ブダペストの詐欺・ぼったくり対策|タクシー・両替・バー・レストラン(2026年版)
この記事の目次
- ブダペストの詐欺・早見表
- タクシー詐欺:ブダペストでいちばん根強い手口
- タクシー詐欺を避ける方法
- すでに詐欺タクシーに乗ってしまったら
- ストリップクラブ詐欺:被害額がもっとも大きい手口
- 手口の流れ
- この詐欺を避ける唯一の方法
- 両替:気づきにくい「観光客価格」
- 安全に両替する方法
- レストランの手口:メニューの小さな文字
- 気づきにくいサービス料
- 「特別な」メニューの手口
- 「無料」の品の手口
- 地元の人が実際に食べている場所
- スリ:昔からある旅行者の悩み
- 注意したい場所
- 基本の予防策
- 偽の募金・署名詐欺
- 対処法
- 交通機関の検札をめぐるトラブル
- 罰金を避ける方法
- 宿泊予約の詐欺
- 注意したいサイン
- 安全に予約する方法
- 土産物店の割高価格
- 大道芸人と「無料」の写真
- 詐欺に遭ってしまったら
- すぐにすること
- 通報
- 緊急連絡先
- それでもブダペストは素晴らしい街です
- あわせて読みたい
ブダペストで旅行者がお金を失う手口のうち、よく起きるのは4つです。流しで拾ったタクシー、「いいバー」に案内してくれる親しげな見知らぬ人、手数料を隠した両替所、そしてチップを二重に払ってしまうレストランのサービス料です。
どれも始まり方を知っていれば簡単に避けられます。必要なのは適度な注意で、人を疑ってかかる必要はありません。旅行者の大多数は何のトラブルもなく過ごしています。被害額が大きいのはタクシーとストリップクラブの2つなので、まずこの2つの章を読み、夜に出かける前に巻末の連絡先リストからツーリストポリスの番号を保存しておいてください。
※円換算は1フォリント=約0.49円、1ユーロ=約177円(2026年11月6日のECB参考レート)で計算した目安です。レートは変動します。
ブダペストの詐欺・早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大のリスク | 無許可タクシーとストリップクラブ詐欺(被害は数百〜数千ユーロ) |
| もっとも多い手口 | 両替所の不利なレートとレストランのサービス料 |
| 注意したい場所 | ヴァーツィ通り(Váci utca)、東駅(ケレティ駅)、ヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)、廃墟バー街 |
| いちばんの対策 | アプリを使う(タクシーはBolt、店探しはGoogleマップ)、支払いはカードで |
| 緊急連絡先 | ツーリストポリス:+36 1 438 8080(英語可) |
タクシー詐欺:ブダペストでいちばん根強い手口
ブダペストの評判を何十年も下げてきた詐欺があるとすれば、それはタクシーです。幸い、手口を知っていればほぼ確実に防げます。ただ、いまも引っかかる旅行者がいるので、2026年でも知っておいて損はありません。
典型的な流れはこうです。ブダペスト空港に着き、長いフライトで疲れたままターミナルの外でタクシーをつかまえます。運転手は感じがよく、車も普通に見えます。ところが走り出すとメーターが異常な速さで上がっていくか、そもそもメーターがなく、本来30〜35ユーロの距離に「定額」で80〜100ユーロ(約14,100〜17,700円)を言い渡されます。
実際より速く上がるよう細工したメーターを使う運転手もいれば、ブダペストの半分を回る「観光ルート」を走る運転手もいます。メーターを入れずに、最後に適当な金額を告げるだけの運転手もいます。メーターが壊れていると言い張り、払いそうな額を請求する手口もあります。
正規料金と詐欺の料金
- 空港から市内中心部(正規):9,000〜12,000フォリント(約4,400〜5,800円)
- 空港から市内中心部(詐欺):25,000〜40,000フォリント(約12,100〜19,400円)
- 市内の移動(一般的な距離、正規):2,000〜5,000フォリント(約970〜2,400円)
- 市内の移動(詐欺):10,000〜20,000フォリント(約4,900〜9,700円)
タクシー詐欺を避ける方法
対策は単純です。ブダペストでは流しのタクシーを拾わないでください。公式の車に見えても、疲れていても、雨が降っていても同じです。代わりに次の方法を使ってください。
