ダガーイ温泉の料金・営業時間・楽しみ方|ブダペスト2026年版

最終更新: 2026-11-01·2 分で読めます
この記事の目次
  1. プールの種類
  2. 通年:温泉と競泳
  3. 夏のシーズン:屋外プール
  4. ウェルネスエリア(追加料金)
  5. 泉質とベーケ源泉
  6. 料金
  7. 快適に過ごすコツ
  8. 温泉のあとはマルギット島へ

ダガーイ温泉(Dagály Gyógy- és Strandfürdő)は、絵はがきに出てくる有名温泉の混雑を避けて、ブダペストの人たちが泳ぎと湯治に通う場所です。ドナウ川沿いの明るく広い施設で、屋外の温泉プールは1年中営業し、大人の入場料は平日4,500フォリント(約2,200円)です。宮殿のような建物はありませんが、ゆとりのある空間と温かいお湯、そしてとても割安なサウナがあります。

日本の温泉とは違う点を、先に確認しておきます。ここはプール型の温泉で、水着が必要です。プールは男女一緒で、タオルはレンタルがなく販売のみなので持参してください。

所在地は1138 Budapest, Népfürdő utca 28-30で、13区のアールパード橋(Árpád híd)ペスト側のたもとにあります。1948年に開業し、お湯は1944年に掘られたベーケ源泉(Béke-kút)から引いています。2017〜2018年に改修され、現在は国のスポーツ機関NSÜが運営する国立水泳・水球センターの一部です。

※円換算は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で計算した目安です。レートは変動します。

行き方は、ブダペスト交通局の公式経路検索アプリBudapestGOで調べるのが確実です。

出典:NSÜのダガーイ温泉施設ページ、2026年10月6日に確認。

白いガラスの風よけの奥にあるダガーイ温泉の屋外プール。2人が湯につかり、木々の向こうにストライプ模様のスポーツホールの外壁が見える 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

プールの種類

通年:温泉と競泳

  • 屋外温泉プール(36℃) 523平方メートルの、この温泉の中心になるプールです。
  • 屋外薬湯プール(34℃) ゆっくり長くつかるのに向いています。
  • 屋外50m競泳プール(27℃) 競技用につくられたプールで、水深は220cmです。
  • 屋外25m競泳プール(27℃)

2つの温泉プールには、本館からも屋外からも行けます。2つの競泳プールでは水泳帽が必須です。14歳未満が温泉プールと薬湯プールに入るには医師の処方箋が必要です。

上から見たダガーイ温泉の50m屋外競泳プール。コースロープが張られ、奥に電光掲示板、手前の芝生にはタオルとデッキチェアが並ぶ 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

泳ぎたい人へのアドバイス: NSÜは50mプールの週ごとのコース割りを公開しています。ほとんどのコースは終日一般開放ですが、早朝には一部が貸し切りになる日があります。朝早く泳ぐなら、施設ページでその週のコース割りを確認してから出かけてください。

プールサイドから見たダガーイ温泉の屋外競泳プール。タイル張りの底に赤と青のコースラインが走り、数人が泳ぎ、奥に灰色のモダンな本館が建つ 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

温泉エリアは冬も屋外で営業していて、寒い季節こそおすすめです。葉を落とした木々の下で、36℃のお湯から湯気が立ちのぼります。下の2枚の写真では、同じガラス屋根の秋と冬の姿を見比べられます。

夕暮れのダガーイ温泉の屋外温泉プールを覆うキノコ形のガラス屋根。低い秋の日差しがオレンジ色の木々を照らし、奥に丘の稜線が見える 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

冬の同じキノコ形の屋根。灰色の空の下で温泉から湯気が立ち、ガラスの風よけの向こうに葉のない木々が並ぶ、ほとんど人のいないプール 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

夏のシーズン:屋外プール

夏にはさらに4つのプールが開きます。チョウの形に配置され、水温は30〜34℃で、アドベンチャープール、ビーチプール、練習用プール、子ども用プールがあります。まわりには芝生、水遊び場、遊具、ストリートバスケット、ビーチサッカーとビーチバレーのコート、テックボール台、屋外フィットネス器具がそろっています。

真夏のダガーイ温泉の空撮。クローバー形のアドベンチャープール、円形のプール、競泳プールが日光浴の人でいっぱいの芝生に囲まれ、手前に青い水遊び場とカラフルな日よけ、奥にドナウ川が流れる 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

出典:NSÜのダガーイ温泉施設ページ、2026年10月6日に確認。50mプールの2026年11月2日〜8日のコース割り、2026年11月1日に確認。

ウェルネスエリア(追加料金)

入場券に1,250フォリント(約610円)を足すと、B棟1階のウェルネスエリアが使えます。フィンランド式サウナ、赤外線サウナ、スチームルーム、ソルトルーム、テピダリウム、36℃のジャクジー、14〜18℃の水風呂、製氷機、冷たい(14〜16℃)槽と温かい(40℃)槽のあるクナイプ歩行浴がそろっています。利用は14歳以上です。アウフグース(サウナの熱波セッション)は700フォリント(約340円)です。

サウナを付けるのがおすすめな理由: 1,250フォリントでサウナを一通り楽しめるのは、市内でも指折りの安さです。唯一の条件は年齢で、小さな子ども連れの場合、子どもはその間プールで過ごすことになります。

マッサージは館内で予約でき、20分のアロママッサージやリフレッシュマッサージの4,800フォリント(約2,400円)から、60分のホットストーンマッサージの11,900フォリント(約5,800円)まであります。45分のカップルマッサージは17,950フォリント(約8,800円)です。マッサージも14歳以上が対象です。

