜひ西駅から列車で出かけてみてください。

費用は少なく済み、ハンガリーの人たちがふだんどのように温泉を楽しんでいるのかも垣間見ることができます。

出典

料金、営業時間、浴槽のデータ、アクセスは、2026年11月4日に運営会社のサイトで確認しました。

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よくある質問

ツェグレード温泉は1年中営業していますか?

温泉とビーチエリアは祝日も含めて毎日9:00〜19:00に営業していて、休みは12月23日と24日だけです。土曜の夜間営業も1年を通じて20:00〜24:00に行われます。スライダーのあるアクア・セントルムは夏だけの営業で、2026年のシーズンは6月13日から8月30日まででした。

ツェグレード温泉の大みそかはどんなイベントがありますか?

2026年12月31日(木)は、DJ付きの大みそかプールパーティーが開かれます。チケットは1人16,500フォリント(約8,100円)で、オンラインか温泉のチケット窓口での前売りのみです。ウェルカムドリンクのパーリンカ、夜間の入浴、サウナ、0時のスパークリングワイン1杯、0時過ぎのウィンナーソーセージ1組が含まれます。14歳未満は保護者の同伴が必要です。

ブダペストから日帰りで行けますか?

行けます。日帰りにちょうどいい距離です。ブダペストの西駅(ニュガティ駅)からツェグレードまで列車で行き、最後の区間はバスかタクシーでテルマールフュルドゥー停留所まで移動します。温泉で4〜6時間過ごして、その日の夜にブダペストへ戻る日程で無理なく回れます。

ツェグレードの温泉水には本当に薬効がありますか?

あります。2004年から薬効のある温泉水として認定されていて、2026年3月には施設一帯がハンガリー公式の療養地に指定されました。地下1,000m以上から湧くナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉で、筋骨格系の疾患、リウマチ、消化器と皮膚の不調、神経経路のリハビリテーションに効果が認められています。

ブダペストの温泉と比べて料金はどのくらい違いますか?

かなり違います。ツェグレード温泉のオフシーズンの大人1日券は5,000フォリント(約2,500円)、セーチェニ温泉のロッカー付き入場は平日13,200フォリント(約6,500円)、金〜日曜は14,800フォリント(約7,300円)です。スライダー付きの夏の共通券8,500フォリントでも、セーチェニ温泉の平日料金より安く収まります。

ツェグレード温泉にヌーディストの夜はありますか?

あります。ヌーディスト向けの夜間営業は6,000フォリント(約2,900円)で、事前告知の特別な夜と同じ料金です。サウナも含まれます。日程は運営会社のサイトで発表されます。

クレジットカードは使えますか?

メインの窓口では銀行カードが使えます。OTP、MBH、K&HのSZÉPカード(どのサブ口座からでも可)も使えます。健康保険基金のカードは温泉療法の施術には使えますが、療養プールの入場には使えません。飲食店はテナントの運営なので、念のため現金も持って行ってください。

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