Boltのアプリを使う。 タクシー詐欺に対するいちばん確実な手段です。Bolt(旧Taxify)はUberと同じ仕組みで、料金が先に表示され、支払いはアプリ内で済み、運転手が金額を操作する余地がありません。地元の人も使っているサービスです。到着前にダウンロードしておけば、タクシーの心配はなくなります。
空港では公式のタクシーカウンターを使う。 到着ロビー(税関を出たところ)に公式のFőtaxiカウンターがあります。行き先を伝えると定額の料金が書かれた引換券を渡され、運転手が割り当てられます。Boltより少し高めですが、安全で料金も事前にわかります。市内中心部までは行き先によって通常9,900〜11,900フォリント(約4,800〜5,800円)です。
タクシー会社に直接頼むなら、信頼できる会社に電話してください。Főtaxi(1-222-2222)、City Taxi(1-211-1111)、Budapest Taxi(1-433-3333)です。各社アプリもありますが、たいていはBoltのほうが簡単です。
ひとことアドバイス:カード払いで見分ける
タクシーに不安を感じたら、乗る前に「カードで払えますか」と聞いてください。正規の運転手はカードを受け付けます。詐欺の運転手は記録が残らない現金を好みます。「現金のみ」と言われたら、乗らずに立ち去ってください。
すでに詐欺タクシーに乗ってしまったら
走行中におかしいと気づいたら(メーターの上がり方が不自然に速い、明らかに違う道を走っている)、落ち着いてください。人の多い場所で降ろしてもらい、妥当だと思う額(距離はGoogleマップで確認できます)を払います。もめたら、ツーリストポリスに電話すると伝えてください。警察の名前を出すと、たいていの詐欺師は引き下がります。
できればナンバープレートを控えておいてください。タクシー詐欺はブダペストのツーリストポリス(+36 1 438 8080、英語可)に通報できます。すぐに何かが起きるとは限りませんが、通報が積み重なることで、ときには対応につながります。
ストリップクラブ詐欺:被害額がもっとも大きい手口
これがいちばん大きな詐欺です。この手口に遭うと、4桁のユーロのカード請求を抱えて帰国することにもなりかねません。
ストリップクラブ詐欺はブダペストで20年以上続いています。数えきれないほどの警告や報道、警察の摘発があっても、引っかかる人がいる限りなくなりません。金額は桁外れで、一晩の請求が数百ユーロ、ときには数千ユーロにのぼることもあります。
手口の流れ
始まりはほぼ毎回同じです。廃墟バー街(英語)やヴァーツィ通りの近くを歩いていると、魅力的な女性が話しかけてきます。感じがよく、英語もそこそこ話し、本当に会話を楽しんでいるように見えます。数分後、近くに「すごくいいバー」があると誘ってきます。
この時点で警戒してください。
店の見た目は普通か、少し豪華すぎるか、妙に空いていることがあります。知り合ったばかりの人に連れてこられたので、つい気が緩みます。飲み物を頼むと彼女も注文し、彼女の「友達」が加わってさらに注文することもあります。
そして届いた請求書には、飲み物4杯で800ユーロと書かれています。
抗議すると、体格のいい男たちが現れて空気が一変します。「料金に同意した」と言われます(実際には同意していないか、見せられてもいないメニューの隅に小さく書いてあっただけです)。止める間もなくクレジットカードを取られて決済されます。払わずに帰ろうとすると、事態が悪化することもあります。
奥の部屋に留め置かれた、体で威圧された、カードの伝票に無理やり署名させられた、という被害が報告されています。ATMまで連れて行かれて現金を引き出させられた人もいます。こうした店は法のグレーゾーンにあり、形式上は客が飲み物を「注文した」ことになるため、ほとんど罰せられないまま営業を続けています。
知っておくべき現実
夜の路上で近づいてくる魅力的な見知らぬ人は、友達になりたいわけではありません。それが彼女たちの仕事です。聞いたこともないバーに誘われたら、必ず断ってください。疑い深いのではなく、よくある手口を知っているだけのことです。
この詐欺を避ける唯一の方法
見知らぬ人についてバーに行かないこと。 対策はこれだけです。バーに行きたいなら、Googleマップで探して、自分で店に入ってください。ブダペストのまっとうな廃墟バーやルーフトップバーは素晴らしい場所です。「地元の案内役」がいなくても見つけられます。
この詐欺が狙うのは男性だけで、たいていはグループ旅行(バチェラーパーティーは格好の標的です)、夜遅く、すでに飲んだあとです。酔いすぎず、冷静に判断できる状態でいることが何よりの予防策です。