出典:NSÜのダガーイ温泉施設ページと2026年9月16日からのダガーイ温泉料金表、2026年10月6日に確認。

泉質とベーケ源泉

ベーケ源泉(B-14)は深さ125.9mで、フッ素を含むカルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩泉の硬水です。硫化物とメタケイ酸も多く含みます。NSÜによると、温かい薬湯は筋肉や結合組織をほぐし、痛みをやわらげる効果があり、一部の胃腸の不調には飲泉療法としても提供されています。ハンガリーの公的医療保険(NEAK)が適用される治療は月〜金曜の7:00〜16:30に受けられます。水中ジェットマッサージは現在休止中です。

ベーケ源泉を利用できるのは温泉の営業時間内(6:00〜20:00)だけで、祝日の営業時間も同じように適用されます。

出典:NSÜのダガーイ温泉施設ページと2026年9月16日からのダガーイ温泉料金表、2026年10月6日に確認。

料金

チケット 平日 週末
大人 4,500フォリント(約2,200円) 4,900フォリント(約2,400円)
子ども(3〜14歳)、学生、シニア、障がいのある人 2,950フォリント(約1,400円) 3,800フォリント(約1,900円)
ウェルネスエリア追加料金(14歳以上) 1,250フォリント(約610円) 1,250フォリント(約610円)
家族券I(大人1人、子ども2人) 5,700フォリント 6,550フォリント
家族券II(大人2人、子ども2人) 9,600フォリント(約4,700円) 11,050フォリント(約5,400円)
家族券III(大人1人、子ども3人) 7,550フォリント 8,750フォリント
家族券IV(大人2人、子ども3人) 11,600フォリント 13,300フォリント
家族券V(大人2人、子ども1人) 7,650フォリント 8,850フォリント
スイミングチケット2時間(月〜金曜6:00〜8:00と17:30〜19:30) 2,900フォリント(約1,400円) 販売なし

3歳未満は無料です。スイミングチケットには2,000フォリントの現金デポジットがかかり、2時間以内に出れば返金されます。貴重品ロッカーは1,200フォリントとデポジット500フォリント、水泳帽は2,600フォリント、デッキチェアは1日1,550フォリントです。

営業時間: 月〜日曜6:00〜20:00。プールからは19:30までに上がってください。

出典:NSÜの2026年9月16日からのダガーイ温泉料金表、2026年10月6日に確認。支払いは受付でフォリントです。円は1フォリント=約0.49円(2026年11月6日のECB参考レート)で換算して丸めた目安です。

快適に過ごすコツ

  • 持ち物: 水着、ビーチサンダル、タオル(館内では販売のみでレンタルなし)、往復で泳ぐなら水泳帽。
  • 家族連れ: 1人ずつ買うより家族券がお得です。夏は屋外プールが子どもの遊び場になります。それ以外の季節は、14歳未満が温泉プールに入るには処方箋が必要な点を覚えておいてください。
  • デポジット用の現金: スイミングチケットなどのデポジットは現金のみなので、少額の現金を用意しておくと安心です。
  • 時間に余裕を: ウェルネスエリアも使うなら、3時間以上みておくのがおすすめです。

温泉のあとはマルギット島へ

ダガーイ温泉はマルギット島のアールパード橋側の端のすぐそばにあるので、湯上がりに島を散歩するのがおすすめです。ほかの温泉との比較はブダペストの温泉ガイドにまとめています。日本語ならセーチェニ温泉・ゲッレールト温泉・ルダシュ温泉の比較ガイドもどうぞ。

白い手すりの向こうに広がるダガーイ温泉の曲線を描く屋外温泉プール。すぐ後ろをドナウ川が流れ、稜線に森に覆われたブダの丘とテレビ塔が見える 写真:Dagály Gyógy- és Strandfürdő(許可を得て掲載)

問い合わせ: 電話+36 30 160 0150、メールdagaly.furdo@nsu.hu。最新の営業時間、料金、コース割りはNSÜの施設ページで確認できます。

よくある質問

ダガーイ温泉の入場料はいくらですか?

2026年9月16日からの料金表では、大人は平日4,500フォリント(約2,200円)、週末4,900フォリント(約2,400円)です。3〜14歳の子ども、学生、シニア、障がいのある人は平日2,950フォリント、週末3,800フォリントで、3歳未満は無料です。ウェルネスエリアの追加料金は1,250フォリントです。

営業時間は?

毎日6:00〜20:00です。プールからは19:30までに上がるよう求められています。

子どもは温泉プールに入れますか?

子ども連れは歓迎で、子ども料金と家族券もあります。ただし14歳未満が温泉プールと薬湯プールに入るには医師の処方箋が必要で、ウェルネスエリアは14歳以上のみです。14歳未満は大人の同伴が必要です。

水泳帽は必要ですか?

50mと25mの競泳プールでは必要です。忘れたら館内で2,600フォリント(約1,300円)で買えます。

冬も屋外プールは開いていますか?

50mと25mの競泳プール、36℃の温泉プール、34℃の薬湯プールは屋外にあり、1年中営業しています。アドベンチャープール、ビーチプール、練習用プール、子ども用プールは夏のシーズンのみです。

タオルは館内で手に入りますか?

レンタルではなく販売で、ハンドタオルが4,650フォリント、バスタオルが7,850フォリントするので、持参したほうが得です。デッキチェアは1日1,550フォリントで借りられます。

どんなカードが使えますか?

料金表には、使えるカードやバウチャーとしてSZÉPカード、AYCM 3XL、MVMが挙げられています。スイミングチケットなどのデポジットは現金のみです。

料金が変わった、閉店していたなど、お気づきの点はありますか?編集部に知らせる

あわせて読みたい