両替:気づきにくい「観光客価格」
ハンガリーの通貨はフォリント(HUF)なので、両替するか、為替レートのいいカードを使う必要があります。ここで2番目に多い詐欺が起きます。不当なレートの両替所です。
仕組みはこうです。観光客の多い場所(特にヴァーツィ通りやヴェレシュマルティ広場の周辺)の両替所は、一見よさそうなレートを掲げていますが、裏があります。はっきり表示されていない高額の手数料を取る店、「買い」と「売り」のレート差で実質10〜20%目減りさせる店、紛らわしい表示で悪いレートをよく見せる店があります。
いちばん悪質なのは、両替所の外に立って現金なら「もっといいレート」で替えると持ちかけてくる人たちです。偽札を渡すか、すり替えで約束より少ない額しか手元に残らないかのどちらかです。
為替レートの目安(2026年7月)
- 1ユーロ ≈ 364フォリント
- 1米ドル ≈ 317フォリント
- 1英ポンド ≈ 425フォリント
両替所の提示がこれより大きく悪ければ(2〜3%低い程度は普通です)、立ち去ってください。
安全に両替する方法
いちばんいいのはトラベルカード。 Wise(旧TransferWise)やRevolutなどのフィンテック系カードなら、実勢に近いレートで手数料もわずかです。出発前にチャージし、どこでもカードで払ってください。ブダペストでは市場の売り場や小さな店を含め、ほとんどの場所でカードが使えます。
現金が必要なら、大手銀行(OTP、K&H、Erste、Raiffeisen)のATMを使ってください。観光地のいたるところにあるEuronetのATMは避けてください。手数料が高く、「自国通貨での決済(DCC)」のレートがひどいからです。ATMに自国通貨で請求するかと聞かれたら、必ずノーを選び、フォリントで引き出してください。
どうしても両替所を使うなら、大通りから離れた評判のいい店を選んでください。地元ではNorthline、IBLA、Correct Changeが勧められています。お金を渡す前に受け取る総額を必ず確認し、店を出る前にきちんと数えてください。
ひとことアドバイス:ホテルと空港では両替しない
ホテルや空港の両替レートは、市場レートより一貫して15〜25%悪くなっています。着いてすぐフォリントが必要なら、ATMで少額だけ引き出し、残りはあとでまともな両替所で替えてください。
レストランの手口:メニューの小さな文字
ブダペストには伝統的なハンガリー料理からミシュランの星付きレストラン(英語)まで、素晴らしい食の選択肢があります。残念ながらごく一部の店は、違法ではないものの、どう見ても取りすぎと感じる方法で観光客から余分にお金を取っています。
気づきにくいサービス料
いちばん多い「詐欺」(合法ですが、詐欺のように感じるもの)がこれです。ブダペストの多くのレストランは、10〜15%のサービス料を自動で会計に加えています。たいていメニューの下のほうに小さなハンガリー語で書かれていて、観光客は読みません。
サービス料込みの請求書が来たところで、観光客がさらに10〜15%のチップを上乗せしてしまうのです。結果として25〜30%余分に払うことになります。
対策は簡単です。チップを払う前に、サービス料が含まれているか必ず確認してください。メニューか請求書で「szervízdíj」(サービス料)を探します。書いてあれば、追加のチップは不要です。なければ、通常どおり10〜15%のチップを払います。
「特別な」メニューの手口
店の外にスタッフが立って積極的に客引きをしている店のなかには、客によってメニューを使い分けるところがあります。観光客には値段を上乗せしたメニュー、地元の人には通常のメニューを渡すのです。値段の載っていないメニューを渡し、口頭で(必ず本来より高く)値段を告げることもあります。
注意したいサイン:
- 歩道から強引に客を呼び込んでいる人がいる
- メニューが英語だけ(またはハンガリー語より英語が目立つ)
- メニューに値段がはっきり書かれていない
- にぎやかな通りなのに店内が空いている
- 値段のないメニューを渡され、口頭で値段を言われる
「無料」の品の手口
席に着くと、頼んでいないパンやオリーブ、小さな前菜が運ばれてきます。多くの国のようにサービスだと思いがちですが、違います。会計のとき、その「おもてなし」が1品5〜10ユーロで請求書に並んでいます。
形式上は合法です(品物を受け取ったので)。それでも意図的に誤解させるやり方です。頼んでいないものには手をつけず、食べる前に無料かどうか確かめてください。
ひとことアドバイス:座る前に検索する
席に着く前に、30秒だけその店のGoogleの評価を確認してください。ぼったくりをする店には、たいてい最近の書き込みに過剰請求の話が出てきます。「rip off」「scam」「charged double」といった言葉が見えたら、別の店を選んでください。
地元の人が実際に食べている場所
観光客向けの店を避けるいちばんの方法は、観光客が行かない場所に行くことです。ヴァーツィ通りと主要な観光地のすぐ周辺は避けてください。ユダヤ人地区(英語)へ数ブロック入るか、フェレンツヴァーロシュ(Ferencváros)を歩くか、ブダ側へ渡ってください。たいてい料理の質は上がり、値段は下がります。
スリ:昔からある旅行者の悩み
ブダペストのスリは実在しますが、蔓延しているわけではありません。この点ではバルセロナ、ローマ、パリより安全です。それでも、特に混雑した観光地や公共交通機関では基本的な注意をしてください。
注意したい場所
スリが多いのは観光客が集まる場所です。
- 公共交通機関:地下鉄M1線(英雄広場へ向かう黄色の線)、ドナウ川沿いを走るトラム2番、空港発着のバス
- 市場:中央市場とクリスマスマーケット
- 観光地:ブダ城、漁夫の砦、聖イシュトヴァーン大聖堂
- 東駅(ケレティ駅):特に国際列車で到着したとき
基本の予防策
スマートフォンは前のポケットに入れます。バッグはリュックではなく、体の前に来る斜めがけを使います。高価なアクセサリーや電子機器は人目につくところに出さないでください。財布は後ろのポケットではなく、内ポケットの奥に入れます。どの大都市でも取るべき対策と同じです。
よくあるのは「気をそらす」手口です。ひとりがぶつかってくる、何かを指さす、質問してくる、そのすきに仲間が財布を抜き取ります。特に見知らぬ人に話しかけられたときは、周囲に気を配ってください。
偽の募金・署名詐欺
ヨーロッパの観光都市で何十年も続いている手口で、ブダペストも例外ではありません。いちばん出会いやすいのは、ヴァーツィ通り、ヴェレシュマルティ広場の周辺、主要な観光名所の近くです。
流れはこうです。クリップボードを持った人が近づいてきて、「耳の不自由な子どもたちのために」「環境を守ろう」「ホームレス支援」など、なんとなく立派に聞こえる署名を頼んできます。署名すると寄付を求められ、断ると強い態度に出る人もいます。クリップボードに気を取られているあいだに、仲間がスリを働くこともあります。
別のパターンでは、公式のベストのようなものを着たり、それらしい資料を持ったりして「募金」を集めています。本物であることはまずありません。
対処法
歩き続けながら、はっきり「ノー・サンキュー」と言えば十分です。立ち止まらず、相手にせず、何にも署名しないでください。ハンガリーのまっとうな慈善団体は、路上で観光客を呼び止めて寄付を集めたりしません。正式な募金活動、登録番号、公式の窓口を持っています。
相手が攻撃的になったら、人の多いほうへ歩くか、店に入ってください。詐欺師は人目を嫌います。
交通機関の検札をめぐるトラブル
厳密には「詐欺」ではないので、意見が分かれる話です。正当な取り締まりですが、仕組みを知らない旅行者には不公平に感じられることがあります。
ブダペストの公共交通機関では、乗車時に乗車券を刻印(有効化)する必要があります。刻印していなければ、ポケットに未使用の乗車券があっても、形式上は有効な乗車券なしで乗っていることになります。検札員(腕章とバッジを着けていますが、ひと目で公式とわかるとは限りません)は、2026年11月2日から、その場か2営業日以内の支払いで15,000フォリント(約7,300円)の追加料金を請求します(11月1日までは12,000フォリント)。支払いが遅れると、30日以内なら30,000フォリント(約14,600円、11月1日までは25,000フォリント)に上がり、BKKの追加料金のページによれば、それ以降は50,000フォリント(約24,300円)です。
出典:追加料金と車内での有効化はBKKの2026年10月29日の発表(ハンガリー語)、50,000フォリントの段階はBKKの追加料金のページで、いずれも2026年10月30日に確認しました。
「詐欺」と感じられるのは、検札員が本当にうっかりミスをした旅行者を狙う場面です。刻印が必要だと知らなかった、刻印のタイミングを間違えた、数分前に乗車券の有効時間が切れていた、といったケースです。それでも規則は同じように適用されるので、前もって知っておくことが対策になります。
罰金を避ける方法
いちばん簡単なのは、BudapestGOアプリで乗車券を買うことです。デジタルの1回券や時間制の乗車券も、アプリでQRコードを読み取って有効化する必要があります。地下鉄は駅の入口で、トラム、バス、トロリーバス、HÉVは原則として停留所で行います。2026年10月下旬からは、乗車直後、検札が始まる前に車内のQRステッカーを読み取る方法も使えます。24時間券や72時間券なら有効化は不要で、検札員に見せるだけです。
紙の乗車券を使うなら、乗ったらすぐに刻印してください。降りるまで刻印済みの乗車券を持っていてください。検札はいつでもあります。
検札員に止められたら、落ち着いて対応し、まず検札員の身分証を見せてもらってください。本当にミスをしたなら、丁寧に説明してください。明らかに旅行者で、ずるをするつもりがないとわかれば、注意だけで済むこともあります。それでも罰金を求められたら、正式な領収書と、あとで郵便局で支払える方法を求めてください(必要なら異議を申し立てる時間ができます)。
ひとことアドバイス:ブダペストカード
ブダペストカードには公共交通機関の乗り放題と博物館の割引が含まれています。見どころをいくつも回り、公共交通機関をよく使うなら、乗車券の手間がすべてなくなります。
宿泊予約の詐欺
ブダペストの人気が高まるにつれ、特に規制のゆるいサイトで偽の宿泊施設の掲載が問題になっています。
注意したいサイン
- 安すぎる料金:市中心部の「高級アパート」が1泊30ユーロなら、偽物か、深刻な問題を隠しています。
- サイト外での支払いを求められる:まっとうなホストは、手数料を避けるために銀行振込やPayPalでの支払いを求めたりしません。
- 写真がプロっぽすぎる:ストック写真や、画像検索すると別の物件が出てくる写真
- ホストの返事がない、はぐらかす:物件についての具体的な質問に答えない
- 直前のキャンセルと「代わり」の提案:ホストが予約を取り消し、別の物件の「もっといい条件」を持ちかけてくる
安全に予約する方法
Booking.com、Airbnb、VRBOなどの大手サイトを使い、支払いは必ず公式の仕組みで行ってください。最近の評価、特に低評価をよく読みます。住所が実在するかGoogleストリートビューで確認してください。やりとりはWhatsAppやメールではなく、サイト内のメッセージだけで行います。
長期滞在やホテルへの直接予約の場合は、そのホテルが公式の観光サイトに載っていて、つながる電話番号があるか確認してください。
2026年に訪れるなら、6区では2026年1月から民泊が禁止されている(英語)ことも覚えておいてください。「パーティー地区」にあるとうたう物件は、もう合法ではないかもしれません。
土産物店の割高価格
主要な観光地の近く(特にヴァーツィ通りやブダ城の周辺)の土産物店は、数ブロック離れた店よりかなり高い値段をつけていることがよくあります。15ユーロのウニクム(Unicum)が普通のスーパーでは8ユーロ、10ユーロのマグネットがほかの店では3ユーロということもあります。
厳密には「詐欺」ではありません。世界中どこにでもある観光地価格です。それでも家族や友人へのお土産をまとめて買うと、差額はばかになりません。
対策は、普通の店やスーパーで買うことです。中央市場の地下階は値段が手ごろです(観光客向けの上の階は高めです)。パプリカ、ウニクム、ピックのサラミなどのハンガリー産品は、普通のスーパー(Spar、Aldi、Lidl)のほうが必ず土産物店より安くなります。
大道芸人と「無料」の写真
歴史上の人物やマスコット、「伝統的な」ハンガリーの衣装を着た人たちが、観光地で写真撮影を持ちかけてきます。無料ではありません。写真を撮ったあとで、1枚5〜10ユーロほどを要求され、断ると強い態度に出ることもあります。
同じように、似顔絵を描こうと近づいてくる「画家」や、「無料」のブレスレットを渡してくる人も、あとで必ず支払いを求めます。
自分からはっきり頼んでいないものは受け取らない、と決めておいてください。路上で「無料」と言って差し出されるものは、無料ではありません。
詐欺に遭ってしまったら
どれだけ気をつけていても、詐欺は誰にでも起こりえます。被害に遭ったときの対処法は次のとおりです。
すぐにすること
- クレジットカードの不正利用:すぐにカード会社に電話して、請求に異議を申し立て、カードを止めてください
- 盗難:最寄りの警察署で被害届を出してください(保険の請求に必要です)
- 身の危険を感じたら:人の多い場所に移動し、112(EU共通の緊急番号)に電話してください
通報
ブダペストのツーリストポリスの番号は +36 1 438 8080 です。英語が通じ、旅行者が巻き込まれた犯罪を専門に扱っています。急ぎでなければ、どの警察署にも行けます(大きな署には英語を話す警察官がいます)。
特定の店で詐欺に遭ったなら、レシートと写真を残して、ツーリストポリスに届け出てください。脱税が疑われる場合は、国税関税庁(NAV)に通報することもできます。
カードの請求への異議申し立てについては、海外で詐欺に遭った旅行者に対応してくれるカード会社が多く、特にメニューの写真、領収書、被害届などの記録があれば有利です。ストリップクラブ詐欺はよく知られているため、カード会社が請求を取り消すことも少なくありません。
緊急連絡先
- 緊急(警察・消防・救急):112
- ブダペスト・ツーリストポリス:+36 1 438 8080(英語可)
- アメリカ大使館:+36 1 475 4400
- イギリス大使館:+36 1 266 2888
- 24時間営業の薬局(中心部):Teréz körút 41(オクトゴン(Oktogon)近く)
保存しておくと安心です:夜に出かける前に、この一覧のスクリーンショットを撮るか、ツーリストポリスの番号を書き留めておいてください。
それでもブダペストは素晴らしい街です
ここまで読んで、ブダペストが泥棒だらけの街のように思えたなら、それは誤解です。旅行者の大多数は何のトラブルもなく過ごしています。ここで紹介した詐欺に遭うのはごく一部の旅行者で、危険信号を知っていればたいてい避けられます。
ブダペストはいまもヨーロッパでいちばんコストパフォーマンスのいい旅行先のひとつです。温泉は世界有数で、廃墟バーはほかにない場所です。建築は見事で、食の選択肢も豊富です。そして(まっとうな店での)物価は、いまも西ヨーロッパの首都より安くなっています。
ブダペストの街歩きを存分に楽しんでください。移動と店探しにはアプリを使い、「うますぎる話にはたいてい裏がある」ということだけは忘れないでください。
料金と情報は2026年7月に確認しました。
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よくある質問
2026年のブダペストは旅行者にとって安全ですか?
安全です。ブダペストはヨーロッパの首都のなかでも安全な部類で、暴力犯罪は少なめです。注意が必要なのはスリなどの軽い盗難と、この記事で紹介する旅行者向けの詐欺で、どちらも基本的な注意で十分に避けられます。
ブダペストでいちばん多い詐欺は何ですか?
件数でいえば、両替所の不利なレートとレストランのサービス料の二重払いがいちばん多い手口です。被害額でいえば、タクシーとストリップクラブの詐欺がもっとも大きな損失につながります。
ブダペストでタクシーに乗っても大丈夫ですか?
Boltのアプリを使うか、信頼できるタクシー会社を呼べば大丈夫です。流しのタクシーは、特に夜や観光地の近くでは拾わないでください。空港の公式タクシー(到着ロビーのFőtaxiカウンター)も安全です。
ブダペストでは現金とカード、どちらを使うべきですか?
カードは広く使えて、スリの被害に遭いにくく、不正な請求にも異議を申し立てやすいので、基本はカードがおすすめです。市場や小さな店、チップ用に少額のフォリントを持ち、支払いの中心はレートのいいWiseやRevolutなどのトラベルカードにしてください。
路上で声をかけられたらどうすればいいですか?
歩みを止めずに丁寧に「ノー・サンキュー」と言えば、ほぼどんな場面でも通じます。募金や署名の勧誘、バーに誘ってくる「親しげな」女性、似顔絵描きなど、路上で旅行者に近づいてくる人すべてに使えます。時間を割く義務はありません。
ブダペストの廃墟バーは安全ですか?
有名な廃墟バー(シンプラ・ケルト、インスタント・フォガシュなど)は安全で、まっとうな店です。大事なのは、本物の廃墟バーに自分で行くことです。見知らぬ人に知らない「バー」へ連れて行かれないようにし、入る前にGoogleマップで店名と場所を確認してください。
ブダペストは詐欺が多いという評判は本当ですか?
評判は実態より悪いと言えます。ストリップクラブ詐欺の話が強烈で、SNSで拡散されやすいことが一因です。実際の被害の割合はほかの大きな観光都市と同程度で、プラハ、バルセロナ、ローマにも同じか、それ以上の問題があります。
事前予約で窓口の列を避ける


料金確認日 2026-11-02. これらのリンクから予約すると、追加料金なしで当サイトの運営を支えることができます。 しくみについて.